本記事ではUQモバイルで発売されたAQUOS sense3 basicの実機レビューに加え、スペックや中古の使い方も解説します。
AQUOS sense3 basicはUQモバイル公式ストアでの販売が終了しました。
発売から時期が経過し他機種に比べて性能はかなり低いので、今は他機種を買うのがおすすめです。
AQUOS sense3 basicの最新情報
UQモバイルで販売終了
AQUOS sense3 basicはUQモバイル公式ストアで販売終了になりました。
もしかしたら店舗には在庫が残っているかも知れませんが、おそらくもうほとんど無いでしょう。
AQUOS sense3 basicは性能も低いのでこれから買う方は別の機種を買いましょう。
現在販売中のおすすめスマホはこちらにまとめています。
中古のAQUOS sense3 basic
AQUOS sense3 basicはUQモバイルでの販売が終了になりましたが、中古スマホ店などではまだ購入できます。
性能は低いのでわざわざこの機種を選ぶ必要はないと思いますが、どうしてもほしい方は楽天市場・Amaoznやイオシスなどの中古スマホ店で端末のみが安く購入できます。
AQUOS sense3 basicはau版・UQモバイル版とソフトバンク版が販売されています。
UQモバイルで使いたい方はau版かUQモバイル版を選びましょう。(ソフトバンク版も使えると思いますが)
他キャリアでも使える?
UQモバイルは端末のバンドを公表していないため詳細は不明ですが、間違いなくau版のAQUOS sense3 basic SHV48と同じです。
UQモバイル版のAQUOS sense3 basicの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:非対応
- 4G/LTE:B1/3/8/18/19/28
- WCDMA:B1/8
au・UQモバイルで使う4Gバンドの1/18/26だけでなく、B3/8/19にも対応しています。
よってau・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMはもちろん、ドコモ・ソフトバンク回線でも使えるでしょう。
バンド・周波数については次章で詳しく解説します。
AQUOS sense3 basicの対応バンド
周波数・対応バンド一覧
UQモバイルで発売されたAQUOS sense3 basicの対応バンドは公表されていません。
ですが、おそらくau版のAQUOS sense3 basicと同じでしょう。
もし同じであれば、対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:非対応
- 4G/LTE:B1/3/8/18/19/28
- 3G:B1/8
他社SIMで使用する際の注意点
AQUOS sense3 basicはSIMフリー版ですが、他社SIMで使用する際には事前にSIMカードステータスの更新が必要です。
SIMカードステータスを更新しないとSIMフリーにはなりません。
おそらくSIMロックされたau端末にSIMロック解除コードを入力した状態で販売されているのでしょう。
Wi-Fiに接続した状態で、設定 → システム → 端末情報 → SIMロックの状態 → 更新をタップし、再起動するとSIMフリーの状態になります。
1. 設定→端末情報→SIMロックの状態
2. 更新をタップすると、自動的に再起動しSIMフリーに
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドは1・3・19ですが、AQUOS sense3 basicはフル対応しています。
SNSの口コミなどを見るとVoLTEにも対応しているようなので、通話も問題ないでしょう。
よってSIMを差し替えてAPN設定すればドコモ・ahamoやドコモ回線を使った格安SIMでも使えます。
ただし、使いたいキャリアの動作確認端末一覧に従ってください。
ソフトバンク/ワイモバイルは?
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、AQUOS sense3 basicはすべて対応しています。
よって、SIMを差し替えてAPN設定すればソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線を使った格安SIMでも使えます。
ただし、使いたいキャリアの動作確認端末一覧に従ってください。
au回線・povoも対応
AQUOS sense3 basicはもちろんau回線に対応しています。
auの対応バンドは4G/LTEの1・18・26(18・26はどちら対応していれば可)ですが、AQUOS sense3 basicは全て対応しています。
また、au VoLTEにも対応していますので、au・povoや他のau回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
楽天モバイルで使える?
UQモバイル版のAQUOS sense3 basicは楽天モバイルでは動作確認されていません。
ただし、au版のAQUOS sense3 basic SHV48は「ご利用製品の対応状況確認」に記載されており、データ通信・通話・SMSの基本機能は問題なく使えます。
UQモバイル版も同仕様のため、間違いなく使えるでしょう。
ただし、APN自動設定やETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応です。
- APN自動設定
- ETWS(緊急地震速報など)
- 110/119等での高精度な位置測位
個人的にはあまり気にしませんが、気になる方は素直に楽天モバイルで端末を買いましょう。
AQUOS sense3 basicは販売していませんが、同じSHARP製のスマホがも格安で販売中です。
AQUOS sense3 basicのレビュー
発売日
UQモバイルにおけるAQUOS sense3 basicの発売日は2020年6月19日です。
auでも同じ6月19日に発売されました。
型番
UQモバイルのAQUOS sense4 basicの型番はSHV48です。
auの型番と同じですね。
UQモバイルにアップされているPDFの取扱説明書の名称がSHV48でした。
詳細:取扱説明書 | UQmobile(PDF)
スペック一覧表
AQUOS sense3 basicのスペック詳細は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
サイズ (mm) |
H147× W70× D8.9 |
重さ | 約167g |
画面サイズ | 約5.5インチ |
解像度 | 2,160 x1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
4,000mAh |
搭載OS | Android 9 |
CPU | Snapdragon630 (オクタコア) 2.2+1.8GHz |
メモリー (ROM) |
32GB |
メモリー (RAM) |
3GB |
対応外部メモリ | microSDXC (最大512GB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
1,200万画素 |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
USB端子 | USB Type-C |
本体カラー・色
AQUOS sense3 basicの本体カラーは「ライトカッパー」「シルバー」「ブラック」の3色です。
AQUOS sense3は2色のみでしたが、basicはブラックが追加されました。
私が借りた端末はブラックでしたが、マットな感じで指紋がつきにくく気にいりました。
(最近のスマホは背面に指紋がつきやすくて個人的には嫌いなんですよね…)
5.5インチのIGZO画面
AQUOS sense3 basicの画面サイズは5.5インチです。
SHARPのIGZOディスプレイを使用しており、高精細で明るい画面なのに加え省エネにも優れています。
解像度も2,160×1,080のフルHD+となかなかです。
SIMフリー? SIMロック?
UQモバイルで発売されるAQUOS sense3 basicはSIMフリーです。
SIMロックはかかっていません。
ただし、AQUOS sense3 basicに他社SIMを入れて使う場合は、事前にSIMカードステータスの更新が必要です。
SIMカードステータスを更新しないとSIMフリーにはなりません。
(おそらくSIMロックされたau端末にSIMロック解除コードを入力した状態で販売されているのでしょう)
Wi-Fiに接続した状態で、設定 → システム → 端末情報 → SIMロックの状態 → 更新をタップし、再起動するとSIMフリーの状態になります。
シングルSIM・DSDS非対応
AQUOS sense3 basicはSIMスロットが1つのシングルSIMです。
DSDS・DSDVには対応していません。
SIM+micro SDスロット
なお、AQUOSのSIMトレーはSIMピン無しで手で開けられるタイプです。
これ、地味に便利なので他でも採用してほしいですね。
CPUはSnapdragon630
AQUOS sense3 basicに搭載されているチップセットはSnapdragon630です。
ハイスペックとまでは言えませんが、普段使いには十分です。
高負荷のゲームをしなければ問題ない性能でしょう。
RAMは3GB/ストレージ32GB
AQUOS sense3 basicのメモリー(RAM)は3GB、ストレージは32GBです。
最近のスマホの中ではどちらも容量は少ないですね。
ストレージ容量はSDカードで増設可能ですが、メモリーRAMが3GBなのは最低限のレベルです。
性能にこだわる方は、メモリーRAMが4GBあるAQUOS sense5Gの方がおすすめです。
microSDカード挿入可
AQUOS sense3 basicは最大512GBのマイクロSDカードを挿入することでストレージ容量を増やせます。
本体のストレージ容量は32GBと少ないので、足りない方はマイクロSDカードを使用しましょう。
カメラはシングルレンズ
AQUOS sense3 basicのアウトカメラは1,200万画素のシングルレンズです。
AQUOS sense3は1,200万+1,200万のデュアルレンズカメラだったので、この点はスペックダウンですね。
ただしカメラはAI搭載で被写体を判別して自動で最適な撮影モードに切り替えてくれるので、誰でも簡単にそこそこの写真が撮影できるのがメリットです。
実際に撮った写真
実際にAQUOS sense3 basicで撮影した写真をシムラボのTwitterに記載しています。
(風景・食べ物・ポートレート・夜景)
夜景はかなり弱いですが、その他はそれほど問題ないように思いました。
こだわる方でなければ十分です。
写真にこだわる方は上位機種のAQUOS sense5GかOPPO A54 5Gがおすすめです。
イヤホンジャック搭載
AQUOS sense3 basicには本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でイヤホン・ヘッドフォンを接続できるのはメリットです。
USB端子はUSB Type-C
AQUOS sense3 basicのUSB端子はUSB Type-Cです。
なお、充電器は付属されていませんので、お持ちでない方は自身で購入が必要です。
5GhzのWiFiに対応
AQUOS sense3 basicが対応するWi-Fi規格は以下のとおりです。
5GhzのWi-Fiにも対応しています。
4,000mAh長持ちバッテリー
AQUOS sense3 basicには4,000mAhの大容量バッテリーが搭載されています。
特にIGZOディスプレイの省エネ性能が高く、消費電力を低減してくれます。
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搭載された便利機能
搭載便利機能一覧
AQUOS sense3 basicに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
機能 | 有無 |
---|---|
おサイフケータイ | × |
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
ワンセグ | × |
ワイヤレス充電 | × |
指紋認証 | × |
顔認証 | ○ |
AQUOS sense3 basicには、AQUOS sense3にあったおサイフケータイがありません。
また、認証は顔認証のみで、指紋認証ができなくなっています。
顔認証のみ・指紋認証不可
AQUOS sense3は指紋認証・顔認証に対応していましたが、AQUOS sense3 basicは顔認証のみです。
個人的には顔認証よりも指紋認証を使うのでやや残念なのですが…。
防水・防塵対応
AQUOS sense3 basicは防水・防塵に対応しています。
特に防水はIPX5/IPX8というレベルなので、雨や水濡れによる故障の可能性は低いでしょう。
おサイフケータイなし
AQUOS sense3 basicはおサイフケータイを搭載していません。
ここもAQUOS sense3との大きな違いですね。
最近はキャッシュレスが推進されていますので、おサイフケータイが必要な方はAQUOS sense3を選びましょう。
ワンセグ・フルセグ非対応
AQUOS sense3 basicはワンセグ・フルセグには対応していません。
かんたんホームに切り替え可
AQUOS sense3 basicは初めてスマホを使う方や操作になれない方にもおすすめです。
ホーム画面をAQUOSかんたんホームに切り替えられます。
AQUOSかんたんホームにするとよく使う機能をホーム画面に設置し、文字も読みやすい大きな文字になります。
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AQUOS sense3 basicの付属品
フィルムは出荷時に貼付
AQUOS sense3 basicには出荷時からフィルムが貼ってありました。
フィルムの貼り付けは意外と難しいので(私は超苦手…)、最初から貼り付けてあるのは嬉しいです。
ただし、フィルムは本体のフチから2mmくらいは隙間があいており、保護できない範囲がありました。
ケースによっては2mmの隙間に傷が入る可能性があるので注意してください。
充電器・ケーブルなし
AQUOS sense3 basicにはその他の付属品はありません。
充電器(ACアダプタ・USBケーブル)やケースやイヤホンもありません。
必要な方はUSB Type-Cに対応した充電器を購入しましょう。
AQUOS sense3との比較・違い
2機種の比較表
AQUOS sense3とAQUOS sense3 basicのスペック・機能の違いは以下のとおりです。
AQUOS sense3 |
AQUOS sense3 basic |
|
---|---|---|
搭載 CPU |
Snapdragon 630 |
|
メモリー RAM |
4GB | 3GB |
ストレージ 容量 |
64GB | 32GB |
バッテリー 容量 |
4,000 mAh |
|
画面 サイズ |
5.5インチ | |
画面 解像度 |
2,160×1,080 (フルHD+) |
|
アウト カメラ |
1,200万 +1,200万画素 |
1,200万画素 |
イン カメラ |
800万画素 | |
おサイフ ケータイ |
◯ | × |
認証 | 指紋 顔 |
顔 |
色 | ライトカッパー シルバーホワイト |
ライトカッパー シルバー ブラック |
違いは大きく6つ
AQUOS sense3とAQUOS sense3 basicの違いは大きく以下の6つです。
- 本体の色が2色から3色に増加
- ストレージが32GBにダウン
- メモリーRAMが3GBにダウン
- アウトカメラはシングルレンズ
- 指紋認証なし、顔認証のみ
- おサイフケータイなし
特におサイフケータイ・指紋認証が無い点には注意が必要です。
顔認証だけでも慣れれば問題ないかもしれませんが、指紋によるロック解除に慣れている方はAQUOS sense3を選びましょう。
ストレージ容量はSDカードにより増設できますのであまり影響はありません。
メモリーRAMとカメラのスペックダウンは、使っていてそれほど差は感じないと思います。
価格の比較
UQモバイル公式サイトで購入した場合の端末価格は以下のとおりです。
AQUOS sense3 basic |
AQUOS sense3 |
|
---|---|---|
新規契約/ 機種変更 |
¥11,880 | ¥23,760 |
MNP 乗り換え |
¥550 | ¥23,760 |
※店舗価格は異なる
上記の通り、スペックが全体的に低いAQUOS sense3 basicの方がかなり安いです。
特にMNPの一括550円はかなりお得ですね。
おサイフケータイ不要で、そこまでスペックにこだわらない方はAQUOS sense3 basicで良いでしょう。
電話・メール・LINEや簡単なアプリならAQUOS sense3 basicでも全く問題ありません。
一方、おサイフケータイを使う方やきれいな写真を取りたい方はAQUOS sense3を選んだほうが良いです。
AQUOS sense3は顔認証・指紋認証が使えますが、AQUOS sense3 basicは顔認証のみの点にも注意が必要です。
AQUOS sense3 basicの購入はこちら
以上、UQモバイルで発売されたAQUOS sense3 basicの詳細でした。
AQUOS sense3 basicはUQモバイル公式ストアでの販売が終了しました。
発売から時期が経過し他機種に比べて性能はかなり低いので、今は他機種を買うのがおすすめです。
もしこれから買いたい方は楽天市場・Amazonやイオシスなどで端末のみを安く購入できます。
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