本記事ではソフトバンクで発売のXperia 10 VII A502SOの価格とスペックを解説します。
人気のエクスペリアのミドルレンジ機種で、安心して長く使えるのがメリットです。
今回は最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、OSのバージョンアップ回数やセキュリティアップデートの保証期間も伸びました。
シムラボでも購入後にレビュー予定です。
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Xperia 10 VII A502SOの価格
Xperia 10 VIIの価格・値段
ソフトバンクにおけるXperia 10 VII A502SOの本体価格は税込88,560円です。
さらにオンラインショップ割と新トクするサポート+の利用でお得に購入できます。
MNPならオンラインショップ割
ソフトバンクには「オンラインショップ割」という割引があります。
MNP/番号移行の人がソフトバンク公式サイトで端末を購入すると、「オンラインショップ割」により高額の割引が適用されます。
Xperia 10 VIIも対象ですが、割引額は5,040円とそれほど高額ではありません。
ただ、店舗ではこの割引は実施していないので、MNPなら必ずオンラインショップで買いましょう。
できるだけ安く買いたい人は新トクするサポート+を利用しましょう。
新トクするサポート+も対象
ソフトバンクには新トクするサポート+という割引施策があります。
新トクするサポート+(特典B)を利用すると、48回払いで購入して25ヶ月目に端末本体を回収してもらうことで、残りの24回分の支払いが免除されます。
新トクするサポート+は1年で返す特典Aも選べるうえ、2年以上使うこともできますが、ざっくり「2年後に端末を返却すれば安く買える仕組み」と覚えておきましょう。
Xperia 10 VIIも新トクするサポート+の対象で、特典Bを選び25か月目に端末を返却すると43,440円の支払いが免除されます。
特典利用料込みで2年実質67,120円で使えるのでお得です。
<Xperia 10 VIIの実質価格>
新規 | MNP | 機種変更 | |
---|---|---|---|
端末価格 | ¥88,560 | ¥88,560 | ¥88,560 |
新トクする サポート+ |
-¥43,440 | -¥43,440 | -¥43,440 |
トクサポ 特典利用料 |
¥22,000 | ¥22,000 | ¥22,000 |
割引後 実質価格 |
¥67,120 | ¥67,120 | ¥67,120 |
ただし、Xperia 10 VIIはバッテリーの劣化も少なく、セキュリティアップデートの保証期間も長いので、2年以上使えるのが魅力です。
個人的には、2年で返すのはもったいないかなという気もします。
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お得に機種変更する方法
Xperia 10 VIIは機種変更もオンラインならお得です。
端末価格の割引はありませんが、店舗では通常4,950円かかる機種変更手数料がオンラインなら3,850円と安いです。
店舗で機種変更すると事務手数料が高いので、必ずソフトバンク公式サイトで機種変更しましょう。
また、前章で解説した通り、Xperia 10 VIは新トクするサポート+(特典B)を利用すれば月々1,880円で2年間使えます。
そのまま買って2年以上使ってもよいですし、新トクするサポート+を利用してもよいでしょう。
Xperia 10 VIIを端末のみ購入
Xperia 10 VIIはソフトバンク以外で購入した方が安く購入できる場合もあります。
Xperia 10 VIIはソフトバンク以外にドコモ、auとSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
これらの機種を楽天市場、Amazonや中古スマホ店(イオシスやじゃんぱら)で購入するのがおすすめです。
ただし、ソフトバンク版とau版はドコモ5Gのn79に非対応です。
ドコモ回線でも使う人は、n79にも対応したドコモ版かSONYストア版を選びましょう。
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Xperia 10 VII A502SOのスペック
A502SOのスペック一覧表
Xperia 10 VII A502SOのスペックは以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ | 高さ153mm 幅72mm 厚さ8.3mm |
本体の重さ | 約168g |
画面サイズ | 約6.1インチ 有機EL |
解像度 | フルHD+ |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
連続待受時間 (4G-LTE) |
約730時間 |
連続 通話時間 |
約2,770分 |
搭載OS | Android 15 |
CPU | Snapdragon 6 Gen 3 2.4GHz+1.8GHz |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
8GB |
SDカード | 最大2TB |
有効画素数 (メインカメラ) |
5,000万画素 (広角) 1,300万画素 (超広角) |
有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
SIM | nanoSIM eSIM |
USB端子 | USB Type-C |
詳細:Xperia 10 VII A502SO | ソフトバンク公式
ソフトバンク版とSIMフリー版の違い
Xperia 10 VIIはソフトバンク以外にドコモ、auとSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
基本的な仕様は同じですが、5Gの対応バンド(周波数)は異なります。
5Gバンド | |
---|---|
SIMフリー版 ドコモ版 |
n77:〇 n78:〇 n79:〇 |
ソフトバンク版 au版 |
n77:〇 n78:〇 n79:× |
SIMフリー版とドコモ版は5Gのn77/n78/n79に対応していますが、ソフトバンク版とau版はn79に非対応です。
そのため、ソフトバンク版とau版にドコモ回線のSIMを入れて使う場合、5Gにはあまり期待できません。
4Gバンドはどれを買っても大手4社の主要なバンドを網羅しているので4G通信はできますが、ドコモ回線でも使いたい人はドコモ版(SO-52F)かSIMフリー版(XQ-FE44)を買いましょう。
ソフトバンク回線のみで使う場合は、ドコモ版やau版を含め、どれを買っても構いません。
また、本体カラーはソフトバンク版はホワイト、チャコールブラックの2色のみですが、ドコモ版、au版、SONYストア版はホワイト、チャコールブラック、ターコイズの3色です。
それ以外に違いはありません。
SIMスロットも全てnanoSIMとeSIMのデュアルSIMです。
Xperia 10 VIIの発売日
ソフトバンクにおけるXperia 10 VII A502SOの発売日は2025年10月9日(木)です。
10月2日から事前予約を開始しました。
ちなみに、ドコモ版、au版、SIMフリー版(公開市場版)も同じ10月9日に発売されました。
Xperia 10 VIIの型番
ソフトバンクで発売されたXperia 10 VIIの型番はA502SOです。
ちなみにドコモ版のXperia 10 VIIの型番はSO-52F、au版はSOG16、SIMフリー版(ソニーストア版)はXQ-FE44です。
本体カラー・色
ソフトバンクのXperia 10 VIIの本体カラーは「ホワイト」「チャコールブラック」の2色です。
SIMフリー版や他社版には「ターコイズ」もありますが、ソフトバンク版は2色のみです。
画面サイズは6.1インチ
Xperia 10 VIIの画面サイズは6.1インチです。
最近は6インチ以上の大画面が主流になりましたが、Xperia 10 VIIはその中でも標準的な画面サイズですね。
前作Xperia 10 VIも6.1インチでした。
画面の比率は前作まで21:9でしたが、今作は19.5:9に変更されました。
YouTubeなどの動画サイトで主流の16:9の動画を再生した際に表示されるサイズが13%拡大しています。
本体幅は72mmしかなく、重さも168gと軽いのも特徴です。
片手でも持ちやすく、長時間利用しても手が疲れません。
有機ELディスプレイで画面は美しく、音質にもこだわっているので映画を見たり音楽を聴くのにもおすすめです。
CPUはSnapdragon 6 Gen 3
Xperia 10 VIIに搭載されているチップセットはSnapdragon 6 Gen 3です。
高性能というわけではありませんが、性能は普段使いには十分で、ほどんどのゲームもサクサク動くでしょう。
ネットで調べると、antutuの総合ベンチマークスコアは約55万~60万弱のようです。
重い3Dゲームをする人以外は快適に操作できるはずです。
RAMは8GB/ストレージ126GB
Xperia 10 VIIのメモリー(RAM)は8GB、ストレージは128GBです。
前作よりRAMの容量が増え、8GBになりました。
また、ストレージ容量が足りない人はSDカードで増設できます。
microSDカードが使える
Xperia 10 VIIのストレージ容量は128GBですが、足りない人はマイクロSDカードが使えます。
最大2TBも増設できるので、128GBで足りない人はSDカードを使いましょう。
Xperia 10 VIIはSIMフリー
ソフトバンクのXperia 10 VIIはSIMロックがかかっていないSIMフリー端末です。
Xperia 10 VIIを含め、ソフトバンクで2021年5月12日以降に販売されたスマホは全てSIMロックがかかっていません。
そのため、購入時から他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えます。
ただし、ソフトバンク版のXperia 10 VIIはドコモ5Gのn79に非対応です。
auや楽天モバイルの4G/5Gバンドは網羅しているものの、ドコモ5Gには一部非対応なので、ドコモ回線で使う場合はドコモ版かSIMフリー版を買いましょう。
eSIM対応のデュアルSIM
ソフトバンクのXperia 10 VII A502SOはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMです。
よって、ソフトバンク以外の他社SIMとの併用も可能です。
ただし、ソフトバンク版のXperia 10 VIIはドコモ5Gのn79に非対応です。
auや楽天モバイルの4G/5Gバンドは網羅しているものの、ドコモ5Gには一部非対応なので、ドコモ回線を併用する場合はドコモ版かSIMフリー版を買いましょう。
バッテリー容量は5000mAh
Xperia 10 VIIのバッテリー容量は5,000mAhです。
大容量のバッテリーを搭載しているので、丸1日は問題なく使えるでしょう。
また、Xperiaはバッテリーの劣化も少なく、公式サイトなどでは「4年間使っても劣化しにくい」とアピールしています。
長く使えるのもXperia 10 VIIの魅力です。
イヤホンジャックはある?
Xperia 10 VIIには本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。
有線でヘッドフォンやイヤフォンが接続可能なので安心してください。
USB端子はUSB Type-C
Xperia 10 VIIのUSB端子はUSB Type-Cです。
なお、Xperia 10 VIIに充電器(USBアダプタ)やケーブルは付属していません。
お持ちでない場合は自身で購入が必要です。
Xperia 10 VIIのカメラ
アウトカメラは2眼レンズ
Xperia 10 VIIのアウトカメラは2つのレンズを搭載しています。
- 1,300万画素(超広角)
- 5,000万画素(広角/メイン)
メインレンズも超広角レンズも前作Xperia 10 VIより画素数が上がりました。
また、メインレンズのセンサーも大型化しており、より明るい光を取り込めるため、暗い場所でもきれいに撮影できます。
インカメラの画素数は800万画素です。
Xperia 10 VIIの付属品
Xperia 10 VIIの同梱品
Xperia 10 VIIには付属品がありません。
箱に入っているのは説明書類のみです。
充電ケーブル、充電器なし
ソフトバンクのXperia 10 VIIには充電ケーブルや充電器(USBアダプタ)は付属していません。
持っていない場合は自身で購入が必要です。
Type-Cの充電ケーブルならなんでも使えますが、Xperia 10 VIIは急速充電に対応しています。
せっかくなので20W程度のPDに対応した充電器を使うのがおすすめです。
Xperia 10 VIIのスマホケース
最近では簡易のクリアケースが付属するスマホもありますが、Xperia 10 VIIにはスマホケースが付属していません。
本体は指紋は目立ちにくいものの、サラサラなのでやや滑りやすいです。
特にカメラ部分は出っ張りがあり傷が集中しやすいので、スマホケースを装着して使うのがおすすめです。
Xperia 10 VIIの画面保護フィルム
最近では出荷時から画面フィルムが貼られている機種もありますが、Xperia 10 VIIにはフィルムが付属していません。
傷防止のため画面フィルムの購入もおすすめします。
Xperia 10 VIIの搭載機能
搭載便利機能一覧
ソフトバンク版のXperia 10 VII A502SOに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | 〇( IPX5/IPX8) |
防塵 | ○(IP6X) |
ワンセグ | – |
フルセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | – |
ワイヤレス充電 | – |
指紋認証対応、顔認証なし
Xperia 10 VIIには指紋認証センサーが搭載されています。
しかも電源ボタン一体型の物理センサーなので、ロック解除の精度やスピードも問題ありません。
軽く触れるだけで、サッと画面ロックを解除できます。
最近は画面内指紋認証の機種が増えてきましたが機種によってはあまり評判がよくないので、物理センサーがあるのは安心です。
ただし、顔認証には対応していません。
防水、防塵対応
Xperia 10 VII A502SOは防水・防塵に対応しています。
特に防水性能は高く、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
Felica/おサイフケータイ対応
Xperia 10 VII A502SOはもちろんおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されているのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
おサイフケータイのセンサーは本体裏面のカメラの下辺りにあります。
ワンセグ・フルセグ非対応
Xperia 10 VII A502SOはワンセグ・フルセグには対応していません。
急速充電対応
Xperia 10 VII A502SOは急速充電に対応しています。(最大ワット数は現在確認中)
手持ちのUSB Type-Cケーブルも使えますが、せっかく急速充電に対応しているので少なくとも20W程度のPDに対応した充電器・充電ケーブルを使うのがおすすめです。
Xperia 10 VII A502SOのバンド
対応バンド・周波数
ソフトバンク版のXperia 10 VII A502SOの対応バンド(国内)は以下の通りです。
- 5G:n1/n3/n28/n77/n78
- 4G/LTE:B1/3/8/18/19/41/42
- 3G:-
詳細:対応周波数帯 | SoftBank公式(PDF)
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドはB1・3・19です。
ソフトバンク版のXperia 10 VII A502SOはすべてに対応しています。
ただし、ドコモ5Gが使うn78/n79のうち、n79には非対応です。
よって、ソフトバンク版のXperia 10 VIIにドコモ回線のSIMを入れた場合、5Gにはあまり期待できません。
全く使えないわけではないものの、基本的にソフトバンク版のXperia 10 VIIにドコモ回線のSIMを入れて使うのはオススメしません。
ドコモ回線で使う場合は、ドコモも含め全キャリアの主要なバンドを網羅しているドコモ版かSIMフリー版を選びましょう。
ワイモバイル/LINEMOで使える?
ソフトバンク回線やワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、Xperia 10 VII A502SOは全てに対応しています。
また、もちろんソフトバンク回線が使う5Gのn77にも対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればLINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも通話や4G/5G通信が使えるでしょう。
au回線で使える?
ソフトバンクのXperia 10 VII A502SOはau・povo・UQモバイルの4Gバンド(B1/18)にフル対応しています。
また、au回線が使う5Gのn77/n78にも対応しています。
au VoLTEにも対応しているので、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも音声通話や4G/5Gデータ通信が使えます。
SIMロックもないので、SIMを差し替えてAPN設定すれば使えます。
楽天モバイルで使える?
ソフトバンク版のXperia 10 VII A502SOは、記事執筆時点で楽天モバイル公式サイトで動作確認されていません。
もうしばらく待てば動作確認されかもしれないので、こまめにこちらのページを確認しましょう。
なお、ソフトバンク版のXperia 10 VII A502SOは楽天モバイルが使う4G/5Gバンドを網羅しているので、音声通話・4G/5Gデータ通信やSMSは問題なくできるでしょう。
ただし、ETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応の可能性もあります。
個人的にはそれほど重要視していませんが、楽天モバイルをメインで使う場合はSIMフリー版のXperia 10 VIIを買いましょう。
Xperia 10 VIIの購入/機種変更はこちら
以上、ソフトバンクで発売のXperia 10 VII A502SOの詳細でした。
Xperia 10 VIIはSONYのミドルスペックのスマホで大きな欠点がなく、安心して長く使えます。
購入はこちらからどうぞ!
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