
本記事ではauで発売のXperia 10 VII SOG16の価格とスペックを解説します。
人気のエクスペリアのミドルレンジ機種で、安心して長く使えるのがメリットです。
今回は最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、OSのバージョンアップ回数やセキュリティアップデートの保証期間も伸びました。
コンパクトなサイズ感も魅力ですね。
シムラボでもXperia 10 VIIをレビューしました。
購入したのはSIMフリー版(公開市場版)ですが、au版とSIMフリー版の違いも解説します。
▼Xperia 10 VIIの詳細はこちら▼
Xperia 10 VII SOG16の価格

Xperia 10 VII SOG16の値段
auにおけるXperia 10 VII SOG16の通常価格は82,800円です。
24回分割払いなら月3,450円、36回払いなら月2,300円で購入できます。
<Xperia 10 VIIの価格>
- 一括払い:82,800円
- 24回払い:3,450円/月
- 36回払い:2,300円/月
Xperia 10 VIIのキャンペーン
前章のとおりXperia 10 VIIの通常価格は82,800円と安いですが、auオンラインショップならさらに高額の割引が適用されます。
<Xperia 10 VIIの価格>
| 新規契約 | MNP | 機種変更 | |
|---|---|---|---|
| 通常 価格 |
¥82,800 | ¥82,800 | ¥82,800 |
| オンライン 限定割引 |
-¥11,000 | -¥22,000 | -¥16,500 |
| トクする プログラム |
-¥31,900 | -¥31,900 | -¥31,900 |
| 実質 価格 |
¥39,900 | ¥28,900 | ¥34,400 |
オンラインショップお得割
Xperia 10 VIIはauオンラインショップで購入するのがお得です。
au Online Shop お得割により、auに新規で契約する際は端末価格が11,000円割引、乗り換えなら22,000円が割引されます。
- 新規契約:11,000円割引
- 乗り換え:22,000円割引
このau Online Shop お得割は店舗では実施していないので、購入はauオンラインショップが断然おすすめです。
のちほど解説する「スマホトクするプログラム」とも併用可能です。
機種変更で16,500円割引
すでにauで他の機種を契約している人もお得です。
Xperia 10 VIIに機種変更すると「5G機種変更おトク割」「Xperia 10 VII機種変更おトク割」が適用され、最大16,500円が割引されます。
スマホトクするプログラムとも併用可能です。
ただし、この割引は条件がやや厳しいです。
まず、5,500円割引の5G 機種変更お得割には4つの条件があります。
- 機種変更で対象機種をご購入
- 直近の購入機種を12カ月以上利用
- 対象の料金プランに新たに加入、または加入中
(auマネ活バリューリンクプラン各種、auマネ活プラン+ 5G各種) - 故障紛失サポート ワイド with Cloudに新たに加入、または加入中
さらに、11,000円の割引を増額させるには、3つの条件があります。
- 機種変更で対象機種をご購入
- 直近の購入機種を30カ月以上利用
- 対象の料金プランに新たに加入、または加入中
(auマネ活バリューリンクプラン各種) - 故障紛失サポート ワイド with Cloudに新たに加入、または加入中
契約する料金プランは限られますし、有料オプション「故障紛失サポート ワイド with Cloud」への加入が必要です。
おそらく該当する人は限られると思いますが、事前に条件を確認してください。
スマホトクするプログラム
Xperia 10 VIIはスマホトクするプログラムの対象です。
スマホトクするプログラムとは、端末を24回払いに設定し、23回支払い後に端末をauに回収してもらえば安い価格で購入できるしくみです。
簡単に言えば、2年後に端末を回収される代わりに高額の割引が適用されるということです。
スマホトクするプログラム適用時のXperia 10 VIIの実質負担額・毎月の支払額は以下のとおりです。
- 実質負担額:税込50,900円
- 月の支払額:税込1,495円
一括払いで購入時の価格は税込82,800円なので、プログラム適用で31,900円の支払いが免除されます。
前章で解説した「au Online Shop お得割」や「5G機種変更おトク割」とも併用可能です。
<Xperia 10 VIIの価格>
| 新規契約 | MNP | 機種変更 | |
|---|---|---|---|
| 通常 価格 |
¥82,800 | ¥82,800 | ¥82,800 |
| オンライン 限定割引 |
-¥11,000 | -¥22,000 | -¥16,500 |
| トクする プログラム |
-¥31,900 | -¥31,900 | -¥31,900 |
| 実質 価格 |
¥39,900 | ¥28,900 | ¥34,400 |
Xperia 10 VIIを端末のみ購入
Xperia 10 VIIを含め、auで発売されたスマホは端末のみを購入可能です。
auオンラインショップでも、「オンラインショップで機種のみ購入」から回線契約なしで購入できます。

また、Xperia 10 VIIは他でも購入できます。
Xperia 10 VIIはau以外にドコモ、ソフトバンクとSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
これらの機種を楽天市場、Amazonや中古スマホ店(イオシスやじゃんぱら)で購入するのがおすすめです。
ドコモ版やソフトバンク版もauの主要な4G/5Gバンドを網羅しているので、auのSIMでも使えます。
ただし、au版とソフトバンク版はドコモ5Gのn79に非対応です。
ドコモ回線でも使う人は、n79にも対応したドコモ版かSONYストア版を選びましょう。
au版Xperia 10 VIIのレビュー
Xperia 10 VIIの評価
Xperia 10 VIIを実際に使ってみると、従来の”Xperiaらしさ”を残しつつ、より使いやすいスマホになったと感じました。
具体的に、Xperia 10 VIIを使って良かったと感じたのは以下のポイントです。
- シリーズ初の120Hzリフレッシュレートに対応
- メモリ容量が8GBに増量
- ミドルスマホとしてはカメラ性能も良い
- 重量が約168gと軽量
- バッテリー持ちが良い
- 充実のオーディオ機能
- 最長6年間のセキュリティアップデート保証あり
Xperia 10 VIIは、10シリーズで初めて120Hzのリフレッシュレートに対応したうえ、長らく6GBだったメモリ容量も8GBに増量されました。
SoCの性能は大きく変わっていないものの、リフレッシュレートの向上とメモリ増量でサクサク感がアップしています。
大型センサー搭載で、カメラ性能も向上しました。
暗所でもノイズの少ない、きれいな写真を撮影できます。
基本性能を向上させながら、重量は約168gと先代のXperia 10 VIからほとんど変わっていません。
イヤホンジャックやステレオスピーカーも継続するなど、Xperiaらしさも健在です。
一方で、気になる点もいくつかあります。
- 他社の競合製品より割高
- カメラ周りのデザインは好みが分かれる
- ディスプレイの比率が19.5:9になった
- SoCの性能はXperia 10 VIとあまり変わらない
- 顔認証に非対応
Xperia 10 VIIの価格はソフトバンク版が88,560円、SIMフリー版が74,800円です。
性能が近い機種と比較すると、例えばOPPO Reno13 Aが約44,000円と考えると、やや割高と言わざるとえません。
auで購入する場合は、「au Online Shop お得割」や「スマホトクするプログラム」などの割引サービスを活用しましょう。
Xperia 10 VIIはディスプレイの比率が19.5:9になり、従来モデルより横幅が広くなりました。
一般的なスマホに近い比率になりましたが、縦長ボディが好きだった人からすると残念かもしれません。
カメラが横並びのカメラバーになるなど、デザインも変更されています。
好みが分かれるポイントでもあるので、気になる人は家電量販店などで実機をチェックしてから買いましょう。(購入自体はオンラインショップが断然お得で便利ですが…)
SOG16のスペック一覧表
Xperia 10 VII SOG16のスペックは以下のとおりです。
| スペック | |
|---|---|
| 本体サイズ | 高さ153mm 幅72mm 厚さ8.3mm |
| 本体の重さ | 約168g |
| 画面サイズ | 約6.1インチ 有機EL |
| 解像度 | フルHD+ |
| バッテリー容量 | 5,000mAh |
| 連続待受時間 | 約690時間 |
| 連続 通話時間 |
約3070分 |
| 搭載OS | Android 15 |
| CPU | Snapdragon 6 Gen 3 2.4GHz+1.8GHz |
| メモリー (ROM) |
128GB |
| メモリー (RAM) |
8GB |
| SDカード | 最大2TB |
| 有効画素数 (メインカメラ) |
5,000万画素 (広角) 1,300万画素 (超広角) |
| 有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
| SIM | nanoSIM eSIM |
| USB端子 | USB Type-C |
au版とSIMフリー版の違い
Xperia 10 VIIはau以外にドコモ、ソフトバンクとSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
基本的な仕様は同じですが、唯一5Gの対応バンド(周波数)が異なります。
| 5Gバンド | |
|---|---|
| SIMフリー版 ドコモ版 |
n77:〇 n78:〇 n79:〇 |
| au版 ソフトバンク版 |
n77:〇 n78:〇 n79:× |
SIMフリー版とドコモ版は5Gのn77/n78/n79に対応していますが、au版とソフトバンク版はn79に非対応です。
そのため、au版とソフトバンク版にドコモ回線のSIMを入れて使う場合、5Gにはあまり期待できません。
4Gバンドはどれを買っても大手4社の主要なバンドを網羅しているので4G通信はできますが、ドコモ回線でも使いたい人はドコモ版(SO-52F)かSIMフリー版(XQ-FE44)を買いましょう。
au回線のみで使う場合は、ドコモ版やソフトバンク版を含め、どれを買っても構いません。
また、本体カラーはau版、ドコモ版、SONYストア版はホワイト、チャコールブラック、ターコイズの3色ですが、ソフトバンク版はホワイト、チャコールブラックの2色のみです。
それ以外に違いはありません。
SIMスロットも全てnanoSIMとeSIMのデュアルSIMです。
Xperia 10 VIIの発売日
auにおけるXperia 10 VII SOG16の発売日は2025年10月9日(木)です。
10月2日から事前予約を開始しました。
ちなみに、ドコモ版、ソフトバンク版、SIMフリー版(公開市場版)も同じ10月9日に発売されました。
Xperia 10 VIIの型番
auで発売されたXperia 10 VIIの型番はSOG16です。
ちなみにドコモ版のXperia 10 VIIの型番はSO-52F、ソフトバンク版はA502SO、SIMフリー版(ソニーストア版)はXQ-FE44です。
本体カラー・色
auのXperia 10 VIIの本体カラーは「ホワイト」「チャコールブラック」「ターコイズ」の3色です。

Xperia 10 VIIの外観・デザイン
Xperia 10 VIIのホワイトの外観写真を載せていきます。
先代からデザインが大きく変わり、シリーズの特徴だった21:9の縦長ボディは19.5:9の比率へ変更されました。

従来機に比べると横幅がやや広くなりましたが、それでも他のスマホに比べるとスリムです。
ボディはプラスチック製でサラサラしており、指紋も目立ちません。
カメラのデザインも大きく変更され、Google Pixelのような横並びのカメラバーになりました。

好みは分かれそうですが、筆者的にはカメラの厚みを活かしたデザインで結構好きです。
机に置いた時にガタつかないのもメリットですね。
端末上面はマイクとイヤホンジャックがあります。

本体の底面はUSB端子(Type-C)とマイクです。
フロントスピーカーを採用しているため、底面にスピーカーがありません。

本体右側面には音量ボタンと電源ボタン、そして即撮りボタンがあります。
即撮りボタンはワンタッチで写真を撮影できるボタンで、いわゆるシャッターボタンですね。

本体左側面にはSIMトレイがあります。

画面サイズは6.1インチ
Xperia 10 VIIの画面サイズは6.1インチです。

最近は6インチ以上の大画面が主流になりましたが、Xperia 10 VIIはその中でも標準的な画面サイズですね。
前作Xperia 10 VIも6.1インチでした。
画面の比率は前作まで21:9でしたが、今作は19.5:9に変更されました。
YouTubeなどの動画サイトで主流の16:9の動画を再生した際に表示されるサイズが13%拡大しています。
本体幅は72mmしかなく、重さも168gと軽いのも特徴です。
片手でも持ちやすく、長時間利用しても手が疲れません。

有機ELディスプレイで画面は美しく、音質にもこだわっているので映画を見たり音楽を聴くのにもおすすめです。
リフレッシュレートは120Hz
Xperia 10 VIIのリフレッシュレートは最大120Hzです。
1秒間に120枚の画像で表示できるので、画面はなめらか快適です。

従来のXperia 10シリーズは60Hz固定でしたが、Xperia 10 VIIでついに120Hz対応となりました。
特にゲームをする人には嬉しいですね。
ただし、120Hzにすると画面動作がきれいになりますがバッテリー消費が少し早くなるので、不要な人は60Hzにしておいてもよいでしょう。
CPUはSnapdragon 6 Gen 3
Xperia 10 VIIに搭載されているチップセットはSnapdragon 6 Gen 3です。
高性能というわけではありませんが、性能は普段使いには十分で、ほどんどのゲームもサクサク動くでしょう。
antutu(10.5.1)の総合ベンチマークスコアは約60万です。
重い3Dゲームをする人以外は快適に操作できるはずです。
RAMは8GB/ストレージ126GB
Xperia 10 VIIのメモリー(RAM)は8GB、ストレージは128GBです。
前作よりRAMの容量が増え、8GBになりました。
SIMフリー版の場合、ストレージは初期状態だと31GBが埋まっており、残り97GBほどでした。
キャリア版は関連アプリが自動インストールされることもあり、もう少し少ないかもしれません。

また、ストレージ容量が足りない人はSDカードで増設できます。
microSDカードが使える
Xperia 10 VIIのストレージ容量は128GBですが、足りない人はマイクロSDカードが使えます。
最大2TBも増設できるので、128GBで足りない人はSDカードを使いましょう。

Xperia 10 VIIはSIMフリー
auのXperia 10 VIIはSIMロックがかかっていないSIMフリー端末です。
Xperia 10 VIIを含め、auで2021年10月1日以降に販売されたスマホは全てSIMロックがかかっていません。
そのため、購入時から他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えます。
ただし、au版のXperia 10 VIIはドコモ5Gのn79に非対応です。
ソフトバンクや楽天モバイルの4G/5Gバンドは網羅しているものの、ドコモ5Gには一部非対応なので、ドコモ回線で使う場合はドコモ版かSIMフリー版を買いましょう。
eSIM対応のデュアルSIM
auのXperia 10 VII SOG16はnanoSIMとeSIMのデュアルSIMです。
よって、au以外の他社SIMとの併用も可能です。

裏側にmicroSDが入ります
ただし、au版のXperia 10 VIIはドコモ5Gのn79に非対応です。
ソフトバンクや楽天モバイルの4G/5Gバンドは網羅しているものの、ドコモ5Gには一部非対応なので、ドコモ回線を併用する場合はドコモ版かSIMフリー版を買いましょう。
バッテリー容量は5000mAn
Xperia 10 VIIのバッテリー容量は5,000mAhです。
大容量のバッテリーを搭載しているので、丸1日は問題なく使えるでしょう。
実際に、Xperia 10 VIIでYouTubeの動画を再生し続けるテストを実施しました。
テスト中はBluetooth/位置情報をオフにし、Wi-Fiのみオンにしています。
リフレッシュレートは120Hzの設定です。
なお、バッテリー持ちは使い方や環境によって大きく異なるので、あくまでも参考程度に捉えてください。
| 経過時間 | バッテリー残量 |
|---|---|
| 1時間 | 96% |
| 2時間 | 92% |
| 3時間 | 87% |
| 4時間 | 83% |
| 5時間 | 79% |
| 6時間 | 74% |
YouTubeの動画を6時間再生し続けましたが、74%のバッテリーが残っていました。
2時間の再生で8~9%ほどの消費なので、バッテリー持ちは良好だと言えます。
よほどヘビーに使う人でなければ、モバイルバッテリーを持ち歩く必要はないでしょう。
また、Xperiaはバッテリーの劣化も少なく、公式サイトなどでは「4年間使っても劣化しにくい」とアピールしています。
長く使えるのもXperia 10 VIIの魅力です。
イヤホンジャックはある?
Xperia 10 VIIには本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。

有線でヘッドフォンやイヤフォンが接続可能なので安心してください。
ソニー独自の立体音響技術「360 Reality Audio」や、圧縮音源がハイレゾ相当になる「DSEE Ultimate」などに対応しています。

ミドルスマホでも音にこだわりたい人にピッタリです。
USB端子はUSB Type-C
Xperia 10 VIIのUSB端子はUSB Type-Cです。
なお、Xperia 10 VIIに充電器(USBアダプタ)やケーブルは付属していません。
お持ちでない場合は自身で購入が必要です。
Xperia 10 VIIのベンチマーク
本章ではXperia 10 VIIのベンチマークスコアを記載します。
Xperia 10 VIIのSoCはQualcommのSnapdragon 6 Gen 3、メモリー(RAM)は8GBです。
antutu
antutu(10.5.1)で測定したantutuの総合ベンチマークスコアは1回目:約60万、2回目:約60万でした。

1回目

2回目
antutu(11.0.3)で測定したantutuの総合ベンチマークスコアは1回目:約76万、2回目:約76万でした。
なお、antutuのバージョン11はまだベータ版のため、参考程度に捉えてください。

1回目

2回目
ミドルスマホとしては標準的なスコアです。
このスコアなら、日常的な用途であれば困りませんね。
Geekbench
Xperia 10 VIIのGeekbench 6のスコアは、1回目がシングル:1026、マルチ:2823、2回目がシングル:1026、マルチ:2801でした。

1回目

2回目
これだけのスコアがあれば、性能は必要十分以上でしょう。
実際に数日間に渡ってXperia 10 VIIを使っていますが、SNSやネットサーフィン、動画視聴などは快適に使えます。
SoC性能はXperia 10 VIからさほど変わっていませんが、メモリ増量&120Hzのリフレッシュレート対応で、レスポンスが良くなりました。
負荷の大きい3Dゲームも、画質を調整すれば遊べます。
実際に原神をプレイしてみましたが、中画質+60fpsであれば普通に遊べました。
ただし、長時間プレイすると発熱でフレームレートが落ちやすいです。
最高画質で快適にプレイしたい人は、もう少し性能が高い機種を買ったほうが良いでしょう。
「ゲームはたまにプレイするくらいで、画質も妥協できる」という人であれば、Xperia 10 VIIでも問題ありません。
Xperia 10 VIIのカメラ
アウトカメラは2眼レンズ
Xperia 10 VIIのアウトカメラは2つのレンズを搭載しています。

- 1,300万画素(超広角)
- 5,000万画素(広角/メイン)
メインレンズも超広角レンズも前作Xperia 10 VIより画素数が上がりました。
また、メインレンズのセンサーも大型化しており、より明るい光を取り込めるため、暗い場所でもきれいに撮影できます。
インカメラの画素数は800万画素です。

なお、Xperia 10 VIIは本体側面に「即撮りボタン」が追加されました。

ワンタッチで簡単にシャッターを切れるほか、スクショの撮影やモード切替などの動作を割り当てられます。

Xperia 10 VIIのカメラレビュー
この章では、Xperia 10 VIIで私が実際に撮影した写真を記載します。
ただしアップロード時に画質が劣化しているので参考程度にみてください。
まずは風景写真です。



明るいところではキレイですし、解像感もあります。
Xperiaらしい自然な写りですね。
Xperia 10 VIIは、最大6倍までズームできます。
望遠レンズを搭載していないため、光学ズームはできません。
しかし、AI超解像ズームに対応しているため、2倍なら十分きれいです。

4倍は少し粗くなりますが、まだ実用的です。

最大の6倍になるとややぼやけますが、デジタルズームにしてはキレイです。
記録程度に使うなら十分でしょう。

Xperia 10 VIIは超広角カメラも備えます。
広角カメラと比べても歪みは少なく、色味もあまり変わりません。

超広角カメラ

超広角カメラ

超広角カメラ
風景写真などで、広い範囲を収めたい時に便利です。
最後は性能差が出やすい夜景です。
Xperia 10 VIIでは、暗いところで撮影を開始すると自動的にナイトモードになります。



暗い場所でも、明るくキレイな写真が撮れます。
ノイズがしっかり抑えられていますし、解像感も十分です。
Xperia 10 VIIのカメラは、ミドル機としては高評価でした。
大型センサーを搭載することで、先代よりも画質が向上しています。
望遠カメラがないので、ズーム性能はそこまで高くありません。
それさえ気にならないのであれば、Xperia 10 VIIのカメラ性能でも問題ないでしょう。
カメラにこだわる人はハイスペックのXperia 1シリーズを買ってもよいですが、マニア以外はオススメしません。
かなりこだわる人でなければXperia 10 VIIで十分でしょう。
Xperia 10 VIIの付属品
Xperia 10 VIIの同梱品
Xperia 10 VIIには付属品がありません。
箱に入っているのは説明書類のみです。

充電ケーブル、充電器なし
auのXperia 10 VIIには充電ケーブルや充電器(USBアダプタ)は付属していません。
持っていない場合は自身で購入が必要です。
Type-Cの充電ケーブルならなんでも使えますが、Xperia 10 VIIは急速充電に対応しています。
せっかくなので20W程度のPDに対応した充電器を使うのがおすすめです。
Xperia 10 VIIのスマホケース
最近では簡易のクリアケースが付属するスマホもありますが、Xperia 10 VIIにはスマホケースが付属していません。
本体は指紋は目立ちにくいものの、サラサラなのでやや滑りやすいです。
特にカメラ部分は出っ張りがあり傷が集中しやすいので、スマホケースを装着して使うのがおすすめです。
Xperia 10 VIIの画面保護フィルム
最近では出荷時から画面フィルムが貼られている機種もありますが、Xperia 10 VIIにはフィルムが付属していません。
傷防止のため画面フィルムの購入もおすすめします。
Xperia 10 VIIの搭載機能
搭載便利機能一覧
au版のXperia 10 VII SOG16に搭載されている便利機能は以下のとおりです。
| 有無 | |
|---|---|
| 防水 | 〇( IPX5/IPX8) |
| 防塵 | ○(IP6X) |
| ワンセグ | – |
| フルセグ | – |
| おサイフケータイ | ○ |
| 指紋認証 | ○ |
| 顔認証 | – |
| ワイヤレス充電 | – |
指紋認証対応、顔認証なし
Xperia 10 VIIには指紋認証センサーが搭載されています。
しかも電源ボタン一体型の物理センサーなので、ロック解除の精度やスピードも問題ありません。
軽く触れるだけで、サッと画面ロックを解除できます。

最近は画面内指紋認証の機種が増えてきましたが機種によってはあまり評判がよくないので、物理センサーがあるのは安心です。
ただし、顔認証には対応していません。
防水、防塵対応
Xperia 10 VII SOG16は防水・防塵に対応しています。
特に防水性能は高く、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
Felica/おサイフケータイ対応
Xperia 10 VII SOG16はもちろんおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されているのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
おサイフケータイのセンサーは本体裏面のカメラの下辺りにあります。

ワンセグ・フルセグ非対応
Xperia 10 VII SOG16はワンセグ・フルセグには対応していません。
急速充電対応
Xperia 10 VII SOG16は急速充電に対応しています。(最大ワット数は現在確認中)
手持ちのUSB Type-Cケーブルも使えますが、せっかく急速充電に対応しているので少なくとも20W程度のPDに対応した充電器・充電ケーブルを使うのがおすすめです。
Xperia 10 VII SOG16のバンド
対応バンド・周波数
au版のXperia 10 VII SOG16の対応バンドは以下の通りです。
- 5G:n3/n28/n41/n77/n78
- 4G/LTE:B1/3/8/18/19/41/42
- 3G:-
詳細:対応周波数帯 | au公式サイト(PDF)
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドはB1・3・19です。
au版のXperia 10 VII SOG16はすべてに対応しています。
ただし、ドコモ5Gが使うn78/n79のうち、n79には非対応です。
よって、au版のXperia 10 VIIにドコモ回線のSIMを入れた場合、5Gにはあまり期待できません。
全く使えないわけではないものの、基本的にau版のXperia 10 VIIにドコモ回線のSIMを入れて使うのはオススメしません。
ドコモ回線で使う場合は、ドコモも含め全キャリアの主要なバンドを網羅しているドコモ版かSIMフリー版を選びましょう。
ソフトバンク回線で使える?
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、Xperia 10 VII SOG16は全てに対応しています。
また、ソフトバンク回線が使う5Gのn77にも対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも通話や4G/5G通信が使えるでしょう。
au回線で使える?
auのXperia 10 VII SOG16はもちろんau・povo・UQモバイルの4Gバンド(B1/18)にフル対応しています。
また、au回線が使う5Gのn77/n78にも対応しています。
au VoLTEにも対応しているので、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも音声通話や4G/5Gデータ通信が使えます。
SIMロックもないので、SIMを差し替えてAPN設定すれば使えます。
楽天モバイルで使える?
au版のXperia 10 VII SOG16は、記事執筆時点で楽天モバイル公式サイトで動作確認されていません。
もうしばらく待てば動作確認されるかもしれないので、こまめにこちらのページを確認しましょう。
なお、au版のXperia 10 VII SOG16は楽天モバイルが使う4G/5Gバンドを網羅しているので、音声通話・4G/5Gデータ通信やSMSは問題なくできるでしょう。
ただし、キャリア版はETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応の可能性もあります。
個人的にはそれほど重要視していませんが、楽天モバイルをメインで使う場合はSIMフリー版のXperia 10 VIIを買いましょう。
Xperia 10 VIIの購入/機種変更はこちら
以上、auで発売のXperia 10 VII SOG16の詳細でした。
Xperia 10 VIIはSONYのミドルスペックのスマホで大きな欠点がなく、安心して長く使えます。
購入はこちらからどうぞ!
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