
本記事ではドコモで発売されたXperia 10 VII SO-52Fの価格とスペックを解説します。
人気のエクスペリアのミドルレンジ機種で、安心して長く使えるのがメリットです。
MNPなら5G WELCOME割によりいきなり半額で購入できます。
今回は最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、OSのバージョンアップ回数やセキュリティアップデートの保証期間も伸びました。
コンパクトなサイズ感も魅力です。
シムラボでも実機を購入してレビューしました。
購入したのはSIMフリー版(公開市場版)ですが、ドコモ版とSIMフリー版の違いも解説します。
▼Xperia 10 VIIの詳細はこちら▼
Xperia 10 VII SO-52Fの価格

Xperia 10 VIIの通常価格
ドコモにおけるXperia 10 VIIの通常価格は82,720円です。
24回分割なら月々3,446円で使えます。
- 通常価格:82,720円
- 24回払い:3,446円/月
5G WELCOME割がお得
ドコモでは5G WELCOME割というキャンペーンを常時実施しています。
MNP乗り換え時に対象端末を購入すると、端末価格が割引されるキャンペーンです。
Xperia 10 VIIも対象で、MNPならなんと41,360円も割引され、一括41,360円で購入できます。
MNPなら半額で買える計算ですね。
詳細:5G WELCOME割 | Xperia 10 VII
なお、新規契約や機種変更では割引がないので、次章で解説するいつでもカエドキプログラムの利用も検討してください。
いつでもカエドキプログラムの負担額
Xperia 10 VIIはいつでもカエドキプログラムの対象です。
「いつでもカエドキプログラム」をかんたんに説明すると、スマホ本体をいずれドコモに返却することを条件に、本体価格が安くなるしくみです。
実際にはいろいろと細かい決まりがありますが、「2年後に端末を返却することで安く使える仕組み」と覚えておけばよいでしょう。
いつでもカエドキプログラム適用時のXperia 10 VIIの実質負担額・毎月の支払額は以下のとおりです。
<Xperia 10 VIIの価格>
| 新規契約 | MNP | 機種変更 | |
|---|---|---|---|
| 通常 価格 |
¥82,720 | ¥82,720 | ¥82,720 |
| オンライン 限定割引 |
― | -¥41,360 | ― |
| カエドキ プログラム |
-¥25,080 | -¥25,080 | -¥25,080 |
| 実質 価格 |
¥57,640 | ¥16,280 | ¥57,640 |
MNPなら5G WELCOME割も併用でき、2年実質16,280円(月々707円)の負担で購入できます。
新規契約と機種変更の場合も、いつでもカエドキプログラムを利用すれば、Xperia 10 VIIの実質負担額は57,640円、月々2,506円で2年間使えます。
通常価格より25,080円安くなる計算ですね。
ただし、Xperia 10 VIIはバッテリーの劣化も少なく、セキュリティアップデートの保証期間も長いので、2年以上使えるのが魅力です。
個人的には、2年で返すのはもったいないかなという気もします。
▼Xperia 10 VIIの詳細・購入へ▼
機種変更で3300円割引
Xperia 10 VIIはドコモで機種変更ができます。
ドコモショップで機種変更すると4,950円の機種変更手数料がかかりますが、ドコモオンラインショップなら無料なので、必ずオンラインショップで手続きしてください。
また、2025年11月18日からオンラインオトク割の対象に追加されました。
ドコモ ポイ活 MAXを契約中の人が機種変更/契約変更でXperia 10 VII SO-52Fを購入した場合、3300円割引されます。
このオンラインオトク割は頻繁に対象機種が変わるので、ドコモ ポイ活 MAXを契約中で機種変更を検討中の人はできるだけ早く機種変更しましょう。
持ち込み機種変更もお得
また、Xperia 10 VIIはドコモ以外にau、ソフトバンクとSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
これらの機種を楽天市場、Amazonや中古スマホ店(イオシスやじゃんぱら)で購入するのもおすすめです。
ただし、au版とソフトバンク版はドコモ5Gのn79に非対応です。
ドコモ回線で使いたい人は、n79にも対応したドコモ版かSONYストア版を選びましょう。
Xperia 10 VIIを端末のみ購入
Xperia 10 VIIを含め、ドコモで発売されたスマホは端末のみを購入可能です。
ドコモオンラインショップでも、「機種だけ(白ロム)購入」から回線契約なしで購入できます。
詳細:Xperia 10 VII | ドコモオンラインショップ

また、Xperia 10 VIIは他でも購入できます。
Xperia 10 VIIはドコモ以外にau、ソフトバンクとSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
これらの機種を楽天市場、Amazonや中古スマホ店(イオシスやじゃんぱら)で購入するのがおすすめです。
ただし、au版とソフトバンク版はドコモ5Gのn79に非対応です。
ドコモ回線で使いたい人は、n79にも対応したドコモ版かSONYストア版を選びましょう。
ドコモ版Xperia 10 VIIのレビュー
Xperia 10 VIIの評価
Xperia 10 VIIを実際に使ってみると、従来の”Xperiaらしさ”を残しつつ、より使いやすいスマホになったと感じました。
具体的に、Xperia 10 VIIを使って良かったと感じたのは以下のポイントです。
- シリーズ初の120Hzリフレッシュレートに対応
- メモリ容量が8GBに増量
- ミドルスマホとしてはカメラ性能も良い
- 重量が約168gと軽量
- バッテリー持ちが良い
- 充実のオーディオ機能
- 最長6年間のセキュリティアップデート保証あり
Xperia 10 VIIは、10シリーズで初めて120Hzのリフレッシュレートに対応したうえ、長らく6GBだったメモリ容量も8GBに増量されました。
SoCの性能は大きく変わっていないものの、リフレッシュレートの向上とメモリ増量でサクサク感がアップしています。
大型センサー搭載で、カメラ性能も向上しました。
暗所でもノイズの少ない、きれいな写真を撮影できます。
基本性能を向上させながら、重量は約168gと先代のXperia 10 VIからほとんど変わっていません。
イヤホンジャックやステレオスピーカーも継続するなど、Xperiaらしさも健在です。
一方で、気になる点もいくつかあります。
- 他社の競合製品より割高
- カメラ周りのデザインは好みが分かれる
- ディスプレイの比率が19.5:9になった
- SoCの性能はXperia 10 VIとあまり変わらない
- 顔認証に非対応
Xperia 10 VIIの価格はドコモ版が82,720円、SIMフリー版が74,800円です。
性能が近いOPPO Reno13 AやGalaxy A36 5Gが約50,000円と考えると、やや割高と言わざるとえません。
ドコモで購入する場合は、「5G WELCOME割」や「いつでもカエドキプログラム」などの割引サービスを活用しましょう。
Xperia 10 VIIはディスプレイの比率が19.5:9になり、従来モデルより横幅が広くなりました。
一般的なスマホに近い比率になりましたが、縦長ボディが好きだった人からすると残念かもしれません。
カメラが横並びのカメラバーになるなど、デザインも変更されています。
好みが分かれるポイントでもあるので、気になる人は家電量販店などで実機をチェックしてから買いましょう。(購入自体は手数料が無料のオンラインショップがお得ですが…)
SO-52Fのスペック一覧表
Xperia 10 VII SO-52Fのスペックは以下のとおりです。
| スペック | |
|---|---|
| 本体サイズ | 高さ153mm 幅72mm 厚さ8.3mm |
| 本体の重さ | 約168g |
| 画面サイズ | 約6.1インチ 有機EL |
| 解像度 | フルHD+ |
| バッテリー容量 | 5,000mAh |
| 連続待受時間 | 約510時間 |
| 連続通話時間 (LTE) |
約2060分 |
| 搭載OS | Android 15 |
| CPU | Snapdragon 6 Gen 3 2.4GHz+1.8GHz |
| メモリー (ROM) |
128GB |
| メモリー (RAM) |
8GB |
| SDカード | 最大2TB |
| 有効画素数 (メインカメラ) |
5,000万画素 (広角) 1,300万画素 (超広角) |
| 有効画素数 (サブカメラ) |
800万画素 |
| SIM | nanoSIM eSIM |
| USB端子 | USB Type-C |
詳細:Xperia 10 VII SO-52F | ドコモ公式
ドコモ版とSIMフリー版の違い
Xperia 10 VIIはドコモ以外にau、ソフトバンクとSIMフリー版(公開市場版)が発売されました。
基本的な仕様は同じですが、唯一5Gの対応バンド(周波数)が異なります。
| 5Gバンド | |
|---|---|
| SIMフリー版 ドコモ版 |
n77:〇 n78:〇 n79:〇 |
| au版 ソフトバンク版 |
n77:〇 n78:〇 n79:× |
SIMフリー版とドコモ版は5Gのn77/n78/n79に対応していますが、au版とソフトバンク版はn79に非対応です。
そのため、au版とソフトバンク版にドコモ回線のSIMを入れて使う場合、5Gにはあまり期待できません。
4Gバンドはどれを買っても大手4社の主要なバンドを網羅しているので4G通信はできますが、ドコモ回線でも使いたい人はドコモ版(SO-52F)かSIMフリー版(XQ-FE44)を買いましょう。
また、本体カラーはドコモ版、au版、SONYストア版はホワイト、チャコールブラック、ターコイズの3色ですが、ソフトバンク版はホワイト、チャコールブラックの2色のみです。
それ以外に違いはありません。
SIMスロットも全てnanoSIMとeSIMのデュアルSIMです。
Xperia 10 VIIの発売日
ドコモにおけるXperia 10 VII SO-52Fの発売日は2025年10月9日(木)です。
10月2日から事前予約を開始しました。
ちなみに、au版、ソフトバンク版、SIMフリー版(公開市場版)も同じ10月9日に発売されました。
Xperia 10 VIIの型番
ドコモで発売されたXperia 10 VIIの型番はSO-52Fです。
ちなみにau版のXperia 10 VIIの型番はSOG16、ソフトバンク版はA502SO、SIMフリー版(ソニーストア版)はXQ-FE44です。
本体カラー・色
ドコモのXperia 10 VIIの本体カラーは「ホワイト」「チャコールブラック」「ターコイズ」の3色です。

Xperia 10 VIIの外観・デザイン
Xperia 10 VIIのホワイトの外観写真を載せていきます。
先代からデザインが大きく変わり、シリーズの特徴だった21:9の縦長ボディは19.5:9の比率へ変更されました。

従来機に比べると横幅がやや広くなりましたが、それでも他のスマホに比べるとスリムです。
ボディはプラスチック製でサラサラしており、指紋も目立ちません。
カメラのデザインも大きく変更され、Google Pixelのような横並びのカメラバーになりました。

好みは分かれそうですが、筆者的にはカメラの厚みを活かしたデザインで結構好きです。
机に置いた時にガタつかないのもメリットですね。
端末上面はマイクとイヤホンジャックがあります。

本体の底面はUSB端子(Type-C)とマイクです。
フロントスピーカーを採用しているため、底面にスピーカーがありません。

本体右側面には音量ボタンと電源ボタン、そして即撮りボタンがあります。
即撮りボタンはワンタッチで写真を撮影できるボタンで、いわゆるシャッターボタンですね。

本体左側面にはSIMトレイがあります。

画面サイズは6.1インチ
Xperia 10 VIIの画面サイズは6.1インチです。

最近は6インチ以上の大画面が主流になりましたが、Xperia 10 VIIはその中でも標準的な画面サイズですね。
前作Xperia 10 VIも6.1インチでした。
画面の比率は前作まで21:9でしたが、今作は19.5:9に変更されました。
YouTubeなどの動画サイトで主流の16:9の動画を再生した際に表示されるサイズが13%拡大しています。
本体幅は72mmしかなく、重さも168gと軽いのも特徴です。
片手でも持ちやすく、長時間利用しても手が疲れません。

有機ELディスプレイで画面は美しく、音質にもこだわっているので映画を見たり音楽を聴くのにもおすすめです。
リフレッシュレートは120Hz
Xperia 10 VIIのリフレッシュレートは最大120Hzです。
1秒間に120枚の画像で表示できるので、画面はなめらか快適です。

従来のXperia 10シリーズは60Hz固定でしたが、Xperia 10 VIIでついに120Hz対応となりました。
特にゲームをする人には嬉しいですね。
ただし、120Hzにすると画面動作がきれいになりますがバッテリー消費が少し早くなるので、不要な人は60Hzにしておいてもよいでしょう。
CPUはSnapdragon 6 Gen 3
Xperia 10 VIIに搭載されているチップセットはSnapdragon 6 Gen 3です。
高性能というわけではありませんが、性能は普段使いには十分で、ほどんどのゲームもサクサク動くでしょう。
antutu(10.5.1)の総合ベンチマークスコアは約60万です。
重い3Dゲームをする人以外は快適に操作できるはずです。
RAMは8GB/ストレージ126GB
Xperia 10 VIIのメモリー(RAM)は8GB、ストレージは128GBです。
前作よりRAMの容量が増え、8GBになりました。
SIMフリー版の場合、ストレージは初期状態だと31GBが埋まっており、残り97GBほどでした。
ドコモ版はドコモ関連のアプリがインストールされることもあり、もう少し少ないかもしれません。

また、ストレージ容量が足りない人はSDカードで増設できます。
microSDカードが使える
Xperia 10 VIIのストレージ容量は128GBですが、足りない人はマイクロSDカードが使えます。
最大2TBも増設できるので、128GBで足りない人はSDカードを使いましょう。

Xperia 10 VIIはSIMフリー
ドコモのXperia 10 VIIはSIMロックがかかっていないSIMフリー端末です。
Xperia 10 VIIを含め、ドコモで2021年8月27日以降に販売されたスマホは全てSIMロックがかかっていません。
そのため、購入時から他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えます。
のちほど詳しく解説しますが、ドコモ版のXperia 10 VIIはドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルの全キャリアの主要な4G/5Gバンドを網羅しています。
そのため、SIMを差し替えれば他社でも使えますし、Xperia 10 VIIはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMなので他社SIMとの併用も可能です。
eSIM対応のデュアルSIM
ドコモのXperia 10 VII SO-52FはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMです。

裏側にmicroSDが入ります
また、ドコモだけでなくau/ソフトバンク/楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドにもフル対応しています。
よって他社SIMでも使えますし、他社のeSIMとの併用も可能です。
バッテリー容量は5000mAh
Xperia 10 VIIのバッテリー容量は5,000mAhです。
大容量のバッテリーを搭載しているので、丸1日は問題なく使えるでしょう。
実際に、Xperia 10 VIIでYouTubeの動画を再生し続けるテストを実施しました。
テスト中はBluetooth/位置情報をオフにし、Wi-Fiのみオンにしています。
リフレッシュレートは120Hzの設定です。
なお、バッテリー持ちは使い方や環境によって大きく異なるので、あくまでも参考程度に捉えてください。
| 経過時間 | バッテリー残量 |
|---|---|
| 1時間 | 96% |
| 2時間 | 92% |
| 3時間 | 87% |
| 4時間 | 83% |
| 5時間 | 79% |
| 6時間 | 74% |
YouTubeの動画を6時間再生し続けましたが、74%のバッテリーが残っていました。
2時間の再生で8~9%ほどの消費なので、バッテリー持ちは良好だと言えます。
よほどヘビーに使う人でなければ、モバイルバッテリーを持ち歩く必要はないでしょう。
また、Xperiaはバッテリーの劣化も少なく、公式サイトなどでは「4年間使っても劣化しにくい」とアピールしています。
長く使えるのもXperia 10 VIIの魅力です。
イヤホンジャックはある?
Xperia 10 VIIには本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。

有線でヘッドフォンやイヤフォンが接続可能なので安心してください。
ソニー独自の立体音響技術「360 Reality Audio」や、圧縮音源がハイレゾ相当になる「DSEE Ultimate」などに対応しています。

ミドルスマホでも音にこだわりたい人にピッタリです。
USB端子はUSB Type-C
Xperia 10 VIIのUSB端子はUSB Type-Cです。
なお、Xperia 10 VIIに充電器(USBアダプタ)やケーブルは付属していません。
お持ちでない場合は自身で購入が必要です。
Xperia 10 VIIのベンチマーク
本章ではXperia 10 VIIのベンチマークスコアを記載します。
Xperia 10 VIIのSoCはQualcommのSnapdragon 6 Gen 3、メモリー(RAM)は8GBです。
antutu
antutu(10.5.1)で測定したantutuの総合ベンチマークスコアは1回目:約60万、2回目:約60万でした。

1回目

2回目
antutu(11.0.3)で測定したantutuの総合ベンチマークスコアは1回目:約76万、2回目:約76万でした。
なお、antutuのバージョン11はまだベータ版のため、参考程度に捉えてください。

1回目

2回目
ミドルスマホとしては標準的なスコアです。
このスコアなら、日常的な用途であれば困りませんね。
Geekbench
Xperia 10 VIIのGeekbench 6のスコアは、1回目がシングル:1026、マルチ:2823、2回目がシングル:1026、マルチ:2801でした。

1回目

2回目
これだけのスコアがあれば、性能は必要十分以上でしょう。
実際に数日間に渡ってXperia 10 VIIを使っていますが、SNSやネットサーフィン、動画視聴などは快適に使えます。
SoC性能はXperia 10 VIからさほど変わっていませんが、メモリ増量&120Hzのリフレッシュレート対応で、レスポンスが良くなりました。
負荷の大きい3Dゲームも、画質を調整すれば遊べます。
実際に原神をプレイしてみましたが、中画質+60fpsであれば普通に遊べました。
ただし、長時間プレイすると発熱でフレームレートが落ちやすいです。
最高画質で快適にプレイしたい人は、もう少し性能が高い機種を買ったほうが良いでしょう。
「ゲームはたまにプレイするくらいで、画質も妥協できる」という人であれば、Xperia 10 VIIでも問題ありません。
Xperia 10 VIIのカメラ
アウトカメラは2眼レンズ
Xperia 10 VIIのアウトカメラは2つのレンズを搭載しています。

- 1,300万画素(超広角)
- 5,000万画素(広角/メイン)
メインレンズも超広角レンズも前作Xperia 10 VIより画素数が上がりました。
また、メインレンズのセンサーも大型化しており、より明るい光を取り込めるため、暗い場所でもきれいに撮影できます。
インカメラの画素数は800万画素です。

なお、Xperia 10 VIIは本体側面に「即撮りボタン」が追加されました。

ワンタッチで簡単にシャッターを切れるほか、スクショの撮影やモード切替などの動作を割り当てられます。

Xperia 10 VIIのカメラレビュー
この章では、Xperia 10 VIIで私が実際に撮影した写真を記載します。
ただしアップロード時に画質が劣化しているので参考程度にみてください。
まずは風景写真です。



明るいところではキレイですし、解像感もあります。
Xperiaらしい自然な写りですね。
Xperia 10 VIIは、最大6倍までズームできます。
望遠レンズを搭載していないため、光学ズームはできません。
しかし、AI超解像ズームに対応しているため、2倍なら十分きれいです。

4倍は少し粗くなりますが、まだ実用的です。

最大の6倍になるとややぼやけますが、デジタルズームにしてはキレイです。
記録程度に使うなら十分でしょう。

Xperia 10 VIIは超広角カメラも備えます。
広角カメラと比べても歪みは少なく、色味もあまり変わりません。

超広角カメラ

超広角カメラ

超広角カメラ
風景写真などで、広い範囲を収めたい時に便利です。
最後は性能差が出やすい夜景です。
Xperia 10 VIIでは、暗いところで撮影を開始すると自動的にナイトモードになります。



暗い場所でも、明るくキレイな写真が撮れます。
ノイズがしっかり抑えられていますし、解像感も十分です。
Xperia 10 VIIのカメラは、ミドル機としては高評価でした。
大型センサーを搭載することで、先代よりも画質が向上しています。
望遠カメラがないので、ズーム性能はそこまで高くありません。
それさえ気にならないのであれば、Xperia 10 VIIのカメラ性能でも問題ないでしょう。
カメラにこだわる人はハイスペックのXperia 1シリーズを買ってもよいですが、マニア以外はオススメしません。
かなりこだわる人でなければXperia 10 VIIで十分でしょう。
Xperia 10 VIIの付属品
Xperia 10 VIIの同梱品
Xperia 10 VIIには付属品がありません。
箱に入っているのは説明書類のみです。

充電ケーブル、充電器なし
ドコモのXperia 10 VIIには充電ケーブルや充電器(USBアダプタ)は付属していません。
持っていない場合は自身で購入が必要です。
Type-Cの充電ケーブルならなんでも使えますが、Xperia 10 VIIは急速充電に対応しています。
せっかくなので20W程度のPDに対応した充電器を使うのがおすすめです。
Xperia 10 VIIのスマホケース
最近では簡易のクリアケースが付属するスマホもありますが、Xperia 10 VIIにはスマホケースが付属していません。
本体は指紋は目立ちにくいものの、サラサラなのでやや滑りやすいです。
特にカメラ部分は出っ張りがあり傷が集中しやすいので、スマホケースを装着して使うのがおすすめです。
Xperia 10 VIIの画面保護フィルム
最近では出荷時から画面フィルムが貼られている機種もありますが、Xperia 10 VIIにはフィルムが付属していません。
傷防止のため画面フィルムの購入もおすすめします。
Xperia 10 VIIの搭載機能
搭載便利機能一覧
ドコモ版のXperia 10 VII SO-52Fに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
| 有無 | |
|---|---|
| 防水 | 〇( IPX5/IPX8) |
| 防塵 | ○(IP6X) |
| ワンセグ | – |
| フルセグ | – |
| おサイフケータイ | ○ |
| 指紋認証 | ○ |
| 顔認証 | – |
| ワイヤレス充電 | – |
指紋認証対応、顔認証なし
Xperia 10 VIIには指紋認証センサーが搭載されています。
しかも電源ボタン一体型の物理センサーなので、ロック解除の精度やスピードも問題ありません。
軽く触れるだけで、サッと画面ロックを解除できます。

最近は画面内指紋認証の機種が増えてきましたが機種によってはあまり評判がよくないので、物理センサーがあるのは安心です。
ただし、顔認証には対応していません。
防水、防塵対応
Xperia 10 VII SO-52Fは防水・防塵に対応しています。
特に防水性能は高く、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
Felica/おサイフケータイ対応
Xperia 10 VII SO-52Fはもちろんおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されているのでおサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
おサイフケータイのセンサーは本体裏面のカメラの下辺りにあります。

ワンセグ・フルセグ非対応
Xperia 10 VII SO-52Fはワンセグ・フルセグには対応していません。
急速充電対応
Xperia 10 VII SO-52Fは急速充電に対応しています。(最大ワット数は現在確認中)
手持ちのUSB Type-Cケーブルも使えますが、せっかく急速充電に対応しているので少なくとも20W程度のPDに対応した充電器・充電ケーブルを使うのがおすすめです。
Xperia 10 VII SO-52Fのバンド
対応バンド・周波数
ドコモ版のXperia 10 VII SO-52Fの対応バンドは以下の通りです。
- 5G:n1/n28/n77/n78/n79
- 4G/LTE:B1/3/8/18/19/21/26/42
- 3G:-
詳細:対応周波数帯 | ドコモ公式サイト(PDF)
ドコモ回線で使える?
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドはB1・3・19です。
Xperia 10 VII SO-52Fはもちろんすべてに対応していますし、ドコモ5Gのn78/n79にも対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればドコモ/ahamoやドコモ回線の格安SIMでも4G/5Gが使えるでしょう。
ソフトバンク回線で使える?
ソフトバンク・ワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1・3・8ですが、Xperia 10 VII SO-52Fは全てに対応しています。
また、ソフトバンク回線が使う5Gのn77にも対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればソフトバンク・LINEMO・ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも通話や4G/5G通信が使えるでしょう。
au回線で使える?
ドコモのXperia 10 VII SO-52Fはau・povo・UQモバイルの4Gバンド(B1/18)にフル対応しています。
また、au回線が使う5Gのn77/n78にも対応しています。
au VoLTEにも対応しているので、au・povo・UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも音声通話や4G/5Gデータ通信が使えます。
SIMロックもないので、SIMを差し替えてAPN設定すれば使えます。
楽天モバイルで使える?
ドコモ版のXperia 10 VII SO-52Fは、記事執筆時点で楽天モバイル公式サイトで動作確認されていません。
もうしばらく待てば動作確認されかもしれないので、こまめにこちらのページを確認しましょう。
なお、ドコモ版のXperia 10 VII SO-52Fは楽天モバイルが使う4G/5Gバンドを網羅しているので、音声通話・4G/5Gデータ通信やSMSは問題なくできるでしょう。
ただし、ドコモ版はETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応の可能性もあります。
個人的にはそれほど重要視していませんが、楽天モバイルをメインで使う場合はSIMフリー版のXperia 10 VIIを買いましょう。
Xperia 10 VIIの購入/機種変更はこちら
以上、ドコモで発売のXperia 10 VII SO-52Fの詳細でした。
Xperia 10 VIIはSONYのミドルスペックのスマホで大きな欠点がなく、安心して長く使えます。
購入/機種変更は手数料が無料のドコモオンラインショップが断然おすすめです。(店舗は4,950円)
購入はこちらからどうぞ!
▼Xperia 10 VIIの購入はこちら▼

