本記事ではドコモで発売されたAQUOS sense9 SH-53Eのレビューと価格・スペックを解説します。
搭載CPUはSnapdragon 7s Gen 2で、カメラもなかなかの性能です。
性能の割に価格は高くなく、ミドルスペックではトップクラスにおすすめの機種です。
12月25日まではキャンペーンも実施しており、お得に購入できます。
シムラボでもAQUOS sense9をドコモ様よりお借りしたのでレビューしました。
▼AQUOS sense9の詳細▼
AQUOS sense9 SH-53Eの価格
ドコモ版AQUOS sense9の値段
ドコモにおけるAQUOS sense9 SH-53Eの本体価格は67,100円です。
- 一括払い:67,100円
- 24回分割:2,795円×24回
- 36回分割:1,83円×36回
前作AQUOS sense8の発売日時点の価格は62,150円だったので、それに比べるとやや高くなりました。
ただ、Xperiaなど他ブランドのミドル機種に比べると価格の上昇は抑えられている印象です。
次章以降で解説するとおり、さらに各種キャンペーンの利用で安く購入できます。
いつでもカエドキプログラム対象
ドコモには「いつでもカエドキプログラム」という端末を安く使えるサービスがあります。
「いつでもカエドキプログラム」をかんたんに説明すると、スマホ本体をいずれドコモに返却することを条件に、本体価格が安くなるしくみです。
基本的には23カ月後に返却する場合が多いですが、22カ月以内に返却してもよいですし2年以上使い続けてもOKです。
AQUOS sense9もこのプログラムの対象です。
- AQUOS sense9を購入
- 23カ月後に本体を返却
→端末価格が安くなる
(返却後も機種変更は不要)
(回線契約なしでも利用可)
いつでもカエドキプログラムを適用して23カ月後に返却した場合のAQUOS sense9 SH-53Eの実質負担額・毎月の支払額は以下のとおりです。
- 実質負担額:税込43,340円
- 月の支払額:税込1,884円×23回
※23か月目に返却する場合
<AQUOS sense9の実質価格>
新規契約 | MNP | 機種変更 | |
---|---|---|---|
通常 価格 |
¥67,100 | ¥67,100 | ¥67,100 |
5G WEL COME割 |
― | ― | ― |
カエドキ プログラム |
-¥23,760 | -¥23,760 | -¥23,760 |
実質 価格 |
¥43,340 | ¥43,340 | ¥43,340 |
一括払いで購入時の価格は税込67,100円なので、プログラム適用で23,760円安くなります。
AQUOS sense9は長く使えるのがメリットなので、プログラムを利用すべきかは悩ましいところですが、2年で買い替える人はこのプログラムを利用しましょう。
▼AQUOS sense9の詳細▼
2000pt還元キャンペーン
ドコモとSHARPではAQUOS sense9のキャンペーンも実施しています。
12月25日までのキャンペーン期間中にドコモのAQUOS sense9 SH-53Eを購入して応募すると、全員がdポイントを2,000ポイント貰えます。
新規契約やMNPはもちろん、機種変更や端末のみ購入も対象です。
さらに、応募後に付与される紹介コードを他の人に伝え、その人がAQUOS sense9を購入すると、抽選で200組(400名)に合計30,000円分(紹介者15,000円分、被紹介者15,000円分)のJTBトラベルギフトが貰えます。
- 購入後の応募で2,000円分のdポイント進呈
- 紹介で抽選で200組400名にJTBトラベルギフト
応募にはSHARPのCOCORO MEMBERSへの登録やIMEIの登録が必要です。
詳細はこちらで確認してください。
AQUOS sense9を端末のみ購入
ドコモで発売されたスマホ全てドコモ公式オンラインショップで端末のみで購入できます。
AQUOS sense9の商品ページの下の方にある「 機種だけ(白ロム)購入の場合はこちら」から遷移して購入してください。
また、AQUOS sense9はドコモ以外でも購入できます。
発売日以降には、Amaozn、楽天市場や中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でもAQUOS sense9の本体のみが購入できるようになります。
新品はもちろん、格安の中古品も買えるので、安く買いたい人は探してみましょう。
なお、AQUOS sense9はドコモ以外にSIMフリー版(公開市場版)、au版、ソフトバンク版、UQ版、JCOM版、楽天モバイル版が発売されました。
どの端末もドコモの主要な4G/5Gバンドを網羅しているのでドコモでも使えますが、価格が同じならドコモ版(SH-53E)かSIMフリー版(SH-M29)がおすすめです。
ドコモ版が一番安心な気がしますが、ドコモ版はドコモ絵文字なので気になる人はあえてSIMフリー版を買ってもよいかもしれません。
AQUOS sense9 SH-53Eのレビュー
AQUOS sense9の評価
AQUOS sense9を実際に使ってみて、先代のAQUOS sense8から順当に進化した高コスパのミドル機種だと感じました。
具体的に、AQUOS sense9を使って良かったと感じたのは以下のポイントです。
- 軽量かつコンパクトなボディ
- Snapdragon 7s Gen 2搭載で動作は軽快
- 明るく美しいディスプレイ
- 最大240Hzのリフレッシュレート対応
- 夜景もしっかり撮れるカメラ
- ステレオスピーカー搭載
- バッテリー持ちも良い
- 防水・防塵対応&MIL規格準拠で高耐久
- おサイフケータイ対応
先代よりわずかに大きく・重くなったものの、重量は約166gと軽量です。
ミドルでも200gを超えるスマホが増えてきた昨今では、170g以下のスマホは貴重と言えます。
サイズも比較的コンパクトなので、片手操作も楽です。
小さなボディながら、ミドル離れしたカメラに大容量バッテリー、そして高耐久とスペックは充実しています。
さらに先代の弱点だったスピーカーはステレオスピーカーに変更され、音質が良くなりました。
欠点が少なく、幅広い人におすすめできる1台です。
一方で、気になる点もいくつかあります。
- 個性的なデザインは賛否が分かれる
- イヤホンジャックなし
- ゲームをがっつりプレイするにはやや力不足
- ワイヤレス充電に非対応
- 付属品はほぼなし
AQUOS sense9は従来モデルから背面のデザインが大きく変更されました。
筆者はポップで可愛いデザインになったと思いますが、SNSでは「昔のほうが良かった」との意見も目に入ります。
デザインは好みが分かれるポイントなので、可能であれば家電量販店などで実機をチェックしましょう。
また、senseシリーズでずっと搭載されていたイヤホンジャックがついに廃止されました。
有線イヤホン派にとっては、ステレオスピーカー搭載のメリットより、こちらのデメリットのほうが大きいかもしれません。
SH-53Eのスペック一覧表
ドコモ版のAQUOS sense9 SH-53Eのスペック一覧表は以下のとおりです。
スペック | |
---|---|
本体サイズ (mm) |
高さ149mm 幅73mm 厚さ8.9mm |
本体の 重さ |
約166g |
画面 サイズ |
約6.1インチ |
画面解像度 | 2,340×1,080 (フルHD+) |
バッテリー 容量 |
5,000mAh |
搭載 OS |
Android 14 |
CPU | Snapdragon 7s Gen 2 |
メモリー (ROM) |
128GB |
メモリー (RAM) |
6GB |
対応外部 メモリ |
microSDXC (最大1TB) |
有効画素数 (メインカメラ) |
5,030万(標準) 5,030万(広角) |
有効画素数 (サブカメラ) |
3,200万画素 |
USB 端子 |
USB Type-C |
SIM | nanoSIM eSIM |
スペック詳細はドコモ公式サイトでご確認ください。
AQUOS sense9 SH-53Eの発売日
ドコモにおけるAQUOS sense9 SH-53Eの発売日は2024年11月7日(木)です。
au、UQモバイル、ソフトバンクでも同じ2024年11月7日(木)に発売されました。
また、楽天モバイル版とSIMフリー版(公開市場版)は2024年11月21日(木)に遅れて発売されました。
ドコモ版AQUOS sense9の型番
ドコモ版のAQUOS sense9の型番はSH-53Eです。
ちなみにau版とUQモバイル版はSHG14、ソフトバンク版はA405AH、楽天モバイル版と公開市場版(SIMフリー版)はSH-M29です。
- ドコモ:SH-53E
- au:SHG14
- UQモバイル:SHG14
- ソフトバンク:A405AH
- 楽天モバイル:SH-M29
- SIMフリー:SH-M29
ドコモ版とSIMフリー版の違い
AQUOS sense9はドコモ以外に公開市場版(SIMフリー版)、au版、UQモバイル版、J:COM MOBILE版、ソフトバンク版、楽天モバイル版が発売されました。
ドコモ版もSIMフリー版も他のキャリア版も基本的な仕様は同じで、大手4キャリアの主要な4G/5Gバンドを網羅しています。
nanoSIM+eSIMのデュアルSIM(DSDV対応)で、SIMロックもかかっていません。
ただし、SIMフリー版はRAM8GB/ROM256GB版も発売されました。
ドコモ版やキャリア版は6GB/128GBの1種類のみですが、特にストレージ容量が足りない人は8GB/256GB版を選んでもよいでしょう。
ドコモ版 他キャリア版 |
SIMフリー版 | |
---|---|---|
RAM/ROM | 6GB/128GB のみ |
6GB/128GB 8GB/256GB |
また、ドコモ版や他のキャリア版を楽天モバイルで使う場合、データ通信や通話などの基本的な機能は使えますが、ETWS(緊急地震速報や津波警報の受信)などの細かい機能には非対応の可能性が高いです。
楽天モバイルをメインで使う場合は楽天モバイル版を使いましょう。
オンライン限定カラーあり
AQUOS sense9 SH-53Eの本体カラーは「ブルー」「グリーン」「ホワイト」「コーラル」「ブラック」の5種類から選べます。
ブルーとグリーンはドコモオンラインショップ限定カラーで、ドコモショップでは買えません。
AQUOS sense9の外観・デザイン
ここでは、AQUOS sense9のブルーの外観写真を載せていきます。
先代のAQUOS sense8からデザインが刷新され、AQUOS wish4やR9と同じようなカメラバンプになりました。
ブルーは本体とカメラバンプで色が異なるバイカラーを採用しており、なおさらカメラが目を引きますね。
私は個性的で可愛いデザインだと思いますが、SNSでは賛否が分かれています。
デザインの良し悪しは人によって異なるので、気になる人は家電量販店などで実機を確認しましょう。
ボディはアルミ特有のサラサラとした手触りで、指紋も目立ちません。
カメラの出っ張りは控えめです。
机などに直置きしてもあまりぐらつきません。
端末上部はマイク穴のみです。
底面にはスピーカー、USB端子(USB Type-C)、マイクがあります。
本体右側面には音量ボタンと電源ボタンです。
電源ボタンは指紋認証センサーも備えています。
本体左側面はSIMスロットのみです。
SIMピンなしでスロットを取り出せます。
画面サイズは6.1インチ
AQUOS sense9 SH-53Eの画面サイズは6.1インチです。
前作AQUOS sense8と同じサイズですね。
本体幅は73mm、重さは166gと、前作よりやや大きく重くなりましたが、それでも他機種に比べると軽くてコンパクトです。
片手でも楽に持てますし、長時間使っても手が痛くなりません。
AQUOS senseシリーズで初めて搭載されたPro IGZO OLEDディスプレイで、リフレッシュレートも最大120Hz(アプリや設定によっては最大240Hz)なので、画面は美しく滑らかに表示されます。
画面の輝度も明るくなっており、直射日光下でも見やすいと感じました。
リフレッシュレートは最大240Hz
AQUOS sense9 SH-53Eのリフレッシュレートは、通常は最大120Hzです。
リフレッシュレートとは画面に1秒間に描画できる画像の枚数で、数値が大きいほどスクロールした際に画面が綺麗にサクサク表示されます。
他のスマホは最大60Hzの場合が多いですが、AQUOS sense9のリフレッシュレートは最大120Hzです。
さらに、なめらかハイスピード表示とゲーミングメニューの登録ゲーム設定をオンにしたアプリでは最大240Hzにもできます。
AQUOS sense9はSIMフリー
ドコモ版のAQUOS sense9 SH-53EはSIMフリー(シムフリー)です。
ドコモで2021年8月27日以降に発売されたスマホは全てSIMフリーです。
AQUOS sense9 SH-53EもSIMロックはかかっていないので、購入時から他社のSIMを入れてAPN設定すれば問題なく使えます。
なお、ドコモ版のAQUOS sense9はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの主要な5G/4Gバンドを網羅しています。
他社のSIMでも問題なく使えます。
nanoSIMとeSIMのDSDV対応
AQUOS sense9 SH-53EはnanoSIMに加えてeSIMも使えるデュアルSIMで、DSDVにも対応しています。
eSIMも利用すれば2つの電話番号を同時に使えるので、スマホ1台で仕事用とプライベート用の電話番号を使い分けられます。
また、電話用とデータ通信用でSIMを分けることも可能です。
なお、SIMカードスロットは1つしかないので、物理SIM+物理SIMのDSDVはできません。
DSDVを利用したい場合は、eSIMを活用してください。
CPUはSnapdragon 7s Gen 2
AQUOS sense9 SH-53Eに搭載されているチップセットは、Snapdragon 7s Gen 2です。
antutu(ver10)の総合スコアは61万程度です。
3Dゲームはやや不安ですが、それ以外の動作はサクサク快適に使えます。
RAMは6GB/ストレージ128GB
AQUOS sense9 SH-53Eのメモリー(RAM)は6GB、ストレージは128GBです。
ミドルスペックの機種としては一般的な容量で、特にストレージが128GBあるのは安心です。
ストレージは初期状態で27GBが埋まっており、残り99GBほどでした。
また、ストレージ容量はSDカードで最大1TB増設可能です。
SDカードで容量増設可能
AQUOS sense9 SH-53Eのストレージ容量は128GBです。
最近のスマホの中ではある程度大容量ですが、もし容量が足りなくなったらSDカードを装着することで容量を増設できます。
マイクロSDカードにより最大1TB増設できるので、写真や動画をたくさん保存する場合は利用してください。
バッテリー容量は5,000mAn
AQUOS sense9 SH-53Eのバッテリー容量は5,000mAhです。
大容量のバッテリーを搭載しているので、丸1日は問題なく使えるでしょう。
実際に、AQUOS sense9でYouTubeの動画を再生し続けるテストを実施しました。
テスト中はBluetooth/位置情報をオフにし、画面の明るさを50%に設定しています。
バッテリー持ちは使い方や環境によって大きく異なるので、あくまでも参考程度に捉えてください。
経過時間 | バッテリー残量 |
---|---|
1時間 | 96% |
2時間 | 93% |
3時間 | 89% |
4時間 | 85% |
5時間 | 82% |
6時間 | 78% |
YouTubeの動画を6時間再生し続けましたが、78%のバッテリーが残っていました。
2時間の再生で7~8%ほどしか消費しておらず、バッテリー持ちはかなり良いと言えますね。
通勤・通学の途中に動画を見たりゲームをしたりする人でも、バッテリー持ちを気にする必要はないでしょう。
ステレオスピーカー搭載
AQUOS sense9にはステレオスピーカーが搭載されています。
前作まではモノラルでしたが、今作からステレオスピーカーになりました。
実際にAQUOS sense9で音楽を聞いてみましたが、クリアで臨場感のある音です。
横持ちした際の、左右のバランスも悪くありません。
内蔵スピーカーで音を聞いたり、動画を見たりする人にもおすすめです。
イヤホンジャックなし
AQUOS sense9 SH-53Eには3.5mmイヤホンジャックが搭載されていません。
前作まではイヤホンジャックがあったのですが、AQUOS sense9からは廃止されました。
有線のイヤホン/ヘッドフォンは接続できないので、無線のイヤホン/ヘッドフォンを使うか、USB Type-Cからの変換アダプタを買いましょう。
USB端子はUSB Type-C
AQUOS sense9 SH-53EのUSB端子は上下どちらでも挿せるUSB Type-C(USB 3.2 Gen 1)です。
ただし、充電器類(USBアダプタ/ケーブル)は付属していません。
USB Type-Cのケーブルを持っていない場合は自身で購入が必要です。
▼AQUOS sense9の詳細▼
SH-53Eのカメラ性能
アウトカメラは2眼レンズ
AQUOS sense9 SH-53Eのアウトカメラはレンズが2つのデュアルレンズです。
5,030万画素の標準レンズに加え、同じく5,030万画素の広角レンズも搭載されています。
<有効画素数>
- 5,030万(標準レンズ)
- 5,030万(広角レンズ)
インカメラは3,200万画素です。
レンズは画面の上部に穴があるパンチホール型です。
AQUOS sense9のカメラレビュー
私が実際にAQUOS sense9で撮影した写真を見てみましょう。
AQUOS sense9ではAIによる自動調整・シーン検出機能がありますが、ここでは基本的にオフにしています。
また、記事にアップする際に画像は圧縮されているので、参考程度にとらえてください。
まずは風景写真です。
明るいところでは、十分キレイに撮影できています。
解像感が高く、色味も自然です。
やや薄暗い店内で、食べ物の写真も撮ってみました。
食べ物の写真も、美味しそうな色合いで撮れています。
AQUOS sense9は広角レンズも掲載しています。
大自然の風景写真を撮影するときなどに重宝するでしょう。
若干色味が変わることもありますが、許容範囲内ですね。
AQUOS sense9は最大8倍ズームが可能です。
望遠レンズを備えていないためデジタルズームのみですが、2倍なら劣化が少なく、実用的と言えます。
4倍はやや粗くなりますが、まだ許容範囲です。
8倍までいくと画質が劣化し、ややのっぺりした印象になります。
看板の文字は読めるので、記録程度なら問題ありません。
最後に、カメラの性能差が出やすい夜景の写真です。
AQUOS sense9にはナイトモードが搭載されており、夜景もキレイに撮れます。
暗所でも明るく、かつノイズもしっかり抑えられています。
手ブレ補正がしっかり効くので、手持ちでもブレずに撮影できました。
全体的に、AQUOS sense9のカメラは高評価です。
ミドル機ではありますが、明るいところはもちろん暗所でもキレイに撮影できます。
カメラにこだわる人でなければ、十分満足できるでしょう。
ただし、望遠レンズを搭載していないためズーム性能はそこまで高くありません。
ズーム性能を重視する場合は、望遠レンズを搭載するハイスペック機種がおすすめです。
AQUOS sense9のベンチマーク
本章ではAQUOS sense9のベンチマークスコアを記載します。
AQUOS sense9のSoCはQualcommのSnapdragon 7s Gen 2、メモリー(RAM)は6GBです。
測定したのはau版のSHG14ですが、ドコモ版のSH-53Eも同じです。
antutu
antutu(10.3.2)で測定したantutuの総合ベンチマークスコアは1回目:約61万、2回目:約61万でした。
これだけあれば性能は十分です。
重い3Dゲームをする人以外は全く問題ないでしょう。
Geekbench
AQUOS sense9のGeekbench 6のスコアは、1回目がシングル:1015、マルチ:2800、2回目がシングル:1027、マルチ:2760でした。
これだけのスコアがあれば性能は十分でしょう。
実際にAQUOS sense9を数日使いましたが、SNSやWEBサイト閲覧、動画視聴などは全く問題ありません。
ゲームをしない人であれば、AQUOS sense9の処理性能でもストレスなく使えるでしょう。
一応、ゲームもそれなりにプレイできます。
原神など負荷の大きい3Dゲームも、画質を落とせば遊べました。
ただし、あくまでもミドルスマホなので、3Dゲームを最高画質で快適にプレイしたい人には向きません。
AQUOS sense9 SH-53Eの機能
搭載便利機能一覧表
AQUOS sense9 SH-53Eに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
有無 | |
---|---|
防水 | ○(IPX5・IPX8) |
防塵 | ○(IP6X) |
ワンセグ | – |
おサイフケータイ | ○ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | ○ |
ワイヤレス充電 | – |
防水、防塵対応
AQUOS sense9 SH-53Eは防水・防塵に対応しています。
特に防水性能はIPX5・IPX8と高く、雨や水回りでの使用も問題ないでしょう。
ワンセグ/フルセグ非対応
AQUOS sense9 SH-53Eはワンセグ・フルセグには非対応です。
指紋認証・顔認証あり
AQUOS sense9 SH-53Eには指紋認証センサーが搭載されています。
しかも電源ボタン一体型の物理センサーなのでロック解除の精度やスピードも問題ありません。
最近は画面内指紋認証の機種が増えてきましたが機種によってはあまり評判がよくないので、物理センサーがあるのは安心です。
なお、顔認証も搭載されており、マスクをしたままでもロック解除が可能です。
おサイフケータイ/Felica対応
AQUOS sense9 SH-53Eにはおサイフケータイが搭載されています。
本体をかざすだけで支払いができます。
おサイフケータイのセンサーは本体背面上部左のカメラ部分にあります。
スクリーンショットの撮り方
AQUOS sense9 SH-53Eでスクリーンショットを撮るには、電源ボタンと音量ボタンの下を同時に押します。
AQUOS sense9だけでなく他のAndroidスマホも基本的にこの方法でスクリーンショットが撮れるので覚えておいてください。
アップデートで不具合解消/性能向上
ドコモでAQUOS sense9 SH-53Eを購入したらすぐにアップデートしましょう。
端末の不具合が解消したり性能が向上したりします。
特に発売からしばらくはこまめにアップデートを確認してください。
Wi-Fiに接続したうえで「設定」→「システム」→「システムアップデート」から最新化できます。
データ容量をたくさん消費するので必ずWi-Fiに接続したうえで行ってください。
電源ボタン長押しで電源オフの方法
AQUOS sense9は、初期状態では電源ボタン長押しでGoogleアシスタントが起動する設定になっています。
電源OFFや再起動などの電源メニューは、電源ボタンと音量ボタンの上を同時押しする必要があります。
電源ボタンの長押しで電源メニューを表示したい場合は、「設定」→「システム」→「ジェスチャー」→「電源ボタンを長押し」をタップし、「長押しでアプリ起動」をOFFにしてください。
OFFにすると電源ボタン長押しで電源メニューが表示されるようになります。
逆にONにするとGoogleアシスタントボタンや、他の任意のアプリを起動する設定にもできます。
戻るボタンの表示方法
AQUOS sense9は初期状態ではジェスチャーナビゲーションになっており、戻るボタンやホームボタンは表示されません。
モデルボタンやホームボタンを常に表示する3ボタンナビゲーションには、「設定」→「システム」→「ジェスチャー」→「システムナビゲーション」から「3ボタンナビゲーション」に切り替えてください。
▼AQUOS sense9の詳細▼
AQUOS sense9 SH-53Eの付属品
ドコモ版のAQUOS sense9に付属しているのはクイックスイッチアダプターと説明書類のみです。
- クイックスタートガイド
- クイックスイッチアダプタ(データ移行用)
クイックスイッチアダプター付属
AQUOS sense9 SH-53Eにはクイックスイッチアダプターが付属しています。
クイックスイッチアダプターは、現在のスマホからAQUOS sense9にデータを移行する際、USB type-AをType-Cに変換するためのものです。
データ移行の手順はこちらを参考にしてください。
充電器(アダプタ/ケーブル)なし
AQUOS sense9 SH-53EにはUSB充電器・USBケーブルやフィルムは付属・同梱されていません。
USBアダプタやUSBケーブルを持っていない場合は自身で購入が必要です。
AQUOS sense9のスマホケース
AQUOS sense9 SH-53Eにはスマホケース・本体カバーが付属していません。
本体保護のため、スマホケースの購入をおすすめします。
特にAQUOS sense9はカメラのメインレンズがやや出っ張っています。
そのまま使うと平面に置いたときにグラグラしますし、傷もレンズ部分に集中しやすいのでスマホケースを付けて使いましょう。
AQUOS sense9の画面保護フィルム
最近、機種によっては最初から画面保護フィルムが貼付されている機種も増えてきましたが、AQUOS sense9には貼付されていません。
自身で購入が必要です。
ドコモ版AQUOS sense9のバンド
SH-53Eの対応バンド・周波数
ドコモ版のAQUOS sense9 SH-53Eの対応バンドは以下のとおりです。
- 5G:n1/28/77/78/79
- 4G/LTE:B1/3/8/18/19/21/28/42
詳細:対応バンド | ドコモ公式(PDF)
ahamo・irumo対応
ドコモ版のAQUOS sense9はもちろんahamo・irumoや他社のドコモ回線でも使えます。
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドであるB1/3/19や、ドコモ5Gのn78/n79にも対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればahamo/irumoやドコモ回線の格安SIMでも4G/5Gが使えます。
ソフトバンク回線で使える?
ソフトバンクやワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドは1/3/8、5Gはn77ですが、ドコモ版のAQUOS sense9は全てに対応しています。
SIMロックもかかっていないので、SIMを挿してAPN設定すればソフトバンク/LINEMO/ワイモバイルやソフトバンク回線の格安SIMでも使えるでしょう。
シムラボでもドコモ版のAQUOS sense9にLINEMOのSIMを差してみました。
APNは自動設定されず、手動で設定が必要でしたが、設定して機内モードをON→OFFにするとすぐに通話やデータ通信ができるようになりました。
5Gでも通信できました。(エリアの関係から、すぐに4Gになりましたが)
ただし、AQUOS sense9はソフトバンクでも発売されました。
ワイモバイル、LINEMOやソフトバンク回線のSIMをメインで使う場合はソフトバンク版のAQUOS sense9を使うのもおすすめです。
au回線で使える?
ドコモのAQUOS sense9はau/povo/UQモバイルの4Gバンド(B1/18)と5Gバンド(n77/n78)にフル対応しています。
au VoLTEにも対応していますので、au/povo/UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも使えます。
シムラボでもドコモ版のAQUOS sense9にpovo2.0のSIMを差してみました。
APNは自動設定されず、手動で設定が必要でしたが、設定して機内モードをON→OFFにするとすぐに通話やデータ通信ができるようになりました。
5Gでも通信できました。
ただし、AQUOS sense9はauやUQモバイルでも発売されました。
au版、UQモバイル版とJCOMモバイル版はどれも同じ仕様です。
au、povo2.0、UQモバイルやau回線のSIMをメインで使う場合はau版/UQ版のAQUOS sense9を使うのもおすすめです。
楽天モバイルで使える?
ドコモ版のAQUOS sense9は楽天モバイル公式サイトではまだ動作確認されていません。
しばらくすると公式サイトのご利用製品の対応状況確認に記載されるので、しばらく待ちましょう。
なお、ドコモ版のAQUOS sense9は楽天モバイルの主要な4G/5Gバンドを網羅しており、おそらく間違いなく楽天モバイルでも使えるでしょう。
シムラボでもドコモ版のAQUOS sense9にpovo2.0のSIMを差してみました。
APNは自動設定されず、手動で設定が必要でしたが、設定して機内モードをON→OFFにするとすぐに通話やデータ通信ができるようになりました。
5Gでも通信できました。(エリアの関係から、すぐに4Gになりましたが)
ただし、ETWS(緊急地震速報・津波警報)などの細かい機能には非対応の可能性もあるので注意してください。
楽天モバイルのSIMをメインで使う場合は楽天モバイル版かSIMフリー版のAQUOS sense9を買うのがおすすめです。
楽天モバイル版のAQUOS sense9も全キャリアの主要な4G/5Gバンドを網羅しており、ドコモ回線でも使えます。
▼AQUOS sense9の詳細▼
AQUOS sense9の購入・機種変更はこちら
以上、ドコモで発売のAQUOS sense9 SH-53Eの解説でした。
人気のAQUOSのミドルスペック機種で、ミドルスペックの機種ではトップクラスにおすすめの機種です。
AQUOS sense9 SH-53Eの購入・機種変更はこちらからどうぞ!
▼AQUOS sense9の詳細▼