本記事では楽天モバイルで買った端末をドコモで使う手順と注意点を解説します。
楽天モバイルのiPhoneは4キャリアで最安値で、ドコモよりお得に購入できます。
楽天モバイルで買ったiPhoneもドコモで使えるので、ドコモで買うより楽天モバイルで買った方がお得です。
ただし、Androidスマホはドコモでは使わない方がよい場合もあるので注意してください。
楽天版iPhoneをドコモで使う手順
ドコモでも使える
楽天モバイルで購入したiPhoneはドコモでも使えます。
楽天モバイルで販売されたiPhoneはSIMフリーで、Apple Storeで販売されたiPhoneと全く同じものです。
SIMロックもかかっていませんし、他社の4G/5Gバンドにも対応しています。
楽天モバイルのiPhoneは過去に販売された端末もすべてSIMフリーなので、安心してドコモでも使えます。
ドコモのAPN設定は不要
楽天モバイルで買ったiPhoneにドコモのSIMカードを差して使う場合、APN設定やプロファイルのインストールは不要です。
SIMカードを差して電源を再起動すれば、自動で接続設定が完了し、すぐに通話やデータ通信が使えるようになります。
ドコモ版と楽天モバイル版のiPhoneの違い
現在販売されているiPhoneは、ドコモで販売されたものも楽天モバイルで販売されたものも全く同じものです。
さらに言うと、Apple Store版もau版もソフトバンク版もすべて同じものです。
iPhone12シリーズやiPhone SE 第2世代までのiPhoneはSIMロックがかかっていましたが、iPhone13シリーズやiPhone SE 第3世代以降の機種はすべてSIMフリーです。
対応バンドもSIMスロットもデザインも全て同じなので、どこで買ってもかまいません。
iPhone本体は4キャリアでは楽天モバイルがほぼ最安値です。
通常価格はApple Storeの方が安いことが多いですが、楽天モバイル楽天市場店で買えばポイントが還元されてAppleよりお得に買えます。
また、楽天モバイルのSIM契約とセットならキャンペーンにより高額のポイントが還元されるので、Apple Storeやドコモで買うよりも断然お得です。
- 端末のみ:楽天モバイル 楽天市場店
- SIM契約とセット:楽天モバイル公式サイト
楽天版iPhoneをドコモで使う手順
楽天モバイルで買ったiPhoneをドコモで使うには以下の手順が必要です。
- 楽天モバイルでiPhoneを購入
- ドコモのSIMカードを差し替え
- 初期設定/データ移行
楽天モバイルでiPhoneを購入
まずは楽天モバイルでiPhoneを買いましょう。
前章で解説した通り、楽天モバイルのiPhoneはすべてSIMフリーで、ドコモでも問題なく使えます。
楽天モバイルでお得にiPhoneを買うには、以下の方法がオススメです。
- 公式サイトでSIM契約とセットで購入
- 買い替え超トクプログラムを利用
- 楽天モバイル楽天市場店で端末のみ購入
楽天モバイルの契約とセットで買えば、キャンペーンにより高額の楽天ポイントが還元されます。
さらに買い替え超トクプログラムなら、2年後に端末を返却する代わりに半額で買えるのでお得です。
楽天モバイルのSIM契約が不要な人も、1と2を併用して買うのが最もお得です。
楽天モバイルを契約したくない人は、楽天モバイル楽天市場店で端末のみを買いましょう。
価格は楽天モバイル公式サイトと同じですが、購入金額に応じて楽天ポイントが還元される分だけこちらがお得です。
端末はApple Storeで買う人も多いですが、ポイント還元を含めると多くの場合で楽天モバイル楽天市場店の方がお得になります。
詳細:楽天モバイル 楽天市場店
ドコモのSIMを差し替え
端末が届いたら、現在の端末からドコモのSIMカードを抜き、新しいiPhoneに差し替えます。
iPhoneで使っていたドコモのSIMカードは楽天モバイルで買ったiPhoneでもそのまま使えるので、SIMカードを差し替えるだけでOKです。
ほとんどいないと思いますが、万が一microSIMを使っている人はSIMサイズの交換が必要です。
ドコモショップでnanoSIMに交換してもらいましょう。
スタッフに「SIMフリーのiPhoneで使えるSIMに交換したい」といえばOKです。
古いiPhoneからのデータ移行
新しいiPhoneにSIMカードを差し替え、電源をONにすると端末の初期設定やデータ移行が始まります。
現在の端末からのデータ移行も簡単です。
元の端末がiPhoneなら、新しいiPhoneを初期セットアップする際に元のiPhoneを隣においておくだけでデータ移行できます。
これをクイックスタートといいます。
元のiPhoneを横においてからiPhoneの電源をONにして初期設定を進めましょう。
古いiPhoneから移行する場合は、事前にiOSを最新にアップデートしておいてください。
Androidスマホではクイックスタートができないので、他の手段が必要です。
一番おすすめなのは「iOSに移行」というAppleの純正アプリを使って移行する手順です。
データ移行手順はこちらに詳しく記載されています。
詳細:AndroidからiPhoneへのデータ移行 | Apple
また、LINEのトーク履歴の移行はこちらのページをご確認ください。
データ移行が完了すると、すぐにドコモのSIMカードが使えるようになります。
APN設定やプロファイルのインストールは不要です。
念のため、通話やデータ通信ができるか確認してください。
楽天モバイルでお得にiPhoneを買う方法
楽天市場店で端末のみ購入
楽天モバイルでiPhoneを買う方法としておすすめなのは楽天モバイル 楽天市場店です。
端末価格はApple Storeとほぼ同じで、楽天モバイル楽天市場店なら購入金額に応じて楽天ポイントが還元されます。
最近は楽天スーパーセールやお買い物マラソン時に高額のポイント還元の対象になることが多く、ほとんどの場合でアップルストアより安く購入できます。
販売されているiPhoneはApple Storeも楽天モバイル楽天市場店も同じものなので、お得に買いたい人は楽天モバイル楽天市場店で買いましょう。
▼高額ポイント還元でお得▼
買い替え超トクプログラム
ほとんどの人が楽天モバイル楽天市場店で買うと思いますが、さらに安い方法もあります。
まずは楽天モバイル公式サイトで買い替え超トクプログラムを利用して買う方法です。
買い替え超トクプログラムとは、簡単に言えば2年後に端末を返却すれば本体が半額で買える仕組みです。
楽天モバイルの契約は不要で、端末のみでもプログラムを利用して買えるので、2年おきに買い替える人はぜひ利用しましょう。
プログラムを利用すれば、ドコモはもちろん、Apple Storeや中古スマホ店より圧倒的に安く買えます。
詳細:買い替え超トクプログラム
さらに、楽天モバイルの契約を組み合わせればさらにお得です。
SIM契約とセットで購入
楽天モバイルの契約が初めてなら、楽天モバイルの契約とセットでiPhoneを購入すれば高額のポイントが還元されます。
還元額は時期により異なりますが、ほとんどで2~3万円以上お得になります。(次章で解説)
一番安く買いたい人は、「楽天モバイル契約とセットで購入」かつ、前章で解説した「買い替え超トクプログラムを利用」しましょう。
楽天モバイルの料金は、月のデータ使用量が3GB以下なら月額1078円です。
初期費用は無料で、楽天モバイルの契約とセットなら高額のポイントが還元されるため、iPhoneの本体のみが欲しい人もあえて楽天モバイルの契約とセットで買った方がお得です。
楽天版Androidをドコモで使う手順
Androidは使えない機種も
楽天モバイルで買ったiPhoneはどれもドコモで使えるのに対し、Androidスマホは注意が必要です。
ドコモでは使えないAndroidスマホも多いです。
まず、楽天モバイルで販売されたAndroidスマホはどれもSIMフリーなので、ドコモのSIMを入れても通話やデータ通信は使える機種がほとんどです。
ただし、一部の機種はドコモが使う周波数に対応していません。
よって、機種によってはドコモの5Gが使えなかったり、4Gも地下や建物の中で電波が弱くなる可能性があります。
端末ごとに、ドコモ回線のバンドに対応しているか確認が必要です。
ドコモで使えるか確認する方法
ドコモで使えるか確認するためには、楽天モバイル公式サイトの各端末ページの「対応周波数帯」を確認しましょう。
ここで、5GのBand n78とBand n79、4G(FDD-LTE)のBand 1 / Band 3 / Band 19に対応していれば、ドコモで使えるでしょう。
- 5G:Band n78、Band n79
- 4G:Band 1 / Band 3 / Band 19
特に5Gのn79と4GのB19に非対応の機種が多いです。
全てに対応していなくても使えないわけではありませんが、5Gが使えなかったり、場所によっては4Gの電波も弱くなる場合があります。
楽天モバイルで販売される端末のうち、最近発売されたAQUOS/Xperia/arrows/Galaxyは全てに対応している場合が多いです。
一方、OPPOなどは非対応の場合が多いので注意してください。

OPPO Reno11 Aは5Gのn79に非対応
楽天版Androidをドコモで使う手順
楽天モバイルで買ったAndroidスマホをドコモで使う手順は以下のとおりです。
- ドコモで使えるか確認
- SIMを差し替え
- データ移行
- APN設定
ドコモで使えるか確認
前章で解説した通り、まずは端末がドコモで使えるか確認しましょう。
特に5Gのn79や4GのB19に対応しているか確認してください。
SIMを差し替え
使えることが確認出来たら、ドコモのSIMを差し替えます。
SIMスロットを開き、SIMカードをセットしてスロットを閉じます。
初期設定/データ移行
端末を買ったばかりの場合、初めて電源をONにすると端末の初期設定が始まります。
画面に従って初期設定を進めてください。
なお、この途中で前の機種からデータを移行できます。
データの移行方法は端末によって異なります。
ケーブルでつないだり、専用アプリを使う場合もありますが、ほとんどの機種は画面の指示に従って操作すれば問題なく移行できます。
APN設定
SIMカードを差し替えて電源をONにすると、ほとんどの機種では自動でAPNが設定され、すぐに通話やデータ通信ができるようになります。
Wi-FiをOFFにして通話やデータ通信ができるか確認してください。
4G/5Gにならない場合やデータ通信ができない場合は、APN設定が必要です。
設定内容 | |
---|---|
名前 | ドコモ(任意) |
APN | spmode.ne.jp |
認証タイプ | 未設定 or なし |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
上記を設定するとドコモで使う設定は完了です。
楽天モバイルの端末購入はこちら
以上、楽天モバイルで買ったiPhone/Androidスマホをドコモで使う手順の解説でした。
楽天モバイルのiPhoneはドコモでも使えるので安心してください。
一方、Androidスマホは使えない機種も多いので注意が必要です。
楽天モバイルで端末のみを買う場合は、公式サイトより楽天モバイル楽天市場店がお得です。
購入金額に応じてポイントが還元されるため、場合によっては20%近く安く購入できます。
購入はこちらからどうぞ!
詳細:楽天モバイル 楽天市場店