
本記事では楽天モバイルでGalaxy A25 5Gを使う手順と注意点を解説します。
楽天モバイルでも間違いなくGalaxy A25 5Gが使えますが、端末の販売元によって違いがあります。
シムラボで検証したのはソフトバンク版/ワイモバイル版ですが、SIMフリー版も間違いなく使えるでしょう。
おそらくドコモ版、au版/UQモバイル版も問題なく使えるはずです。
楽天モバイルでGalaxy A25 5Gが発売か
楽天モバイルではこれまでGalaxy A25 5Gを発売していませんでしたが、まもなく発売されるようです。
Bluetoothの認証団体である「Bluetooth SIG」で、楽天モバイル版とみられるGalaxy A25 5G(型番SM-A253C)が認証を追加したと公表されました。
認証を追加したのは2025年8月末なので、おそらくまもなく発売されるでしょう。
Galaxy A25 5GはSIMフリー版(公開市場版/オープンマーケット版)のほかに、ドコモ、au、UQモバイル、ソフトバンク、ワイモバイルなどで発売されました。
au、UQモバイルやワイモバイルでは、SIM契約とセットで買えば一括1円から購入できます。
個人的には、おそらく楽天モバイルでも1円かそれに近い金額で買えると予想しています。
ちなみに、楽天モバイルでは現在OPPO A3 5Gとarrows We2が一括1円です。
Galaxy A25 5Gを待ってもよいですが、性能面ではほとんど変わらないどころか、むしろarrows We2やOPPO A3 5Gの方が勝る部分も多いです。
そのため、Galaxyがどうしても欲しい人以外はarrows We2やOPPO A3 5Gを選んでもよいでしょう。
Galaxy A25 5Gのスペック
| スペック | |
|---|---|
| 本体サイズ | 高さ168mm 幅78mm 厚さ8.5mm |
| 本体の 重さ |
約210g |
| 画面 サイズ |
6.7インチ |
| 画面解像度 | 1,600×720 (HD+) |
| バッテリー 容量 |
5,000mAh |
| 搭載 OS |
Android 15 |
| CPU | MediaTek Dimensity 6100+ (オクタコア) 2.2+2.0GHz |
| メモリー (ROM) |
64GB |
| メモリー (RAM) |
4GB |
| 対応外部 メモリ |
microSDXC 最大1.5TB |
| 有効画素数 (メインカメラ) |
5,000万(メイン) 200万(マクロ) |
| 有効画素数 (サブカメラ) |
500万画素 |
| USB 端子 |
USB Type-C |
| SIM | nanoSIM eSIM |
| 有無 | |
|---|---|
| 防水 | ○(IPX5、IPX8) |
| 防塵 | ○(IP6X) |
| ワンセグ | – |
| おサイフケータイ | ○ |
| 指紋認証 | ○ |
| 顔認証 | ○ |
| ワイヤレス充電 | – |
Galaxy A25 5Gのベンチマーク
本章ではGalaxy A25 5Gのベンチマークスコアを記載します。
Galaxy A25 5GのSoCはMediaTekのDimensity 6100+、メモリー(RAM)は4GBです。
antutu
antutu(10.4.5)で測定したantutuの総合ベンチマークスコアは1回目:約37万、2回目:約36万でした。

1回目

2回目
SNSや動画視聴、ネットサーフィンなどの用途であれば普通に使えます。
ただし、3Dゲームや本格的な画像編集などは厳しいと感じました。
Geekbench
Galaxy A25 5GのGeekbench 6のスコアは、1回目がシングル:680、マルチ:1837、2回目がシングル:685、マルチ:1834でした。

1回目

2回目
Galaxy A25 5Gは、軽い用途がメインのライトユーザーであれば問題ありません。
実際にGalaxy A25 5Gを使っていますが、SNSやネットサーフィン、2Dゲームなどは問題ありません。
ただし、負荷の大きい3Dゲームは厳しいでしょう。
実際に原神や崩壊:スターレイルなどをプレイしてみると、最低画質であればなんとか動作します。
画質にこだわらないならプレイは可能ですが、時折カクつくため快適とは言えません。
3Dゲームを快適にプレイしたい人は、もう少し性能が高い機種を買いましょう。
楽天でGalaxy A25 5Gは使える?

Galaxy A25 5Gの種類と型番
ここからは、持ち込みのGalaxy A25 5Gを楽天モバイルで使う手順を解説します。
Galaxy A25 5GはSIMフリー版(公開市場版/オープンマーケット版)のほかに、ドコモ、au、UQモバイル、ソフトバンク、ワイモバイルなどで発売されました。
それぞれの端末は型番が分かれており、SIMフリー版(公開市場版)はSM-A253Q、ドコモ版はSC-53F、au版/UQモバイル版はSCG33、ソフトバンク版とワイモバイル版はSM-A253Zです。
型番が同じau版とUQモバイル版、ソフトバンク版とワイモバイル版は全く同じものと考えてよいでしょう。
ちなみに、SIMフリー版とキャリア版は基本的に同じ仕様です。
全てSIMロックがかかっていないSIMフリー端末で、対応バンドやSIMスロット数も同じです。
のちほど解説するように基本的にはSIMフリー版がおすすめですが、キャリア版に楽天モバイルのSIMを入れても音声通話、4G/5Gのデータ通信、SMSなどの基本的な機能は使えるでしょう。
楽天モバイルの動作確認状況
記事執筆時点で、楽天モバイル公式サイトではGalaxy A25 5Gは動作確認されていません。
Galaxy A25 5Gが発売された後、しばらくすると公式サイトの「動作確認端末一覧」または「ご利用製品の対応状況確認」に記載されると思うので、動作確認を待ちましょう。
動作確認されていなくてもGalaxy A25 5Gは間違いなく楽天モバイルで使えると思いますが、その場合は自己責任で使ってください。
SIMフリー版は使える?
Galaxy A25 5GはSamsung公式オンラインショップや家電量販店、Amazon、楽天市場などでSIMフリー版(公開市場版/オープンマーケット版)が購入できます。
SIMフリー版のGalaxy A25 5Gは記事執筆時点で楽天モバイル公式サイトで動作確認されていませんが、発売後しばらくすれば「動作確認端末一覧」または「ご利用製品の対応状況確認」に記載されると思うので、動作確認を待ちましょう。
なお、SIMフリー版は楽天モバイルが使う主要な4G/5Gバンドに対応しており、音声通話、4G/5Gのデータ通信、SMSなどの基本的な機能は使えるでしょう。
SNSなどを見ると実際に使えたとの口コミも多いです。
APNも自動で設定されるようですね。
また、(動作確認されるまでは何とも言えないものの)おそらくSIMフリー版はETWS(緊急地震速報や津波警報の受信)などの細かい機能にも対応している可能性が高いです。
楽天モバイルのSIMをメイン回線として使う場合は、SIMフリー版を買うのがおすすめです。
SIMフリー版のGalaxy A25 5GはSamsung公式オンラインショップや家電量販店のほか、Amazon、楽天市場などで購入できます。
また、発売からしばらくすればイオシスやじゃんぱらなどの中古スマホ店でも購入できるようになります。
購入時は型番がSIMフリー版の「SM-A253Q」であることを確認してから買いましょう。
ドコモ版SC-53Fは使える?
Galaxy A25 5Gはドコモでも発売されました。
ドコモ版のGalaxy A25 5Gは記事執筆時点で楽天モバイル公式サイトで動作確認されていませんが、発売後しばらくすれば「ご利用製品の対応状況確認」に記載されると思うので、動作確認を待ちましょう。
なお、ドコモ版のGalaxy A25 5G SC-53Fも楽天モバイルが使う主要な4G/5Gバンドに対応しており、音声通話、4G/5Gのデータ通信、SMSなどの基本的な機能は使えるでしょう。
ドコモ回線と楽天モバイルのSIMの併用も可能です。
ただ、ETWS(緊急地震速報や津波警報の受信)などの細かい機能に対応しているかはわかりません。
楽天モバイルのSIMをサブ回線として使う場合は問題ないものの、メイン回線として使う場合はSIMフリー版の方が安心かもしれません。
ドコモ版のGalaxy A25 5Gは発売からしばらくすればイオシスやじゃんぱらなどの中古スマホ店で購入できるようになります。
購入時は型番が「SC-53F」であることを確認してから買いましょう。
ドコモ版のGalaxy A25 5Gの詳細はこちらにまとめています。
au版/UQモバイル版は使える?
Galaxy A25 5GはauとUQモバイルでも発売されました。
au版とUQモバイル版のGalaxy A25 5Gの型番はともにSCG33で、全く同じものです。
au版とUQモバイル版のGalaxy A25 5Gは記事執筆時点で楽天モバイル公式サイトで動作確認されていませんが、発売後しばらくすれば「ご利用製品の対応状況確認」に記載されると思うので、動作確認を待ちましょう。
UQモバイルはおそらく記載されませんが、au版と同じです。
なお、au版とUQモバイル版のGalaxy A25 5G SCG33も楽天モバイルが使う主要な4G/5Gバンドに対応しており、音声通話、4G/5Gのデータ通信、SMSなどの基本的な機能は使えるでしょう。
au回線と楽天モバイルのSIMの併用も可能です。
ただ、ETWS(緊急地震速報や津波警報の受信)などの細かい機能に対応しているかはわかりません。
楽天モバイルのSIMをサブ回線として使う場合は問題ないものの、メイン回線として使う場合はSIMフリー版の方が安心かもしれません。
au版とUQモバイル版のGalaxy A25 5Gは発売からしばらくすればイオシスやじゃんぱらなどの中古スマホ店で購入できるようになります。
購入時は型番が「SCG33」であることを確認してから買いましょう。
au版とUQモバイル版のGalaxy A25 5Gの詳細はこちらにまとめています。
ソフトバンク版/ワイモバイル版は使える?
Galaxy A25 5Gはソフトバンクとワイモバイルでも発売されました。
ソフトバンク版とワイモバイル版のGalaxy A25 5Gの型番はともにSM-A253Zで、全く同じものです。
ソフトバンク版とワイモバイル版のGalaxy A25 5Gは記事執筆時点で楽天モバイル公式サイトで動作確認されていませんが、発売後しばらくすれば「ご利用製品の対応状況確認」に記載されると思うので、動作確認を待ちましょう。
なお、ソフトバンク版とワイモバイル版のGalaxy A25 5G SM-A253Zも楽天モバイルが使う主要な4G/5Gバンドに対応しており、音声通話、4G/5Gのデータ通信、SMSなどの基本的な機能は使えるでしょう。
ソフトバンク回線と楽天モバイルのSIMの併用も可能です。
シムラボでもワイモバイルで購入したGalaxy A25 5Gに楽天モバイルのSIMを入れてみましたが、APNは自動で設定され、すぐに通話やデータ通信ができるようになりました。
検証したのは5Gエリア内だったので、ほとんど常に5Gで通信できました。

ワイモバイル版はAPNが自動設定され、5Gも使えた
ただ、ETWS(緊急地震速報や津波警報の受信)などの細かい機能に対応しているかはわかりません。
楽天モバイルのSIMをサブ回線として使う場合は問題ないものの、メイン回線として使う場合はSIMフリー版の方が安心かもしれません。
ソフトバンク版とワイモバイル版のGalaxy A25 5Gは発売からしばらくすればイオシスやじゃんぱらなどの中古スマホ店で購入できるようになります。
購入時は型番が「SM-A253Z」であることを確認してから買いましょう。
ソフトバンク版とワイモバイル版のGalaxy A25 5Gの詳細はこちらにまとめています。
Galaxy A25 5Gに機種変更する手順
楽天モバイル契約者がGalaxy A25 5Gを使う手順は主に以下のとおりです。
- Galaxy A25 5G本体を購入
- SIMを差し替え
- 本体初期設定/データ移行
- APN設定
- Rakuten Linkインストール
端末本体を購入
まずはGalaxy A25 5G本体を準備しましょう。
Galaxy A25 5GはSamsung公式オンラインショップのほか、家電量販店、Amazon、楽天市場で端末のみを購入できます。
また、発売からしばらくするとイオシスやじゃんぱらといった中古スマホ店でも購入できます。
中古で買う場合は、どこで販売されたものかを確認してから買いましょう。
基本的にはSIMフリー版がおすすめですが、ドコモ/au/UQモバイル/ソフトバンク/ワイモバイル版でも音声通話、4G/5G通信、SMSなどの基本的な機能は間違いなく使えます。
SIMを差し替え
本体を用意できたら、現在使っている端末からSIMカードを抜き、新しいGalaxy A25 5Gに差し替えます。
楽天モバイルのSIMは1種類なので、iPhoneや他のAndroidスマホで使っていたSIMもGalaxy A25 5Gで使えます。
ただしGalaxy A25 5GのSIMサイズはnanoなので、microや標準SIMで使っていた人は周りをパキっと割ってnanoサイズにしてから差し替えてください。

Galaxy A25 5GはeSIMにも対応しており、オンラインで他機種から簡単にSIMを移すことができます。
eSIMを他機種から移す手順はこちらにまとめています。
端末初期設定/データ移行
SIMを差し替えて電源をONにすると、端末の初期設定が開始します。
画面の指示に従って各種設定を完了させてください。
前の機種からGalaxyへのデータ移行はSmart SwitchというGalaxy純正の無料アプリを使うのがおすすめです。
機種変更前/後の両方の端末にアプリを入れればワイヤレスでデータ移行ができます。
ただし、全てのアプリが移行されるわけではないので、データ移行完了後に元の端末と見比べて確認しましょう。
また、アプリの再ログインが必要な場合もあります。
LINEのトーク履歴の移行はこちらのページをご確認ください。
APN設定
初期設定が終わったら、おそらくAPNが自動設定され、すぐに音声通話や4G/5Gによるデータ通信ができるようになると思います。
ただし、機種により万が一4Gや5Gで通信できない場合は、APN設定が必要です。
「設定」→「接続」→「モバイルネットワーク」→「APN」をタップし、一覧の中に「rakuten.jp」があればそれを選択します。
一度機内モードをON→OFFにすればすぐにつながるでしょう。
APN一覧の中に「rakuten.jp」がなければ、手動で設定が必要です。
「追加」をタップし、以下のAPN項目を手動で入力してください。
<AndroidのAPN>
| 項目 | 入力内容 |
|---|---|
| APN名 | (任意) |
| APN | rakuten.jp |
| MCC | 440 |
| MNC | 11 |
| APN タイプ |
default,supl,dun |
| APN プロトコル |
IPv4/IPv6 |
| APNローミング プロトコル |
IPv4/IPv6 |
| PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
※APNタイプでdunが入力不可の場合、「default,supl」または「default,supl,tether」と入力
※PDPタイプは入力箇所なし
入力して保存した後、一度機内モードをON→OFFにすればデータ通信ができるようになるでしょう。
Rakuten Linkインストール
最後に、Rakuten Linkをインストールします。
詳細:楽天Linkでできること
Rakuten Linkを使って電話をかければ、国内通話は無料でかけ放題です。
必ずインストールしましょう。
以上で機種変更は完了です。
Galaxy A25 5Gの購入はこちら
以上、楽天モバイルでGalaxy A25 5Gを使う手順と注意点でした。
楽天モバイルでもGalaxy A25 5Gが使えますが、楽天モバイル回線をメインで使う場合はSIMフリー版を使うのがおすすめです。
いずれの場合も必ず動作確認端末一覧ページを確認してから使いましょう。
Galaxy A25 5Gの本体はSamsung公式オンラインショップのほか、Amaozn、楽天市場や中古スマホ店でも購入できます。
購入はこちらからどうぞ!


