本記事ではワイモバイルでiPhoneに自分で機種変更する手順を解説します。
ワイモバイル以外で購入したiPhoneにSIMを差し替えれば自分で機種変更ができます。
ただし、SIMロックやSIMカードの種類には注意が必要です。
iPhone本体をApple Storeよりお得に買う方法も解説します。
iPhoneに自分で機種変更する手順
まずは、ワイモバイル契約者が他で購入したiPhoneに自分で機種変更する手順を解説します。
iPhoneに機種変更する手順は以下のとおりです。
- iPhone本体を準備
- SIMを差し替え
- 初期設定・データ移行
基本的には現在の端末からSIMカードを抜いてiPhone本体に差し替えれば機種変更は完了です。
APN設定(プロファイルインストール)は不要で、ソフトウェアを最新にアップデートしておけばSIMカードを差し替えるだけで自動でAPN設定されます。
iPhone本体を入手
まず、自身で使いたいiPhone本体を準備しましょう。
これから本体を買う人は、アップルストアでiPhoneが本体のみで購入できます。
<Apple Storeの価格>
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 16 |
128GB | ¥124,800 |
256GB | ¥139,800 | |
512GB | ¥169,800 | |
iPhone 16 Plus |
128GB | ¥139,800 |
256GB | ¥154,800 | |
512GB | ¥184,800 | |
iPhone 16 Pro |
128GB | ¥159,800 |
256GB | ¥174,800 | |
512GB | ¥204,800 | |
1TB | ¥234,800 | |
iPhone 16 Pro Max |
256GB | ¥189,800 |
512GB | ¥219,800 | |
1TB | ¥249,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 15 |
128GB | ¥112,800 |
256GB | ¥127,800 | |
512GB | ¥157,800 | |
iPhone 15 Plus |
128GB | ¥124,800 |
256GB | ¥139,800 | |
512GB | ¥169,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 14 |
128GB | ¥95,800 |
256GB | ¥110,800 | |
512GB | ¥140,800 | |
iPhone 14 Plus |
128GB | ¥112,800 |
256GB | ¥127,800 | |
512GB | ¥157,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone SE 第3世代 |
64GB | ¥62,800 |
128GB | ¥69,800 | |
256GB | ¥84,800 |
また、楽天モバイル 楽天市場店ではApple Storeと同じSIMフリー版のiPhoneが端末のみで購入できます。
購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるため、機種によってはApple Storeよりお得に購入できる場合もあります。
還元率が上がるお買い物マラソンやスーパーセールを狙って購入しましょう。
私も最近はここで購入しています。
SIMの差し替え
新しいiPhoneが用意できたら、今の端末からSIMカードを抜いて新しいiPhoneに差し替えます。
SIMを別の端末に差し替えても、料金プランや契約内容に変化はありません。
これまでと同じように使い続けられます。
eSIMの機種変更は、元の端末がiPhoneならeSIMクイック転送を使いましょう。
eSIMを転送する場合は、事前に転送元/転送先の端末を必ず最新のiOSにアップデートしてから行ってください。
iOS17にアップデートできない古いiPhoneはeSIMクイック転送が使えないので、店舗でeSIMの機種変更が必要です。
AndroidスマホからeSIMを移す場合も店舗に行く必要があります。
初期設定・データ移行
新しいiPhoneにSIMを差し替えて電源をONにすると、本体の初期設定が開始します。
その際に、元の端末のデータを新端末に移行できます。
元の端末がiPhoneの人はクイックスタートが便利です。
元の端末のiOSを最新にアップデートしたうえで、新しいiPhoneの初期設定時に元のiPhoneを新しいiPhoneの隣に置いておけば、自動でデータが移行されます。
AndroidスマホからiPhoneへのデータ移行は「iOSに移行」というApple純正アプリを使うのがおすすめです。
詳細はこちらを参考にしてください。
詳細:AndroidからiPhoneへのデータ移行 | Apple
上記設定が終わると、いよいよiPhoneがワイモバイルで使えるようになります。
プロファイルのインストールは不要です。
iPhoneを端末のみで買う方法
ワイモバイルでもiPhoneを販売中ですが、他でiPhoneの本体のみを購入して使うこともできます。
iPhoneはほとんどの人はApple Storeで購入すると思いますが、実は楽天モバイル 楽天市場店の方がお得な場合もあります。
とにかく安く買いたい人は、中古のiPhoneも探してみましょう。
Apple Storeで購入
アップルストアではiPhoneが本体のみで購入できます。
アップルの店舗でも買えますが、オンラインでも送料無料なのでオンラインストアで買うのが便利です。
Apple StoreにおけるiPhoneの価格は以下のとおりです。
<iPhoneの税込価格>
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 16 |
128GB | ¥124,800 |
256GB | ¥139,800 | |
512GB | ¥169,800 | |
iPhone 16 Plus |
128GB | ¥139,800 |
256GB | ¥154,800 | |
512GB | ¥184,800 | |
iPhone 16 Pro |
128GB | ¥159,800 |
256GB | ¥174,800 | |
512GB | ¥204,800 | |
1TB | ¥234,800 | |
iPhone 16 Pro Max |
256GB | ¥189,800 |
512GB | ¥219,800 | |
1TB | ¥249,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 15 |
128GB | ¥112,800 |
256GB | ¥127,800 | |
512GB | ¥157,800 | |
iPhone 15 Plus |
128GB | ¥124,800 |
256GB | ¥139,800 | |
512GB | ¥169,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone 14 |
128GB | ¥95,800 |
256GB | ¥110,800 | |
512GB | ¥140,800 | |
iPhone 14 Plus |
128GB | ¥112,800 |
256GB | ¥127,800 | |
512GB | ¥157,800 |
容量 | 税込価格 | |
---|---|---|
iPhone SE 第3世代 |
64GB | ¥62,800 |
128GB | ¥69,800 | |
256GB | ¥84,800 |
ただし次章で解説する楽天モバイル楽天市場店のほうがお得な場合もあるので、どちらも確認してください。
楽天モバイル楽天市場店で購入
iPhone本体は楽天モバイル 楽天市場店で買うのもおすすめです。
楽天モバイル楽天市場店では、Apple Storeと同じSIMフリー版のiPhoneが端末のみで購入できます。
さらに楽天モバイル楽天市場店は楽天市場内のショップなので、購入金額に応じて楽天ポイントが還元されます。
還元率は人によって異なりますが、5のつく日/0のつく日やお買い物マラソンなどを狙って買うと、アップルストアより楽天市場店の方がお得になる場合もあります。
購入前にどちらがお得か確認してから買いましょう。
- 買える端末はApple Storeと同じ
- 価格はAppleと同じか少し高い
→ポイント還元でお得な場合も
▼ポイント還元でお得▼
中古のiPhoneを購入
SIMフリーのiPhone本体は中古スマホ店で購入するものおすすめです。
価格の安い中古はもちろん、新品同様の未使用品も端末のみで購入できます。
楽天市場も在庫が豊富ですが、個人的にはイオシスやじゃんぱらがおすすめです。
なお、iPhone13以降とiPhone SE 第3世代以降のiPhoneはどこで販売されたものもすべてSIMフリーでワイモバイルで使えるので、ドコモ版やau版など含めて、どれを買っても構いません。
ただし、iPhone12シリーズ以前のiPhoneは機種によってはSIMロックがかかっている場合もあります。
中古で買う場合はSIMフリーかSIMロック解除済みであることを確認してから買いましょう。
自分で機種変更時の注意点
プロファイルインストール不要
ワイモバイルのSIMをiPhoneに差し替えた後、プロファイルのインストールは不要です。
iPhoneのシステムバージョンがiOS14.5以降なら、SIMを挿しただけで自動的に接続されます。
古い機種を使う場合で、もし3Gのままの場合やうまく接続できない場合は、ソフトウェアを最新にアップデートしましょう。
以前はiPhone12シリーズのみAPN設定が必要でしたが、現在はシステムアップデートで接続できます。
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」をタップし、iOSを最新にしてください。
ほとんどの場合はiOSを14.5以上にすればSIMを挿しただけで自動で接続されます。
もし接続できない場合、「設定」→「一般」→「情報」をタップし、「キャリア設定アップデート」のポップアップが出たら”アップデート”をタップしてください。
詳しい手順はこちらにまとまっています。
eSIMを自分で機種変更する手順
ワイモバイルでもeSIMクイック転送が使えます。
iOS17以降にアップデートしたiPhoneにはeSIMクイック転送という機能があります。
これは、他機種に入れたSIM/eSIMをiPhone上の手続きのみで他のiPhoneに移し替える機能です。
元のSIMが通常のnanoSIMでもeSIMに転送できるのがメリットです。
eSIMを転送する場合は、事前に転送元/転送先の端末を必ず最新のiOSにアップデートしてから行ってください。
手数料も無料なので、eSIMの移し替えには必ずeSIMクイック転送を使いましょう。
店舗でも移し替えができますが、その場合は手数料がかかります。
ただし、iOS17にアップデートできない古いiPhoneはeSIMクイック転送が使えないので、店舗でeSIMの機種変更が必要です。
AndroidスマホからeSIMを移す場合も店舗に行く必要があります。
SIMロック解除が必要な場合
ドコモ/au/ソフトバンクやUQモバイルなどで販売された古いiPhoneはSIMロックがかかっている場合があります。
iPhone13シリーズ以降、iPhone SE 第3世代以降のiPhoneは発売時から全てSIMフリーなので気にする必要はありませんが、iPhone12シリーズまで/iPhone SE 第2世代までの機種はSIMロックがかかっている場合があります。
SIMロックがかかったiPhoneはワイモバイルでは使えないので、解除が必要です。
ただし、以下の日付以降に購入したスマホはSIMロックがかかっていません。
- ドコモ:2021年8月27日
- au/UQモバイル:2021年10月1日
- ソフトバンク:2021年5月12日
現在でもドコモ/au/ソフトバンクやUQモバイルでは中古のiPhoneを販売していますが、2021年10月1日以降に買ったiPhoneは全てSIMフリーかSIMロック解除済みです。
なお、iPhone13シリーズ以降、iPhone SE 第3世代以降のiPhoneは発売時から全てSIMフリーだったので、SIMロックを気にする必要はありません。
iPhone12シリーズまで、iPhone SE 第2世代までの機種を使う場合だけSIMロックがないか確認してください。
これから端末を買う場合は、iPhone13以降の機種かiPhone SE 第3世代以降の機種を買いましょう。
SIMカードのサイズに注意
機種変更時にはいくつか注意点があります。
まずはSIMカードのサイズです。
初代iPhone SE/iPhone6S以降のiPhoneで使えるSIMカードのサイズはnanoのみです。
そのため、現在の端末に挿しているSIMカードがmicroSIMや標準SIMの場合、iPhoneでは使えません。
ワイモバイルの店舗でSIMカードのサイズ交換をしてもらいましょう。
その際、SIMカードの交換手数料がかかります。
n141のSIMは使える?
n141はワイモバイルのiPhone専用
すでにワイモバイルを契約中の人はSIMの番号に注意が必要です。
通常、ワイモバイルでSIMカードを契約すると「n111」「n101」または「n161」というSIMカードが発行されます。
しかし、ワイモバイルで買ったiPhoneに挿入されているSIMは、「n141」というワイモバイル版iPhone専用のSIMカードです。
▼SIMに番号が記載▼
このn141はワイモバイル版iPhone専用のSIMのため、アップルストアで購入したiPhoneに挿しても使えないことになっています。(実際は使える場合あり)
動作が保証されているのはワイモバイルで買ったiPhoneのみです。
そのため、ワイモバイルの店舗で「n101」「n111」または「n161」に交換してもらってください。
その際、SIM交換手数料がかかります。
(オンラインでは交換できません)
実際はn141も使える
前章のとおりn141のSIMはワイモバイル版iPhoneの専用SIMで、Apple Storeで買ったiPhoneでは使えないことになっています。
公式サポートに確認しても「使えないので交換してください」との回答が来ます。
しかし、実際にはApple Storeで買ったiPhoneでもn141が使えます。
以前はiPhone12以前の機種では使えませんでしたが現在は使えるようですし、最新のiPhoneでも使えます。
もちろんそれ以前のiPhoneもiOS14.5以降なら使えます。
本来は使えないことになっているので自己責任にはなりますが、SIMの交換が面倒な場合はn141のままでも良いかもしれません。
使う場合は必ずiOSを最新にアップデートしてから使ってください。
各iPhone使用時の注意点
iPhone16シリーズ
iPhone16、iPhone16 Plus、iPhone16 Pro、iPhone16 Pro Maxもワイモバイルで使えます。
iPhone16シリーズはApple Store版もキャリア版も全てSIMフリーで、仕様は全く同じです。
SIMロックもかかっていないため、どこで買ったものでもワイモバイルで使えます。
ワイモバイルでiPhone16を使う手順はこちらにまとめています。
iPhone15シリーズ
iPhone15、iPhone15 Plus、iPhone15 Pro、iPhone15 Pro Maxもワイモバイルで使えます。
iPhone15シリーズはApple Store版もキャリア版も全てSIMフリーで、仕様は全く同じです。
SIMロックもかかっていないため、どこで買ったものでもワイモバイルで使えますし、eSIMも使えます。
ワイモバイルでiPhone15を使う手順はこちらにまとめています。
iPhone14シリーズ
iPhone14、iPhone14 Plus、iPhone14 Pro、iPhone14 Pro Maxもワイモバイルで使えます。
iPhone14シリーズはApple Store版もキャリア版も全てSIMフリーで、仕様は全く同じです。
SIMロックもかかっていないため、どこで買ったものでもワイモバイルで使えますし、eSIMも使えます。
ワイモバイルでiPhone14を使う手順はこちらにまとめています。
iPhone13シリーズ
iPhone13、iPhone13 mini、iPhone13 Pro、iPhone13 Pro Maxもワイモバイルで使えます。
iPhone13シリーズはApple Store版もキャリア版も全てSIMフリーで、仕様は全く同じです。
SIMロックもかかっていないため、どこで買ったものでもワイモバイルで使えますし、SIMも使えます。
iPhone SE 第3世代
iPhone SE 第3世代もワイモバイルで使えます。
iPhone SE 第3世代はApple Store版もキャリア版も全てSIMフリーで、仕様は全く同じです。
SIMロックもかかっていないため、どこで買ったものでもワイモバイルで使えます。
もちろんeSIMも使えます。
それ以前のiPhone
iPhone12シリーズ以前、iPhone SE 第2世代以前のiPhoneもワイモバイルで使えます。
iPhone12、iPhone12miniやiPhone11シリーズ、iPhone XSやiPhone XRも使えます。
ただし、あまり古い機種を今から使うのはおすすめしません。
まず、5Gに対応しているのはiPhone12シリーズ以降、iPhone SE 第3世代以降の機種からです。
今後は5Gが主流になるので、今から買う場合は5G対応のiPhoneを選びましょう。
また、iPhone12シリーズまで、iPhone SE 第2世代までのiPhoneは、端末によってSIMロックがかかっている場合があります。
ドコモ/au/ソフトバンク/ワイモバイル/UQモバイルで買ったiPhoneを使う場合にはSIMロック解除が必要な場合があります。
端末購入元のマイページでSIMロックを解除してから使いましょう。
SIMロック解除がよくわからない人は、iPhone13シリーズ以降、iPhone SE 第3世代以降の機種を使うのがおすすめです。
iPhone13シリーズ以降、iPhone SE 第3世代以降はどこで販売された機種でもSIMロックがかかっておらず、販売元を気にすることなくワイモバイルで使えます。
iPhone本体の購入はこちら
以上、ワイモバイルでiPhoneに自分で機種変更する手順の解説でした。
iPhone本体はApple Storeが人気ですが、実は楽天モバイル楽天市場店や中古スマホ店もおすすめです。
購入はこちらからどうぞ!
端末別の詳細手順はこちら!