本記事ではLINEMOのメリット・デメリットやおすすめな人・おすすめしない人を解説します。
LINEMOは料金の安さとキャンペーンの豪華さに加えて通信速度も速く、格安SIMではトップクラスにおすすめのキャリアです。
特にデータ使用量が月3GB未満ならLINEMOのベストプランを真っ先に検討しましょう。
ただし新料金プランでは一部で改悪になった点と、店舗サポートがない点には注意が必要です。
メリット・デメリット一覧表
私もLINEMOを契約して使っていますが、主要なメリット・デメリットは以下のとおりです。
- 料金が安い、特に月3GBがお得
- さらにキャンペーンが豪華
- LINEビデオ通話もギガフリー
- 通信速度が速い
- 容量追加チャージが安い
- 店舗サポートがない
- 3GB超で料金UP
- 端末は自分で用意が必要
- 超過後の低速通信に容量制限あり
- 繰り越し/低速モードなし
特に月3GB未満なら料金の安さはトップクラスで、さらに豪華キャンペーンでお得に契約できます。
MVNOにはさらに料金が安いキャリアもありますが、通信速度が一日中速い点を考えるとLINEMOの方がおすすめです。
店舗はないのでサポートが必要な人はワイモバイルの方がおすすめですが、不要なら断然LINEMOを選びましょう。
LINEMOのデメリット
まず先にLINEMOのデメリットを紹介します。
個人的にLINEMOは格安SIMでもトップクラスにおすすめのキャリアですが、いくつか注意点があります。
特に「店舗サポートがない」「3GBを超えると料金UP」「容量超過後の低速通信に容量制限あり」「端末は自分で用意が必要」な点には注意が必要です。
店舗サポートがない
LINEMOの最大のデメリットは店舗がない点です。
契約や機種変更はもちろん、SIMの交換やトラブル発生時はすべてオンラインで自分で手続きが必要です。
店舗を持たない分だけ料金が安くてキャンペーンが豪華なのですが、これまで店舗で各種手続きを行っていた人、万が一の際に店舗がないと不安な人は店舗サポートがある他社の方がよいでしょう。
店舗サポートが必要な人はワイモバイルがおすすめです。
全国に2,000以上の店舗があり、各種手続きやトラブルに対しても店員さんが手厚くサポートしてくれます。
ワイモバイルは店舗がある分だけ通常料金はLINEMOより高いですが、家族割やおうち割を適用すればLINEMOと同等の料金で使えます。
店舗で手続すると手数料がかかるものの、万が一の際に駆け込める店舗があるのは安心です。
ただし、LINEMOの契約や機種変更はWebで簡単に手続できます。
また、トラブルなどで店舗に行く機会はあまり多くないと思うので、個人的には店舗がないことより料金の安さがメリットとして上回ると思います。
3GBを超えると料金が上がる
LINEMOでは2024年7月30日から新プラン「LINEMOベストプラン」「LINEMOベストプランV」を開始しました。
<LINEMOの料金プラン>
LINEMO ベストプラン |
LINEMO ベストプランV |
||
---|---|---|---|
容量 | ~3GB | ~10GB | ~30GB |
料金 | 990円 | 2090円 | 2970円 |
5分かけ放題 | 月額550円 | 料金に含む | |
無制限かけ放題 | 月額1,500円 | 月額1,100円 | |
容量超過後の 最大速度 |
300kbps ※15GB超過後は128kbps |
1Mbps ※45GB超過後は128kbps |
そのうち、LINEMOベストプランは3GBを超えても10GBまで使えるようになりましたが、逆に言えば3GBを超えると勝手に料金が上がってしまいます。
最初から10GB使うつもりなら問題ありませんが、そうでない場合は知らないうちに3GBを超えてしまい、料金が上がってしまう可能性があります。
Androidスマホを使っていれば、3GBの直前で通知したり、データ通信をストップすることができます。
しかし、iPhoneにこのような機能はないため、自身でデータ使用量をこまめに管理しなければなりません。
家族割や光セット割なし
LINEMOに家族割や光セット割はありません。
もともとの料金は安いのですが、複数回線を契約したり、ソフトバンク光を契約してもこれ以上の割引はありません。
一方、同じソフトバンクグループのワイモバイルは家族割やおうち割が適用できます。
ワイモバイルとLINEMOの通常料金を比較すると以下のとおりです。
<ワイモバイルとの料金比較>
Y!mobile 通常料金 |
Y!mobile 割引適用後 |
LINEMO | |
---|---|---|---|
~3GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥990 |
3~4GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥2,090 |
4~10GB | ¥4,015 | ¥2,178 | ¥2,090 |
10~20GB | ¥4,015 | ¥2,178 | ¥2,970 |
20~30GB | ¥5,115 | ¥3,278 | ¥2,970 |
ワイモバイルでおうち割とPayPayカード割を適用すると、3~4GBと10GB~20GBはワイモバイルの方が安いです。
また、4GB~10GBもほとんど料金は変わりません。
ワイモバイルなら店舗サポートも受けられますし、余ったデータ容量は翌月に繰り越されるなどメリットが多いです。
おうち割光セットが適用できる場合で、データ使用量が20GBで足りる場合はワイモバイルを選びましょう。
端末は自分で購入が必要
LINEMOでは端末を販売していません。
よって、乗り換え時にスマホを買い替える場合や機種変更時は自分で端末を用意する必要があります。
ソフトバンクなら店舗やオンラインショップで端末のセット購入や機種変更ができますが、月額料金はLINEMOより高く、端末価格も自分で買うより高いことがほとんどです。
iPhoneもAndroidスマホも他で買ってLINEMOで使う方が断然お得なので、ぜひチャレンジしましょう。
持ち込みのiPhoneを使う方法
iPhoneはApple StoreでSIMフリー版が端末のみで購入できます。
また、楽天モバイル 楽天市場店なら購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるため、Apple Storeと同じSIMフリー版がAppleより安く購入できます。
特にお買い物マラソンやスーパーセールなら還元率が上がるのでお得です。
LINEMOでiPhoneを使う手順はこちらにまとめています。
Androidスマホを使う方法
動作確認端末一覧ページに記載の端末なら、AndroidスマホもLINEMOで使えます。
AndroidスマホはAmazon・楽天市場や中古スマホ店(イオシス、じゃんぱらなど)で端末のみを買い、LINEMOのSIMを差し替えて使いましょう。
ソフトバンクやワイモバイルで販売されたAndroid端末はほとんど使えるのでハイスペック機種も使えます。
LINEMOで持ち込みのAndroidスマホを使う手順はこちらにまとめています。
通話料金が半額にならない
LINEMOには通話料金を半額にする仕組みがありません。
かけ放題オプションを契約していない場合、通話料金は30秒ごとに22円かかってしまいます。
他のMVNOでは専用アプリからかければ通話料金が半額になるサービスがあります。
また、IIJmioなどの一部のMVNOでは自動プレフィックス付与に対応しているため、専用アプリを使わなくても自動で半額になります。
他にも、楽天モバイルはアプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話は無料でかけ放題です。
LINEMOにもかけ放題オプションはありますし、5分かけ放題オプションはキャンペーンで7カ月間無料で使えます。
ただし、かけ放題オプションを使わない場合や、5分かけ放題契約者の5分超過後は22円/30秒と割高です。
データ繰り越しはない
LINEMOには余ったデータの繰り越し機能はありません。
ワイモバイル・UQモバイルや他のMVNOには当月使い切れずに余ったデータ容量を翌月に繰り越すサービスがありますが、LINEMOは当月末で消滅してしまいます。
基本料金やデータ追加の費用は安いものの、データ繰り越しがないのはやや残念です。
月のデータ使用量の変動が大きい場合はワイモバイルの方がお得かもしれません。
容量超過後の低速通信に容量制限
LINEMOベストプラン/ベストプランVでは容量超過後の最大速度が2段階で変わる仕組みになりました。
ベストプランの場合、データ使用量が10GBを超えると最大速度が300kbpsに制限されます。
また、制限がかかった状態で5GB使うと、最大速度が128kbpsに制限されます。
ベストプランVの場合、データ使用量が30GBを超えると最大速度が1Mbpsに制限されます。
また、制限がかかった状態で15GB使うと、最大速度が128kbpsに制限されます。
ベストプランは低速で5GB、ベストプランVは低速で15GB使わないと128kbpsにはならないのでほとんどの人は大丈夫だと思いますが、早めにデータを使い切って低速通信になってしまった場合は注意が必要です。
低速モード/節約モードなし
LINEMOには低速モードや節約モードもありません。
他社では、アプリなどから通信速度を低速に切り替えることで容量を消費しない仕組みがあります。
キャリアによっては低速ON時でも最大1Mbpsで通信できるので、容量を消費せずにYouTubeを見放題にできます。
LINEMOはベストプランVなら容量を使い切った後も最大1Mbpsで通信できますが、高速通信の容量が残っている間は低速に切り替えることはできません。
バースト転送なし
LINEMOはバースト転送には対応していません。
バースト転送とは、低速通信時でも最初の一定容量のみ高速で通信することでコンテンツの表示を速める機能です。
バースト転送があれば、速度制限時でも体感速度が速くなります。
他社ではバースト転送に対応しているキャリアも多いですが、LINEMOは非対応です。
ただ、LINEMOの制限時の最大速度はベストプラン:300kbps、ベストプランV:1Mbpsと速いので、あまり大きな影響はないでしょう。
ソフトバンクから乗り換えはキャンペーン対象外
ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えを検討中の人も多いでしょう。
月のデータ使用量が30GBで足りる人は、LINEMOへ乗り換えることで毎月の料金を大きく節約できるはずです。
また、LINEMOはソフトバンク回線を使っているため、ソフトバンクで使っていたスマホはiPhoneもAndroidもそのままLINEMOで使えます。
乗り換え時に自動でSIMロック解除してくれるので安心です。
ただし、ソフトバンクからLINEMOに乗り換える場合、LINEMOの豪華なキャンペーンはほとんどすべてが適用されません。
通話オプション割引キャンペーンは適用できますが、PayPayポイントが還元されるキャンペーンはほとんど対象外です。
ただ、それでもソフトバンクからLINEMOに乗り換えることで毎月の料金を大きく節約できるので、躊躇せずに乗り換えましょう。
乗り換え手数料なども一切かかりません。
以上、LINEMOのデメリットでした。
LINEMOにはいくつかデメリットはあるものの、後述するようにメリットもたくさんあります。
上記のデメリットが気にならない人にとっては、格安SIMでもトップクラスにおすすめのキャリアです。
LINEMOのメリット
続いてLINEMOのメリットを紹介します。
先にデメリットを書きましたが、LINEMOにはたくさんのメリットもあり、個人的にもトップクラスにおすすめのキャリアです。
特に月3GBのプランを探している人はまずLINEMOを検討しましょう。
他社より料金が安い
LINEMOの最大のメリットは料金の安さです。
LINEMOは月3~10GBのLINEMOベストプランと月30GBのLINEMOベストプランVが選べて、どちらも他社より安いです。
<LINEMOの料金プラン>
LINEMO ベストプラン |
LINEMO ベストプランV |
||
---|---|---|---|
容量 | ~3GB | ~10GB | ~30GB |
料金 | 990円 | 2090円 | 2970円 |
5分かけ放題 | 月額550円 | 料金に含む | |
無制限かけ放題 | 月額1,500円 | 月額1,100円 | |
容量超過後の 最大速度 |
300kbps ※15GB超過後は128kbps |
1Mbps ※45GB超過後は128kbps |
ベストプラン(3GB未満時)の月額990円は格安SIMの中でもトップクラスに安いです。
MVNOではIIJmioのギガプラン(5GBで990円)などさらに安いキャリアもありますが、通信速度の速さはLINEMOが圧倒的です。
店舗さえ不要なら、月3GBまでのプランではLINEMOが一番おすすめです。
さらに6か月無料になるキャンペーンも常時実施しています。
月30GBのベストプランVも月額2,970円と安いです。
ソフトバンクで30GB使う場合、通常料金は7,238円、家族割とおうち割を両方適用しても4,928円なので、LINEMOの安さは圧倒的です。
LINEMOベストプランVは5分かけ放題込みの料金ですし、時間無制限のかけ放題オプションも月1100円で使えます。
ソフトバンクから乗り換えがお得
LINEMOはソフトバンクからの乗り換えに最もおすすめです。
料金はソフトバンクより圧倒的に安いうえに、ソフトバンクで購入した端末はLINEMOならほぼ使えます。
一部はSIMロック解除が必要ですが、LINEMOに乗り換える際にソフトバンクで自動で解除してくれるので安心です。
データ使用量が月3GB以下の場合、ソフトバンクとLINEMOの料金は以下のとおりです。
<月3GB未満の料金比較>
LINEMO | ソフトバンク | |
---|---|---|
通常料金 | 990円 | 5,588円 |
家族割 | 990円 | 4,378円 |
おうち割 | 990円 | 4,488円 |
家族割+ おうち割 |
990円 | 3,278円 |
※LINEMOは家族割/おうち割対象外
※SoftBankの家族割は3人以上
上記のとおり料金の安さはLINEMOが圧倒的で、通常料金は5分の1以下になる場合もあります。
LINEMOは家族割やおうち割の対象外ですが、ソフトバンクで両方適用した場合と比較しても3分の1以下です。
月30GB使う場合の比較は以下のとおりです。
<月30GBの料金比較>
LINEMO | ソフトバンク | |
---|---|---|
通常料金 | 2,970円 | 7,238円 |
家族割 | ー | 6,028円 |
おうち割 | ー | 6,138円 |
家族割+ おうち割 |
ー | 4,928円 |
月30GBの場合もLINEMOが断然お得で、通常料金なら毎月4,200円以上節約できます。
さらにLINEMOのベストプランVは5分かけ放題込みの料金なので、通話料金を含めるともっとお得になります。
LINEMOは家族割やおうち割の対象外ですが、ソフトバンクで両方適用した場合と比べても月2,000円安いです。
ソフトバンクと比較すると「店舗がない」「端末が購入できない」などのデメリットはありますが、月に使うデータ容量が30GB以下ならLINEMOに乗り換えないともったいないです。
ワイモバイルとの比較
LINEMOとワイモバイルで悩む方も多いです。
ここではLINEMOとワイモバイルの料金も比較してみました。
<ワイモバイルとの料金比較>
Y!mobile 通常料金 |
Y!mobile 割引適用後 |
LINEMO | |
---|---|---|---|
~3GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥990 |
3~4GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥2,090 |
4~10GB | ¥4,015 | ¥2,178 | ¥2,090 |
10~20GB | ¥4,015 | ¥2,178 | ¥2,970 |
20~30GB | ¥5,115 | ¥3,278 | ¥2,970 |
まず、通常料金を比べると、LINEMOの方が断然お得です。
ワイモバイルはおうち割光セットとPayPayカード割を適用しないと料金は高いので、割引が適用できない人はLINEMOを選びましょう。
一方、ワイモバイルでおうち割とPayPayカード割を適用すると、ワイモバイルの方が安い場合が多いです。
3GB以下はLINEMOが月88円安いですが、3~4GBならワイモバイルの方が約半額になりますし、10GB~20GBもワイモバイルの方が安いです。
4GB~10GBはLINEMOの方がわずかに安いですが、ワイモバイルなら店舗サポートも受けられますし、余ったデータ容量は翌月に繰り越されるなどメリットが多いです。
おうち割光セットが適用できる場合はワイモバイルを選びましょう。
ただし、ワイモバイルとLINEMOは料金以外にも大きな違いがあります。
ワイモバイルは全国の店舗でサポートが受けられますし、余ったデータ容量は翌月に繰り越されるのがメリットです。
一方、LINEMOはLINEによるデータ使用量がカウントされない「LINEギガフリー」が人気です。
どちらを選んでもソフトバンクよりは安いので、現在ソフトバンクを契約中の人はいずれかに乗り換えましょう。
格安SIMの契約が初めての方は、店舗サポートがあるワイモバイルの方が安心かもしれません。
ワイモバイルの特徴はこちらにまとめています。
ahamoとどちらがお得?
LINEMOには月30GB使えるベストプランVがありますが、同じ容量帯ではahamoも人気です。
ここではLINEMOとahamoを比較してみました。
LINEMO ベストプランV |
ahamo | |
---|---|---|
データ容量 | 30GB | 30GB |
料金に含む かけ放題 |
5分かけ放題 | 5分かけ放題 |
月額料金 | 2,970円 | 2,970円 |
容量超過後 最大速度 |
1Mbps (制限あり) |
1Mbps |
有料の 通話オプション |
無制限:1,100円 | 無制限:1,100円 |
その他特典 | LINEギガフリー | 海外でデータ通信可 |
料金はLINEMOもahamoも30GBと5分かけ放題込みで月額2,970円です。
なお、ahamoもLINEMOも30GBを超えると通信速度が最大1Mbpsに制限されますが、LINEMOは低速状態で15GB使うと速度がさらに128kbpsに制限されます。
一方、ahamoには低速通信の容量制限はありません。
LINEMOはLINEによるデータ通信がカウントされない「LINEギガフリー」なので、家族や友人とはLINEで通話すれば通話料金を抑えられます。
一方、ahamoは海外でも追加料金不要でデータ通信できるのがメリットです。
LINEMOとahamoは一長一短なので、好みで好きな方を選んでよいでしょう。
料金表だけを見て比較するとahamoの方がよい気がしますが、最近はドコモの通信品質の低下が話題になっているのに対し、ソフトバンク回線は品質が良いと評判です。
キャンペーンが豪華
LINEMOはキャンペーンが豪華なのも特徴です。
同じ容量帯で人気のahamoはほとんどキャンペーンを実施していませんが、LINEMOは常時お得なキャンペーンを実施しています。
まず、月3~10GBのLINEMOベストプランは6カ月間実質無料になるキャンペーンを実施しています。
契約するだけで6カ月間はPayPayポイントが毎月990円分還元されるうえに、5分かけ放題が7カ月間無料で使えるキャンペーンやデータ増量キャンペーンも併用できます。
月30GBのベストプランVもお得です。
時期により、最大6カ月間は実質無料で使えるキャンペーンや、高額のPayPayポイントが貰えるキャンペーンを実施しています。
現在実施中のキャンペーン情報やお得な申し込み方法はこちらにまとめています。
最低利用期間・違約金なし
LINEMOには最低利用期間や違約金はありません。
他社ではまだ違約金が残っているキャリアもありますが、LINEMOは縛りがありません。
よって、サービス内容に不満があればいつでも他社に乗り換えられます。
契約時のキャンペーンも豪華なので、まずはキャンペーンでお得に乗り換えてみて、問題がなければそのまま使い続ける、不満であれば他社に乗り換える、といったことも可能です。
ただし、2024年6月から、契約当月に解約した場合は違約金990円がかかるようになりました。
最初から乗り換える目的で契約するのはやめておきましょう。
LINEの通信量がギガフリー
LINEMOを契約中の人は、LINEによるデータ通信量がカウントされない「LINEギガフリー」の対象です。
LINEアプリによるメッセージやスタンプのやり取り、LINEでんわやLINEビデオ通話はどれだけ使ってもデータ容量を消費しません。
LINEのメッセージやLINEでんわはほとんどデータ容量を消費しないのであまり影響はありませんが、LINEビデオ通話はデータ消費量が大きいです。
家族や友人・カップルでLINEビデオ通話を使う人はLINEMOがおすすめです。
なお、高速データ容量を使い切って通信制限がかかっているときも、LINEアプリによる通信は高速で通信できます。
通信制限時もLINEでんわやLINEビデオ通話は快適に使えます。
通信速度が一日中速い
LINEMOは通信速度が一日中速いのがメリットです。
格安SIM(特にMVNO)は料金が安い分、昼や夕方の回線混雑時に速度が遅くなるキャリアもあります。
昼は特に回線が混雑するので、1Mbps以下の通信制限がかかったような速度になるキャリアが多いです。
一方、LINEMOはソフトバンクと同じ回線をそのまま使っているため、昼でも速度が遅くなりません。
シムラボでもLINEMOの通信速度を毎月測定していますが、いつ測定しても一日中快適です。
他キャリアでは通信速度と料金の安さはトレードオフの関係になりますが、LINEMOは快適な速度を安い料金で使えるのがメリットです。
通信制限時も最大1Mbpsで速い
LINEMOは通信制限時の速度も他社より速いです。
特にベストプランVは30GBを使い切った後も最大1Mbpsの速度で通信できます。
1Mbps近い速度があればYouTubeも標準画質で詰まらずに視聴できますし、WebサイトやSNSも画像の表示がわずかに遅れる程度で閲覧できます。
高速通信と同じとまでは言えませんが、通信制限時でもそれほど我慢することなく快適に通信できるでしょう。
月3GBのベストプランは最大300kbpsですが、LINEやメールのやり取り、音楽ストリーミングなどは快適です。
また、どうしても高速通信した場合も安い価格でデータを追加購入できます。
ただし、ベストプラン/ベストプランVには容量超過後の低速通信に容量制限ができました。
ベストプランは低速状態で5GB、ベストプランVは低速状態になって15GB使うと、最大速度が128kbpsに制限されます。
容量チャージが安い
LINEMOはデータ容量を使い切った後の容量の追加購入も550円/1GBと安いのが特徴です。
ソフトバンクは0.5GBで605円、1GBで1,100円と高く、ワイモバイルも0.5GBで550円ですが、LINEMOは1GBを550円で購入できます。
<追加容量の価格比較>
LINEMO | Y!mobile | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
0.5GB | ー | 550円 | 605円 |
1GB | 550円 | ー | 1100円 |
前章のとおり、LINEMOは通信制限時の速度も速いのですが、高速で通信したい場合も他社より安く容量を購入できます。
口座振替で料金支払い可
LINEMOの料金支払い方法はクレジットカードか口座振替です。
口座振替で支払いができるのは便利ですね。
また、ソフトバンクやワイモバイルから乗り換えの場合、支払い方法を引き継げるので新たに登録手続きをする必要はありません。
また、PayPay残高による支払いも可能です。
LINEMOはどんな人におすすめ?
ソフトバンクを契約中の人
LINEMOが最もおすすめの人は、現在ソフトバンクを契約中の人です。
現在ソフトバンクを契約中で、月に使うデータ容量が30GB以下ならLINEMOに乗り換えないと損です。
前章で解説した通り、通常料金を比較すると料金は最大で5分の1に削減できます。
ソフトバンクは家族割やおうち割が適用できるのに対しLINEMOは対象外ですが、両方の割引を適用した後の価格で比べても圧倒的にLINEMOが安いです。
<月3GB未満の料金比較>
LINEMO | ソフトバンク | |
---|---|---|
通常料金 | 990円 | 5588円 |
家族割 | 990円 | 4378円 |
おうち割 | 990円 | 4488円 |
家族割+ おうち割 |
990円 | 3278円 |
※LINEMOは家族割/おうち割対象外
※SoftBankの家族割は3人以上
<月30GBの料金比較>
LINEMO | ソフトバンク | |
---|---|---|
通常料金 | 2,970円 | 7238円 |
家族割 | 2,970円 | 6028円 |
おうち割 | 2,970円 | 6138円 |
家族割+ おうち割 |
2,970円 | 4928円 |
※LINEMOは家族割/おうち割対象外
※SoftBankの家族割は3人以上
LINEMOは店舗がないのがデメリットですが、店舗を使わない人はLINEMOが圧倒的にお得です。
ワイモバイルで1回線のみ契約中の人
同じソフトバンクグループのワイモバイルもソフトバンクよりは圧倒的に料金が安いですが、LINEMOならさらに料金を安くできる場合があります。
ワイモバイルは家族割やおうち割を適用するとLINEMOより安くなりますが、1回線のみの場合はLINEMOの方が断然お得です。
おうち割が適用できるならワイモバイル、適用できないならLINEMOを選びましょう。
<ワイモバイルとの料金比較>
Y!mobile 通常料金 |
Y!mobile 割引適用後 |
LINEMO | |
---|---|---|---|
~3GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥990 |
3~4GB | ¥2,365 | ¥1,078 | ¥2,090 |
4~10GB | ¥4,015 | ¥2,178 | ¥2,090 |
10~20GB | ¥4,015 | ¥2,178 | ¥2,970 |
20~30GB | ¥5,115 | ¥3,278 | ¥2,970 |
ただし、ワイモバイルとLINEMOは料金以外にも大きな違いがあります。
ワイモバイルは全国の店舗でサポートが受けられますし、余ったデータ容量は翌月に繰り越されるのがメリットです。
一方、LINEMOはLINEによるデータ使用量がカウントされない「LINEギガフリー」が人気です。
どちらを選んでもソフトバンクよりは安いので、現在ソフトバンクを契約中の人はいずれかに乗り換えましょう。
格安SIMの契約が初めての方は、店舗サポートがあるワイモバイルの方が安心かもしれません。
ワイモバイルの特徴はこちらにまとめています。
LINEビデオ通話をよくする人
LINEMOはLINEビデオ通話をよくする人にもおすすめです。
LINEMOはどちらのプランを選んでもLINEアプリによるデータ通信では容量を消費しない「LINEギガフリー」の対象です。
メッセージやスタンプのやり取り、LINEでんわはそれほどデータ容量を消費しませんが、LINEビデオ通話はデータの消費が大きいです。
LINEモバイルが公開したデータによると、1時間のビデオ通話で307MB程度を消費するとのことでしたが、LINEMOならビデオ通話も使い放題です。
家族、友人やカップルでLINEビデオ通話をよく使う人はLINEMOにすればデータ通信量を大きく節約できます。
3GB未満の人にもおすすめ
上記以外の場合でも、LINEMOはスマホキャリアではトップクラスにおすすめです。
特にデータ使用量が3GBで足りる人は高品質なデータ通信が月990円で使えるため、主要な格安SIMの3GBプランでは最もおすすめですね。
料金は安いのに通信速度は速いので、一日中安心して使えます。
店舗がないのが最大のデメリットですが、店舗をそれほど使わない人はLINEMOへの乗り換えがおすすめです。
LINEMOをおすすめしない人
一方、LINEMO以外のキャリアを選んだ方がよい場合もあります。
データ使用量が30GB以上の人
LINEMOで選べる最大容量はベストプランVの月30GBなので、月30GB以上使う人はLINEMO以外を選ばざるを得ません。
月30GB以上使う人はahamoか楽天モバイルがおすすめです。
ahamoは通常は月30GBですが、「ahamo大盛り」オプションを追加すれば月110GBまで4,950円で使えます。
通信速度も速く、海外でも30GBまで使えるのがメリットです。
料金に5分かけ放題が含まれているので、短い通話が多い人もお得です。
また、楽天モバイルもおすすめです。
楽天モバイルは毎月のデータ使用量に応じて料金が決まるプランで、20GB以上はどれだけ使っても月3,278円です。
さらに、アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話は無料でかけ放題です。
通信品質の面ではLINEMOやahamoに劣りますが、2023年6月からは都市部を中心にKDDI回線のローミングを再開したので繋がりやすくなりましたし、地下や建物内でも繋がりやすいプラチナバンドも徐々に使えるようになっていきます。
キャンペーンも非常に豪華なので、データをたくさん使う人は料金面でのメリットが上回るでしょう。
最新のiPhoneも買えますし、端末価格は4キャリアで最安値のことが多いです。
もちろんAndroidスマホもセールでお得に購入できます。
店舗サポートが必要な人
LINEMOの最大のデメリットは店舗がないことです。
契約や機種変更はもちろん、SIMの交換やトラブルが起こった場合はすべてオンラインやチャットで自分で手続きが必要です。
店舗を持たない分だけ料金が安くてキャンペーンが豪華なのですが、これまで何かあれば店舗に行っていた人、万が一の際に店舗がないと不安な人は店舗サポートがある他社の方がよいでしょう。
店舗サポートが必要な人はワイモバイルがおすすめです。
全国に2,600以上の店舗があり、各種手続きやトラブルに対しても店員さんが手厚くサポートしてくれます。
ワイモバイルは店舗がある分だけ通常料金はLINEMOより高いものの、家族割やおうち割を適用すればLINEMOと同等か安く使えます。
通信品質や使える端末はLINEMOとほぼ同じで、余ったデータを繰り越せるなどのメリットもあります。
店舗が必要な方は迷わずワイモバイルを選びましょう。
LINEMOは子供におすすめ?
子供に持たせるメリット
月額料金が安い
LINEMOのメリットは何といっても料金の安さです。
LINEMOには月3GB~最大10GB使えるLINEMOベストプランと、月30GB使えるLINEMOベストプランVがあります。
<LINEMOの料金プラン>
LINEMO ベストプラン |
LINEMO ベストプランV |
||
---|---|---|---|
容量 | ~3GB | ~10GB | ~30GB |
料金 | 990円 | 2090円 | 2970円 |
5分かけ放題 | 月額550円 | 料金に含む | |
無制限かけ放題 | 月額1,500円 | 月額1,100円 | |
容量超過後の 最大速度 |
300kbps ※15GB超過後は128kbps |
1Mbps ※45GB超過後は128kbps |
データをたくさん使う人はベストプランVもお得ですが、おすすめは月3GBのベストプランです。
データ使用量が3GB未満なら月額990円と安く、ソフトバンクと同じ通信品質で一日中快適に通信ができます。
他の格安SIMのように、昼や夕方に速度が遅くなることはありません。
さらにLINEMOはキャンペーンが豪華なのも魅力です。
常時お得なPayPay還元キャンペーンを実施しており、契約後しばらくは実質無料で使えます。
最新のキャンペーン情報はこちらにまとめているので、契約時には必ず確認してください。
LINE使い放題で家族間通話も無料
LINEMO契約者は全員、LINEギガフリーという特典があります。
LINEギガフリーとは、LINEアプリによるデータ通信でデータ容量を消費しないというサービスです。
LINEのメッセージのやり取りはもちろん、LINEでんわ、LINEビデオ通話なども容量を消費せずに使い放題になります。
LINE LiveやLINEニュースの閲覧など、一部 LINE ギガフリーの対象にならないものもありますが、ほとんどのデータ通信はLINEギガフリーの対象です。
特に家族間で通話する際はLINEでんわを利用すれば、家族間通話も無料にできます。
データ容量をたくさん消費するLINEビデオ通話もギガフリーの対象なので、顔を見ながら通話してもOKです。
- メッセージのやり取り
- スタンプの送受信
- LINEでんわ
- LINEビデオ通話
- トークでの位置情報の共有
- LINE Live
- スタンプショップ
- ニュースの閲覧 など
通信制限後の速度が速い
LINEMOは他社と同じく、契約容量(10GB/30GB)を使い切ると通信制限がかかります。
しかし、この通信制限時の速度も速いのがメリットです。
ベストプランは通信制限後も最大300kbps、ベストプランVは最大1Mbpsで通信できます。
- ベストプラン:最大300kbps
- ベストプランV:最大1Mbps
ベストプランは最大300kbpsなので、通信制限後は動画を見たりWebブラウジングをするのは難しくなりますが、LINEのやりとりや音楽ストリーミングは問題ないでしょう。
ベストプランVの場合、通信制限時でも最大1Mbpsの速度で通信できます。
1Mbps近い速度であればSNSやWebの閲覧はもちろん、YouTubeなどの動画視聴も高画質でなければ快適にできます。
通信制限がかかったことに気づかない人もいるくらいです。
これまでソフトバンクやドコモ・auなどで無制限プランを契約していた人も、通信制限後に最大1Mbpsで使えるLINEMOのベストプランVなら大きく料金を節約できます。
また、容量を使い切った後にどうしても高速通信がしたい場合は1GBあたり550円で容量を追加できます。
ソフトバンクは1GBあたり1100円、ワイモバイルは0.5GBで550円ですが、LINEMOは半額の1GBあたり550円で追加できるのも安心です。
フィルタリングが無料
LINEMOには、18歳未満の使用者が有害サイトへのアクセスするのをブロックするフィルタリングサービスが用意されています。
18歳未満の人は原則としてこのフィルタリングサービスへの加入が必要で、料金も無料です。
フィルタリングサービスでできることはiPhoneとAndroidスマホで異なりますが、不適切なサイト・有害なサイトへのアクセスをブロック、利用時間・利用状況の確認、利用時間の上限設定、位置情報の確認なども可能です。
安心して使えるのもLINEMOのメリットですね。
子供に持たせるデメリット
契約の名義は18歳以上
LINEMOを本人名義で契約できるのは18歳以上のみです。
18歳未満のお子様用にLINEMOを契約する場合は、親の名義で契約したうえで、使用者を子供に設定する必要があります。
- 契約名義:親(18歳未満は不可)
- 使用者:こども
LINEMOに契約する際、本人確認書類は親のものが必要です。
なお、子供が18歳以上になった後は契約者の名義を子供自身に変更することも可能です。
学割・家族割はない
LINEMOに学割や家族割はありません。
LINEMOはもともとの料金が安いですが、他社で実施する学割キャンペーンや、家族で複数回線を契約すると料金が割引になる家族割キャンペーンはないので注意してください。
ただし、LINEMOは常時お得なキャンペーンを実施しており、ほとんどの場合で契約後しばらくは実質無料で使えます。
最新のキャンペーン情報はこちらにまとめているので、契約時には必ず確認してください。
LINEMOに店舗はない
LINEMOは店舗がありません。
ソフトバンクショップやワイモバイルの店舗でもLINEMOのサポートはしてくれないので、契約・機種変更やその他の各種手続きはWebから自分で行う必要があります。
作業は簡単なので心配する必要はありませんが、店舗がないと不安だという人は全国に店舗があるワイモバイルの方がおすすめです。
スマホは自分で用意が必要
LINEMOはスマホを販売していません。
そのため、LINEMOで使うスマホは自分で用意が必要です。
子供用であれば、過去に親が使っていた古いスマホなどを再利用するのもおすすめです。
また、iPhoneはApple Storeや楽天モバイル 楽天市場店で本体のみを購入できますし、AndroidスマホもAmazon・楽天市場や家電量販店でも本体のみを購入できます。
ただし、そのスマホがLINEMOで使えるか、必ず動作確認端末一覧ページで確認してから使ってください。
詳細:LINEMOでiPhoneを使う方法
詳細:LINEMOで使えるAndroidスマホ
夫婦で契約はおすすめ?
夫婦で契約するメリット
セット割なしで料金が安い
LINEMOのメリットは何といっても料金の安さです。
LINEMOではベストプランとベストプランVが選べます。
<LINEMOの料金プラン>
LINEMO ベストプラン |
LINEMO ベストプランV |
||
---|---|---|---|
容量 | ~3GB | ~10GB | ~30GB |
料金 | 990円 | 2090円 | 2970円 |
5分かけ放題 | 月額550円 | 料金に含む | |
無制限かけ放題 | 月額1,500円 | 月額1,100円 | |
容量超過後の 最大速度 |
300kbps ※15GB超過後は128kbps |
1Mbps ※45GB超過後は128kbps |
データをたくさん使う人はベストプランVもお得ですが、おすすめは月3GBのベストプランです。
データ使用量が3GB未満なら月額990円と安く、ソフトバンクと同じ通信品質で一日中快適に通信ができます。
他の格安SIMのように、昼や夕方に速度が遅くなることはありません。
他社は光回線とのセット割などで割引になる場合が多いですが、LINEMOはセット割なしでも安いのが安心です。
さらにLINEMOはキャンペーンが豪華なのも魅力です。
常時お得なPayPay還元キャンペーンを実施しており、契約後しばらくは実質無料で使えます。
最新のキャンペーン情報はこちらにまとめているので、契約時には必ず確認してください。
LINEなら夫婦間の通話無料
LINEMO契約者は全員、LINEギガフリーという特典があります。
LINEギガフリーとは、LINEアプリによるデータ通信でデータ容量を消費しないというサービスです。
LINEのメッセージのやり取りはもちろん、LINEでんわ、LINEビデオ通話なども容量を消費せずに使い放題になります。
LINE LiveやLINEニュースの閲覧など、一部 LINE ギガフリーの対象にならないものもありますが、ほとんどのデータ通信はLINEギガフリーの対象です。
特に夫婦間で通話する際はLINEでんわを利用すれば、通話料金も無料にできます。
データ容量をたくさん消費するLINEビデオ通話もギガフリーの対象なので、顔を見ながら通話してもOKです。
- メッセージのやり取り
- スタンプの送受信
- LINEでんわ
- LINEビデオ通話
- トークでの位置情報の共有
- LINE Live
- スタンプショップ
- ニュースの閲覧 など
速度制限後も快適に使える
LINEMOは他社と同じく、契約容量を使い切ると通信制限がかかります。
しかし、この通信制限時の速度も速いのがメリットです。
ベストプランは通信制限後も最大300kbps、ベストプランVは最大1Mbpsで使えます。
- ベストプラン:最大300kbps
- ベストプランV:最大1Mbps
ベストプランは最大300kbpsなので、通信制限後は動画を見たりWebブラウジングをするのは難しくなりますが、LINEのやりとりや音楽ストリーミングは問題ないでしょう。
ベストプランVの場合、通信制限時でも最大1Mbpsの速度で通信できます。
1Mbps近い速度であればSNSやWebの閲覧はもちろん、YouTubeなどの動画視聴も高画質でなければ快適にできます。
これまでソフトバンクやドコモ・auなどで無制限プランを契約していた人も、通信制限後に最大1Mbpsで使えるLINEMOのベストプランVなら大きく料金を節約できます。
また、容量を使い切った後にどうしても高速通信がしたい場合は1GBあたり550円で容量を追加できます。
ソフトバンクは1GBあたり1100円、ワイモバイルは0.5GBで550円ですが、LINEMOは半額の1GBあたり550円で追加できるのも安心です。
夫婦で契約するデメリット
家族割・光セット割はない
LINEMOに家族割はありません。
LINEMOはもともとの料金が安いですが、家族で複数回線を契約すると料金が割引になる家族割キャンペーンはないので注意してください。
また、光回線とのセット割もありません。
ソフトバンク光・ソフトバンクエアーを契約している人も、LINEMOの料金はこれ以上安くならないので注意してください。
ただし、LINEMOは常時お得なキャンペーンを実施しており、ほとんどの場合で契約後しばらくは実質無料で使えます。
最新のキャンペーン情報はこちらにまとめているので、契約時には必ず確認してください。
家族間通話も無料にならない
LINEMOの通話料金は30秒あたり22円です。
この通話料金は夫婦間の通話であっても同額で、家族間通話の割引はありません。
また、他のMVNOのように専用アプリでかければ通話料金が半額になるサービスや、オートプレフィクス付与もありません。
すでに解説したようにLINEでんわを利用すれば通話料は無料にできますが、電話アプリで音声通話がしたい場合は通常の料金がかかるので注意してください。
音声通話が多い人は月額550円の通話準定額(5分かけ放題)オプションの契約を検討しましょう。
なお、契約から7カ月間は通話定額オプションが550円割引になり、通話準定額(5分かけ放題)オプションは7カ月間無料で使えます。
容量シェア/容量プレゼント不可
LINEMOには家族間で容量をシェアできる仕組みや、データ容量をプレゼントしあう仕組みもありません。
余ったデータ容量も繰り越しされないので、夫婦間で効率よくデータ容量を使うことはできません。
ただし、LINEMOは容量超過後の通信速度が速いですし、容量追加購入も1GBあたり550円と安いです。
もともとの料金が安いので、データ容量は超過しないようにこまめに管理しましょう。
LINEMOに店舗はない
LINEMOは店舗がありません。
ソフトバンクショップやワイモバイルの店舗でもLINEMOのサポートはしてくれないので、契約・機種変更やその他の各種手続きはWebから自分で行う必要があります。
作業は簡単なので心配する必要はありませんが、店舗がないと不安だという人は全国に店舗があるワイモバイルの方がおすすめです。
スマホは自分で用意が必要
LINEMOはスマホを販売していません。
そのため、LINEMOで使うスマホは自分で用意が必要です。
iPhoneはApple Storeや楽天モバイル 楽天市場店で本体のみを購入できますし、AndroidスマホもAmazon・楽天市場や家電量販店でも本体のみを購入できます。
ただし、そのスマホがLINEMOで使えるか、必ず動作確認端末一覧ページで確認してから使ってください。
LINEMOで使える端末の詳細や注意点、購入方法はこちらにまとめています。
詳細:LINEMOでiPhoneを使う方法
詳細:LINEMOで使えるAndroidスマホ
LINEMOのキャンペーン情報
メリットの章で解説したとおり、LINEMOは契約時のキャンペーンが豪華なのも大きなメリットです。
キャンペーン内容は頻繁に変更されるので、契約前には必ず最新のキャンペーン情報を確認しましょう。
契約 | お得な申込方法 | |
---|---|---|
LINEMO ベスト プラン (3GB) |
新規 MNP |
PayPay還元で実質6カ月無料 + 通話定額割引 |
LINEMO ベスト プランV (30GB) |
新規 | PayPay還元で実質3カ月無料 + 通話定額割引 |
MNP | PayPay還元で実質6カ月無料 + 通話定額割引 |
|
再契約 | 新規 MNP |
ベスト:2,000円分 ベストV:4,000円分 |
2回線目 追加契約 |
MNP | PayPay3,000円分還元 |
LINEMOベストプラン
LINEMOは月3~10GBのLINEMOベストプランと月30GBのLINEMOベストプランVが選べますが、まずはLINEMOベストプランのキャンペーンを解説します。
LINEMOベストプランで現在実施中のキャンペーンは「最大6カ月分基本料全額戻ってくるキャンペーン」「通話オプション割引キャンペーン2」の2つです。
つまり、月10GBと5分かけ放題が約6カ月実質無料で使えます。
月10GBが6カ月間実質無料
現在、LINEMOベストプランではお得なキャンペーンを実施中です。
新規契約、または他社から乗り換えでLINEMOベストプランに契約すると、開通翌月から6カ月分の料金に相当するPayPayポイントが還元されます。
LINEMOベストプランは月3GBまでは990円、3GBを超えると2090円になりますが、3GB未満の月は990ポイント、3GBを超えた月は2,090ポイントが還元されます。
さらに、次章で解説する5分かけ放題無料キャンペーンも併用できます。
つまり半年間は月10GBと5分かけ放題が無料で使えるということです。
対象はLINEMOベストプランに新規契約、または他社から乗り換えの場合です。
なお、過去に一度でもLINEMOに契約したことがある人や、ソフトバンク/ワイモバイル/LINEモバイルからの乗り換えの人は対象外です。
また、申し込み時に「現在ご利用中の携帯電話会社」の入力を誤って選択した場合、特典付与の対象外となる場合があるので注意してください。
ポイントは開通日が属する月の10カ月後に付与されます。
11月に契約した人は2025年8月の上旬に付与されるので、少し遅いですね。
ポイントが付与されるまでに解約したり、他プランにプラン変更するとポイントはもらえないので注意してください。
PayPayポイントの受け取り方法はこちらで確認してください。
通話オプション割引キャンペーン
LINEMOは通話定額オプションもお得です。
契約月を1カ月目とした7カ月間は通話定額オプションが毎月550円割引されます。
5分かけ放題の「通話準定額」は月額550円なので、7カ月間は無料で使えます。
通常の 月額料金 |
割引後料金 (7カ月目まで) |
|
---|---|---|
通話準定額 (5分かけ放題) |
550円 | 0円 |
通話定額 (無制限かけ放題) |
1,650円 | 1,100円 |
5分かけ放題オプションは7カ月間無料なので、通話オプションが不要な人も必ず「通話準定額」に申し込みましょう。
不要なら7カ月後に解約を忘れないようにしてください。
なお、この通話定額オプション割引キャンペーンは主要なキャンペーンでは唯一、2回線目以降の契約や解約後の再契約(出戻り)でも対象です。
なお、本キャンペーンは基本的に他のキャンペーンと併用可能です。
LINEMOベストプランV
続いては月30GBのLINEMOベストプランVのキャンペーンです。
最大6カ月間実質無料
今ならLINEMOベストプランVの契約もお得です。
新規契約でLINEMOベストプランV(30GB)に契約した人は開通の翌月から最大3カ月分の料金に相当するPayPayポイントがもらえます。
他社から乗り換えの場合、最大6カ月分の料金に相当するPayPayポイントがもらえます。
つまり、新規契約なら最大3カ月間、乗り換えなら最大6か月間、実質無料で使えることになります。
特典 | |
---|---|
新規 | ・最大3カ月は実質無料 |
乗り換え | ・最大半年間は実質無料 |
PayPayポイントが付与されるのは開通日の属する月の10カ月後の上旬に付与されます。
11月に開通した人は2025年8月の上旬です。
なお、過去に一度でもLINEMOに契約したことがある人や、ソフトバンク/ワイモバイル/LINEモバイルからの乗り換えの人は対象外です。
また、ポイントが付与されるまでに解約したり、LINEMOベストプランVからLINEMOベストプランに変更するとキャンペーン対象外になってしまうので注意してください。
PayPayポイントの受け取り方法はこちらで確認してください。
詳細:LINEMOベストプランVキャンペーン | LINEMO
通話オプション割引キャンペーン
LINEMOは通話定額オプションもお得です。
契約月を1カ月目とした7カ月間は、時間無制限かけ放題の「通話定額 for LINEMOベストプランV」が毎月550円割引されます。
なお、LINEMOベストプランVは5分かけ放題が料金に含まれているため、5分かけ放題の割引はありません。
通常の 月額料金 |
割引後料金 (7カ月目まで) |
|
---|---|---|
通話準定額 (5分かけ放題) |
料金に含む | ― |
通話定額 (無制限かけ放題) |
1,100円 | 550円 |
なお、この通話定額オプション割引キャンペーンは主要なキャンペーンでは唯一、2回線目以降の契約や解約後の再契約(出戻り)でも対象です。
なお、本キャンペーンは基本的にLINEMOの他のキャンペーンと併用可能です。
追加申込でPayPayポイント進呈
すでにLINEMOを契約している人が追加で申し込む場合もお得に契約できます。
キャンペーン期間中に専用ページからLINEMOベストプラン(3GB)またはLINEMOベストプランV(30GB)に契約すると3,000円分のPayPayポイントがもらえます。
新規契約と他社から乗り換えが対象で、ソフトバンク/ワイモバイル/LINEモバイルからの乗り換えは対象外です。
追加申込時は専用ページからの申し込みが必要です。
なお、この追加申込キャンペーンと併用できるのは「通話定額オプション割引キャンペーン」のみです。
他のPayPayポイントが還元されるキャンペーンとは併用できません。
再契約・出戻りのキャンペーン
過去にLINEMOを契約したことがある人で現在契約していない人向けにもキャンペーンを実施中です。
再契約の人が乗り換えでLINEMOベストプランに契約するとPayPayポイントが2,000円分、LINEMOベストプランVなら4,000円分が貰えます。
PayPayポイントは開通日の属する月の5カ月後の上旬に付与されます。
11月中に開通した人は2025年4月の上旬に付与予定です。
なお、LINEMOベストプランVの特典を得るためには、開通日が属する月の4カ月後(特典付与対象判定月)まではLINEMOベストプランVを契約し続ける必要があります。
それまでにLINEMOベストプランにプラン変更するとLINEMOベストプランの特典になってしまうので注意してください。
本キャンペーンは専用ページから申し込む必要があります。
その他キャンペーンとお得な申込方法はこちらにまとめています。
LINEMOの契約はこちら
以上、LINEMOのメリット・デメリットとおすすめの人/おすすめしない人の解説でした。
料金の安さはトップクラスで通信速度も速く、キャンペーンでお得に契約できます。
ただし、月のデータ使用量や店舗サポートやの有無によっては他社の方がよい場合もあるので注意してください。
LINEMOの申し込みはこちらからどうぞ!
契約時には必ず最新のキャンペーン情報を確認してください。
▼申し込みはこちら▼