
本記事では楽天モバイルで発売された「OPPO Reno11 A」の実機レビューとスペックを解説します。
ミドルスペックでCPUもカメラも十分な性能の割に、価格はそれほど高くありません。
シムラボでも購入してレビューしました。
ただし、楽天モバイルではOPPO Reno13 Aも発売され、OPPO Reno11 Aは楽天モバイル公式サイトで終売になりました。
他でならまだ端末のみで購入できますが、価格はOPPO Reno13 Aと同じなので、今から買うならOPPO Reno13 Aを選びましょう。
楽天版OPPO Reno11 Aの価格

OPPO Reno11 Aの在庫
楽天モバイルにおけるOPPO Reno11 Aの通常価格は税込43,890円です。
ただし、楽天モバイル公式サイトでの取り扱いは終了し、買えるのは楽天モバイル 楽天市場店のみになりました。
楽天モバイル楽天市場店なら端末のみでも購入できますが、価格は後継機OPPO Reno13 Aと同じです。
性能はOPPO Reno13 Aの方が高いため、これから買う人はOPPO Reno13 Aを選びましょう。
お得に機種変更する方法
楽天モバイルをすでに契約中の人がOPPO Reno11 Aに機種変更する場合、楽天モバイル楽天市場店で端末のみが購入できます。
楽天モバイル楽天市場店で端末のみを購入し、自身でSIMを差し替えて機種変更してください。
楽天モバイル楽天市場店で購入すれば購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるうえ、お買い物マラソンやスーパーセールなら還元率が上がるのでお得です。
機種変更や端末のみ購入時は楽天モバイル 楽天市場店で購入しましょう。
▼端末のみ/機種変更がお得▼
OPPO Reno11 Aを端末のみ購入
楽天モバイルで発売されたスマホは端末のみでも購入可能です。
すでに楽天モバイルを契約中の人が機種変更する場合は楽天モバイル 楽天市場店で端末のみを購入し、自分でSIMカードを差し替えて機種変更しましょう。
楽天モバイル楽天市場店なら購入金額に応じて楽天ポイントが還元されるため、公式サイトよりお得な場合が多いです。
販売している端末は楽天モバイル公式サイトと全く同じものです。
詳細:OPPO Reno11 A | 楽天モバイル楽天市場店
また、Amaozn、楽天市場や中古スマホ店(イオシスやじゃんぱらなど)でもOPPO Reno11 Aの本体のみが購入できます。
新品はもちろん、格安の中古品も買えるので、安く買いたい人は探してみましょう。
ただし、楽天モバイルにおける通常価格は後継機のOPPO Reno13 Aも同じです。
性能はOPPO Reno13 Aの方が高いので、これから買うならOPPO Reno13 Aがお得です。
▼端末の詳細はこちら▼
OPPO Reno11 Aの実機レビュー
楽天版Reno11 Aのスペック表
楽天モバイル版のOPPO Reno11 A CPH2603のスペック詳細は以下のとおりです。
| スペック | |
|---|---|
| 本体 サイズ |
幅74.7mm 高さ161.6mm 厚さ7.54mm |
| 本体の 重さ |
約177g |
| 画面 サイズ |
約6.7インチ 有機EL |
| 解像度 | 2,412 × 1,080 (フルHD+) |
| バッテリー 容量 |
5,000mAh |
| 搭載 OS |
Android 14 |
| CPU | MediaTek Dimensity 7050 (オクタコア) |
| メモリー (ROM) |
128GB |
| メモリー (RAM) |
8GB |
| 対応外部 メモリ |
microSDXC (最大2TB) |
| 有効画素数 (メインカメラ) |
6,400万(標準) 800万(超広角) 200万(マクロ) |
| 有効画素数 (サブカメラ) |
3,200万画素 |
| USB 端子 |
USB Type-C |
| SIM | nano SIM×2 eSIM |
OPPO Reno11 Aの発売日
楽天モバイルにおけるOPPO Reno11 Aの発売日は2024年6月27日(木)です。
1週間前の6月20日(木)に予約が開始しました。
- 発売日:2024年6月27日(木)
- 予約開始:6月20日(木)
OPPO Reno11 Aの型番
楽天モバイルにおけるOPPO Reno11 Aの型番はCPH2603です。
なお、公開市場版(SIMフリー版)も同じCPH2603、ワイモバイル版のOPPO Reno11 AはA401OPです。
- 楽天モバイル版:CPH2603
- ワイモバイル版:A401OP
- SIMフリー版:CPH2603
楽天版とSIMフリー版の違い
OPPO Reno11 Aは楽天モバイル版(CPH2603)以外にSIMフリー版(公開市場版/CPH2603)とワイモバイル版(A401OP)が発売されました。
楽天モバイル版と他社版のOPPO Reno11 Aは基本的に同じものです。
CPH2603とA401OPは基本的に同じ
OPPO Reno11 Aはどれを買っても対応バンドや本体カラーが同じです。
過去のOPPO Renoシリーズは、ワイモバイル版だけ物理SIMスロットがシングルでしたが、OPPO Reno11 Aはワイモバイル版もSIMフリー版も楽天モバイル版もnanoSIM×2とeSIMが使えます。
対応バンドも同じで、ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルの主要な4Gバンドを網羅し、ドコモ以外は主要な5Gバンドにも対応しています。
ただし、どれもドコモ5Gのn79には非対応なので、ドコモ回線をメインで使う場合はn79にも対応した他機種の方がおすすめです。
また、楽天モバイルをメインで使う場合は楽天モバイル版かSIMフリー版(型番はともにCPH2603)を選んだ方がよいでしょう。
ワイモバイル版(A401OP)に楽天モバイルのSIMを入れても通話やデータ通信はできますが、ETWS(緊急地震速報、津波警報の受信)などの細かい機能には非対応の可能性があります。(おそらく対応していると思いますが…)
SIMを入れて初期設定するとアプリが選択できる
シムラボでも楽天モバイル版のOPPO Reno11 Aを購入しました。
他の楽天モバイル版のAndroid端末は、楽天関連のアプリがずらっとプリインストールされているのですが、OPPO Reno11 AはSIMを入れずに起動して初期設定したところ、楽天関連アプリはインストールされていませんでした。
SIMフリー版とほぼ同じ仕様のようです。
ただし、端末を初期化し、楽天モバイルのSIMを入れた状態で起動→初期設定すると、途中で楽天関連のアプリを自動インストールするか選択する画面が出てきました。
アプリはmy楽天モバイルやRakuten Linkなど基本的なものだけ(計5つ)だったので、最低限でした。
楽天モバイルをメインで使う人は、SIMを入れた状態で端末を初期設定した方が、必須アプリをインストールする手間が省けてよいかもしれません。

本体カラー・色
OPPO Reno11 Aの本体カラーは「ダークグリーン」「コーラルパープル」の2色です。

シムラボではコーラルパープルを購入しました。
背面は花びらが散りばめられたようなデザインになっており、光の反射具合によってきらきら光るタイプです。
背面は滑りにくい素材ですが、側面はツルツル滑るので、落下防止のためにスマホケースを使った方がよいでしょう。

シムラボで買ったのはコーラルパープルなので指紋はほとんど目立ちませんが、ダークグリーンは黒に近い色なので指紋が目立つかもしれません。
OPPO Reno11 Aの外観
OPPO Reno11 Aのコーラルパープルの外観写真を掲載します。
前章のとおり、背面はガラス素材で、反射によってきらきら光るタイプの素材です。
コーラルパープルはほとんど指紋が目立ちませんが、ダークグリーンは濃い色なので指紋が目立つかもしれません。

端末の上面はマイクの穴があります。

本体の底面は左からマイク、USB端子(USB Type-C)、モノラルスピーカーです。
なお、前作OPPO Reno9 Aは3.5mmイヤホンジャックがありましたが、OPPO Reno11 Aでイヤホンジャックが廃止されました。

本体右側面には上から音量ボタン、電源ボタンがあります。
OPPO Reno11 Aの指紋認証は電源ボタン一体型ではなく、画面内指紋認証です。

本体左側面はSIMスロットのみです。
楽天モバイル版のOPPO Reno11 AもSIMフリー版と同じく、SIMスロットはnanoSIM×2とeSIMに対応しています。

なお、OPPO Reno11 Aはカメラ部分が出っ張っているので、上の画像のように平面に置いても斜めになってしまいます。
カメラの突起は他機種に比べると控えめですが、それでも平面に置いたときにガタガタしますし、カメラ部分に傷がつきやすいので、スマホケースを使うのがおすすめです。

OPPO Reno11 AはSIMフリー
楽天モバイルのOPPO Reno11 AはSIMフリーです。
楽天モバイルで販売されたスマホはiPhoneもAndroidも全てSIMフリーです。
楽天モバイル版のOPPO Reno11 Aは、楽天モバイルだけでなくドコモ/au/ソフトバンクの全キャリアの4Gバンドに対応しているので、他社でも使えます。
ただし、ドコモ5Gのn79には非対応なので注意してください。
画面サイズは6.7インチ
OPPO Reno11 Aのディスプレイは6.7インチです。
有機EL画面なので美しく表示されます
大きめの画面なので、文字を大きく表示したい人、動画をよく観る人、ゲームをする人にもおすすめです。
画面は大きめですがベゼル(フチ)がほとんどなく、インカメラもパンチホールカメラなので本体サイズはそれほど大きく感じません。
画面占有率は93.4%と、前作OPPO Reno9 Aより高くなっています。
また、画面サイズの割に本体は177gと軽めなので、長時間持っていても疲れにくいと思います。

リフレッシュレート120Hz
OPPO Reno11 Aのリフレッシュレートは最大120Hzです。
1秒間に120枚の画像で表示できるので、画面はなめらか快適です。
個人的には気にしませんが、特にゲームをする人には嬉しい機能ですね。
なお、リフレッシュレートは「設定」→「ディスプレイと明るさ」→「画面リフレッシュレート」から設定が変更できます。
120Hzにすると画面動作がきれいになりますがバッテリー消費が少し早くなるので、不要な人は60Hzか自動選択にしておいてもよいでしょう。

nanoSIM+eSIMのDSDV対応
OPPO Reno11 AはnanoSIMに加えてeSIMが使えるデュアルSIMです。
DSDVにも対応しています。

物理SIMのスロットも2つあるので、デュアルSIMの場合はnanoSIM + nanoSIMか、nanoSIM + eSIMの組み合わせが選べます。

ただし、SDカードを使う場合はnanoSIMを同時に2枚使うことはできず、デュアルSIMはnanoSIM + eSIMの組み合わせのみです。
CPUはDimensity 7050
OPPO Reno11 Aに搭載されているチップセットは、MediaTekのDimensity 7050です。
シムラボでもベンチマークを測定しましたが、antutu(Ver.10.2.8)の総合スコアは58.8万でした。
前作OPPO Reno9 Aより高性能化しており、さらにメモリーも最大16GBまで拡張できるので、重いゲームなどをしない限りはサクサク動くでしょう。
RAMは8GB、16GBまで拡張可
OPPO Reno11 Aのメモリー(RAM)は8GBです。
さらにストレージ容量を利用してRAMを最大16GBまで拡張できます。
ストレージに余裕がない場合を除いては、最大の16GBまで拡張して使うのがおすすめです。
メモリーの拡張は「設定」→から設定できます。
初期状態では8GB+4GBでしたが、8GB+8GBに変更しておきましょう。

ストレージ容量は128GB
OPPO Reno11 Aのストレージは128GBです。
初期状態では23GBが埋まっており、残り105GBほどでした。

足りない場合はSDカードで最大2TB増設可能です。
microSDカード挿入可
OPPO Reno11 Aは最大2TBのマイクロSDカードを挿入することでストレージ容量を増やせます。
ストレージ容量は128GBありますが、足りない場合はマイクロSDカードを使用しましょう。
なお、SDカードスロットはSIMスロット2と排他(同時に使用不可)です。
SDカードを使いながらデュアルSIMで使う場合、SIMの組み合わせはnanoSIM+eSIMのみです。
バッテリー容量は5000mAn
OPPO Reno11 Aのバッテリー容量は5,000mAhです。
前作OPPO Reno9 Aより増量されました。
端末は67WのSUPERVOOCに対応した専用充電器なら20分で1%から50%に充電できます。
SUPERVOOCでなくても、通常の急速充電器(USB Power Delivery)でも可能です。
ただし、67WのSUPERVOOCに対応した専用充電器は付属していませんし、通常の充電器やケーブルもありません。
持っていない人は自身で対応の充電器の購入が必要です。
67Wの専用充電器や55WのPD対応充電器までは必要ないと思いますが、せっかく急速充電に対応しているので20W程度のPD対応充電器を使うのがおすすめです。
イヤホンジャックなし
OPPO Reno11 Aには3.5mmイヤホンジャックはありません。
前作OPPO Reno9 Aまではイヤホンジャックがあったのですが、今回からイヤホンジャックは廃止されました。
有線でイヤホンやヘッドフォンを繋げたい人は、USB端子からの変換ケーブルを使ってください。
モノラルスピーカー
OPPO Reno11 Aのスピーカーはモノラルです。
ステレオスピーカーではありません。

USB端子はUSB Type-C
OPPO Reno11 AのUSB端子はUSB Type-Cです。
SUPERVOOCの専用充電器なら最大67W、通常のPD対応充電器でも55Wの急速充電が可能です。
ただしACアダプタやUSBケーブルは付属していません。
持っていない人は自身で対応の充電器の購入が必要です。
67Wの専用充電器や55WのPD対応充電器までは必要ないと思いますが、せっかく急速充電に対応しているので20W程度のPD対応充電器を使うのがおすすめです。
OPPO Reno11 Aのカメラ性能
3眼レンズカメラ搭載
OPPO Reno11 Aのアウトカメラは3つのレンズを搭載しています。
6,400万画素のメインレンズに加え、800万画素の超広角レンズと200万画素のマクロレンズがあります。
- 6,400万画素(広角)
- 800万画素(超広角)
- 200万画素(マクロ)

インカメラは3,200万画素で、画面内の小さな穴で撮影できるパンチホール式です。

OPPO Reno11 Aのカメラレビュー
この章では、OPPO Reno11 Aで私が実際に撮影した写真を記載します。
ただし記事にアップする際に画質が劣化しているので参考程度にみてください。
まずは風景写真です。

撮影したのは曇天だったので撮影コンディションとしては悪い日でしたが、きれいに撮影できています。
最近のスマホのカメラはエントリーモデルでも性能が向上しているため、普通の写真ではそれほど差がつきません。
OPPO Reno11 Aは最大10倍までズームできます。
2倍ズームも十分きれいです。

エントリーモデルの機種では4倍くらいから粗くなっていきますが、OPPO Reno11 Aはほとんど変化なくきれいに撮影できています。

6倍になると少しずつ粗い箇所もみえてきますが、それでも全体的には十分きれいです。

最大の10倍になるとだいぶ粗くなってきます。
ただし、奥の「家具」という赤い文字は鮮明です。
10倍だと美しい写真は撮影できませんが、記録としては十分な画質です。

スマホのカメラ性能は年々進化しているとはいえ、ハイスペック機種以外でここまでズームが鮮明なのは珍しく、OPPO Reno11 Aのカメラはなかなか高評価です。
OPPO Reno11 Aには超広角レンズも搭載しています。
大自然や広い範囲を撮影したい場合は倍率を0.6倍にして超広角モードに切り替えましょう。

最後は性能差が出やすい夜景です。
撮影時は小雨がぱらつく天候でコンディションは悪いなか、まずはそのまま撮影してみましたが、十分きれいでした。
肉眼よりやや明るくなっている印象ですが、暗いところも明るいところもきれいに撮影できています。

OPPO Reno11 Aはメニュー画面から夜景モードも選択できます。
夜景モードに切り替えて撮影すると、通常時よりさらに明るくなっています。
ただし、肉眼に近いのは通常の方です。
好みでどちらを使ってもよいでしょう。

全体的にOPPO Reno11 Aのカメラはかなり高評価でした。
ズームも夜景もきれいに撮れており、2~3世代前の高性能機種と同じくらいきれいに撮影できています。
4万円台の機種でここまで撮影できるのであれば申し分ありません。
更にこだわりたい人はハイスペック機種を買うしかありませんが、ほとんどの人はこの機種で十分でしょう。
OPPO Reno11 Aのベンチマーク
シムラボでも楽天モバイル版のOPPO Reno11 Aを購入してベンチマークを測定しました。
OPPO Reno11 AのSoCはMediaTekのDimensity 7050です。
メモリー(RAM)は最大の16GB(8GB+8GB拡張)の状態で測定しましたが、容量を変えてもスコアに変化はありませんでした。
antutu
antutu(10.2.8)で測定したantutuの総合ベンチマークスコアは約58.8万でした。
前作OPPO Reno9 Aが46万前後だったので、だいぶ進化しましたね。

これだけあれば性能は十分です。
かなり重い3Dゲームをする人以外は全く問題ないでしょう。
メモリーRAMを拡張してもantutuのスコアに差は出ませんでしたし、体感でもそれほど差は出ないと思いますが、ストレージに余裕があれば最大の16GBに拡張しておくのがおすすめです。
初期状態では12GB(8GB+4GB)なので、最大の16GB(8GB+8GB)に変更しましょう。
Geekbench
OPPO Reno11 AのGeekbench 6のスコアは、シングル:891、マルチ:2305でした。

これだけのスコアがあれば性能は十分でしょう。
私も数日間に渡ってOPPO Reno11 Aを使いましたが、WEBサイトやSNSの閲覧、アプリの使用においては全く問題ない処理速度でした。
一方で、スマホをそれほど使わない人はエントリーモデルの価格の安い機種でも十分です。
楽天モバイルでは、性能はOPPO Reno11 Aより低いながらも価格が安い機種も選べるので、自身の使用パターンに応じて選びましょう。
OPPO Reno11 Aの付属品一覧
付属品・同梱品一覧
OPPO Reno11 Aの付属品は以下のとおりです。
- SIMピン
- 保護フィルム(貼付済)
- 説明書/マニュアル

画面には保護フィルムが最初から貼付されています。
ただし、充電器・ACアダプタやUSBケーブルは付属していません。
充電器の付属なし
OPPO Reno11 AにはACアダプタ、ケーブルは同梱されていません。
ACアダプタやUSBケーブルをお持ちでない場合は自身で購入が必要です。
OPPO Reno11 Aは、別売りのSUPERVOOC対応専用充電器なら最大67W、通常のPD対応充電器でも55Wの急速充電が可能です。
67Wの専用充電器や55WのPD対応充電器までは必要ないと思いますが、せっかく急速充電に対応しているので20W程度のPD対応充電器を使うのがおすすめです。
Reno11 Aのスマホケース
OPPO Reno11 Aにはスマホケースが付属していません。
簡易のクリアケースも付属していないので、自身で購入が必要です。
画面保護フィルムは貼付済み
OPPO Reno11 Aは出荷時点で画面フィルムが貼り付けられています。
そのため、特段こだわりがなければ自身でフィルムを買う必要はありません。
ただし強度の高いガラスフィルム、指紋がつかないフィルムや覗き見防止フィルムなどが欲しい人は自身で買いましょう。
OPPO Reno11 Aの便利機能
搭載便利機能一覧
OPPO Reno11 Aに搭載されている便利機能は以下のとおりです。
| 有無 | |
|---|---|
| 防水 | ○(IPX5) |
| 防塵 | ○(IP6X) |
| ワンセグ | – |
| おサイフケータイ | ○ |
| 指紋認証 | ○ |
| 顔認証 | ○ |
| ワイヤレス充電 | – |
指紋認証・顔認証対応
OPPO Reno11 Aには指紋認証センサーも顔認証も搭載されています。
指紋認証センサーは画面内指紋認証です。
防水・防塵対応
OPPO Reno11 Aは防水と防塵に対応しています。
ただし、前作OPPO Reno9 Aの防水はIPX8でしたが、OPPO Reno11 AはIPX5になりました。
IPX5は「あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても機器が影響を受けない」というレベルなので雨の日や水回りで使っても問題ありませんが、水没には弱いです。
若干気を付けてください。
おサイフケータイ対応
OPPO Reno11 Aはおサイフケータイに対応しています。
最近はキャッシュレスが推進されているので、おサイフケータイが搭載されているのは嬉しいですね。
おサイフケータイのセンサーは本体裏面のカメラの横辺りにあります。

ワンセグ・フルセグ非対応
OPPO Reno11 Aはワンセグ・フルセグには対応していません。
ワイヤレス充電非対応
OPPO Reno11 Aはワイヤレス充電(Qi)には非対応です。
楽天版OPPO Reno11 Aのバンド
対応バンド・周波数一覧
楽天モバイル版OPPO Reno11 Aの対応バンドは以下の通りです。
- 5G:n1/3/28/41/77/78
- 4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42
- 3G:B1/2/4/5/8/19
ドコモ回線で使える?
OPPO Reno11 Aはドコモ回線でも使えますが、5Gのデータ通信には注意が必要です。
ドコモ回線で使用する4G/LTEのバンドはB1/3/19ですが、楽天モバイル版のOPPO Reno11 AはB1/3/19の全てに対応しています。
よって、OPPO Reno11 Aはドコモ/ahamoやドコモ回線の格安SIMでも通話や4Gによるデータ通信ができます。
ただし、5Gには注意が必要です。
ドコモが使う主要な5Gバンドはn78とn79ですが、楽天モバイル版のOPPO Reno11 Aはn79に非対応です。
n78には対応しているのでエリアによっては5Gが使えると思いますが、n79に非対応だとあまり期待できません。
シムラボでもahamoのSIMを入れてみました。
APNは自動で設定されませんでしたが、選択肢の中からahamo(=ドコモ)のAPNである「spmode.ne.jp」を選ぶだけですぐに接続されました。
また、5Gでもデータ通信できました。

ただ、5Gにはあまり期待できません。
OPPO Reno11 AはSIMフリー版もワイモバイル版も全てn79に非対応なので、ドコモの5Gを使う場合には他機種を選びましょう。
ソフトバンク回線で使える?
ソフトバンク回線やワイモバイル回線で使う4G/LTEのバンドはB1/3/8ですが、楽天モバイル版のOPPO Reno11 Aはすべて対応しています。
5Gバンドのn77にも対応しているので、ソフトバンク、LINEMOやワイモバイルなどの5Gも使えます。
よって、ソフトバンク/LINEMO/ワイモバイルやソフトバンク回線を使った格安SIMでも問題なく使えます。
シムラボでもLINEMOのSIMを入れてみました。
APNは自動設定されず、選択肢もなかったので自身で手動入力が必要でしたが、入力するとすぐに通話やデータ通信ができるようになりました。
5Gにもつながりました。

au回線で使える?
楽天モバイル版のOPPO Reno11 Aはau回線でも使えます。
OPPO Reno11 Aはau回線の4Gバンド(B1/1/26)と5Gのn77/n78の全てに対応しています。
また、au VoLTEにも対応しており、au/povo/UQモバイルやau回線を使った格安SIMでも4G/5Gが使えます。
シムラボでもUQモバイルのSIMを入れてみました。
APNは自動設定されませんでしたが、選択肢の中からUQモバイルのAPNを選ぶとすぐに通話やデータ通信ができるようになりました。
5Gでも通信できました。

OPPO Reno11 Aの購入はこちら
以上、楽天モバイルで発売のOPPO Reno11 Aの解説でした。
ミドルレンジで十分な性能の割に価格は高くなく、しっかりスマホを使いたい人にオススメの機種です。
楽天モバイル公式サイトでの販売は終了しましたが、他でならまだ購入できます。
購入はこちらからどうぞ!
ただし、楽天モバイルにおける通常価格は後継機のOPPO Reno13 Aも同じです。
性能はOPPO Reno13 Aの方が高いので、これから買うならOPPO Reno13 Aがお得です。

