本記事ではauから乗り換える際のおすすめキャリアを解説します。
auから乗り換えならUQモバイルが一番おすすめです。
ただし、データ容量をたくさん使う人は楽天モバイルやahamoも検討しましょう。
キャリア | 特徴とおすすめの人 |
---|---|
UQモバイル | 一番おすすめ まずはここを検討 |
楽天モバイル | データ無制限で月3,278円 かけ放題も無料 |
ahamo | 30GB/110GBならここ セット割無しでも安い |
ワイモバイル | 家族で乗り換えるならここ 安心のサポート体制 |
▼おすすめは断然UQ▼
UQモバイル
まず紹介するのはUQモバイルです。
auと同じKDDIグループのサブブランドで、auとほぼ同じ品質のサービスが格安で受けられます。
月のデータ使用量が35GB以下なら迷わずUQモバイルを選びましょう。
▼UQへの乗り換えはこちら▼
auのスマホがそのまま使える
auからの乗り換え先としてUQモバイルをおすすめする最大の理由は、今使っているスマホがそのまま使えることです。
auとUQモバイルは同じ回線を使っているため、今auで使えているスマホはほぼ間違いなくUQモバイルでも使えます。
一部のかなり古い機種を除けば、SIMを差し替えてAPN設定するだけで使えます。
ドコモ回線やソフトバンク回線を使うキャリアに乗り換える場合、今使っているスマホが使えない場合があります。
また、使える場合でもSIMロック解除が必要な場合もあり、少々面倒です。
端末が使える/使えないを判断したりSIMロックを解除したりするのは少々面倒なので、よくわからない人はUQモバイルに乗り換えるのが安心です。
auより料金が安い
auからUQモバイルに乗り換える最大のメリットは料金の安さです。
UQモバイルの料金プランは以下のとおりです。
※料金プランの詳細はこちら
各種割引を適用すれば毎月の料金を最大4分の1以下に抑えられます。
月のデータ使用量が35GB以下なら常にUQモバイルの方が安いです。
UQモバイルなら使いきれずに余ったデータ容量は翌月に繰り越され、容量を使い切った後も最大1Mbpsで通信できます。
auから乗り換えるだけで毎月大きな節約ができるので、家族で乗り換えれば更にお得です。
▼UQへの乗り換えはこちら▼
UQもauひかりでさらにお得
現在auを契約中の人は自宅の光回線をauひかりにして、「auスマートバリュー」によるセット割引を受けている人も多いと思います。
この光回線とのセット割はUQモバイルでも適用されます。
割引の名称は「自宅セット割」に変わりますが、auひかりなどの対象の光回線とセットで契約することでUQモバイルの料金が毎月1,100円割引されます。
auひかりのまま割引が適用されるのでかんたんですね。
光回線を他社に変更する必要もなく、もともとお得なUQモバイルの料金がさらに安くなりますね。
スマホと光回線をセットにするのはスマホ料金節約の必須のテクニックです。
もしUQモバイル以外のキャリアに乗り換える場合も、必ず光回線とのセット割があるキャリアを選びましょう。
auと同じく通信速度が速い
UQモバイルは通信速度が速いのもメリットです。
auとほとんど同じレベルの速度が一日中出ているので、auから乗り換えてもこれまで通り使えるでしょう。
MVNOはドコモ/au/ソフトバンクから回線の一部を借りて運営しているため、昼や夕方の回線が混雑する時間帯には速度が遅くなります。
特にお昼は1Mbps前後に落ち込み、WEBサイト/SNSの閲覧や動画視聴に影響が出ます。
ただし、UQモバイルはMVNOではなくauと同じ回線を使っており、速度は一日中速いので心配不要です。
シムラボでもUQモバイルの通信速度を毎月測定していますが、回線が最も混雑するお昼でも数十Mbps以上出ていて快適です。
昼や夕方も含めて快適に使いたい人はUQモバイルを選びましょう。
全国に店舗がある
UQモバイルは全国に実店舗があるのもメリットです。
さらに、2021年7月からは全国のauショップでもUQモバイルの取扱いを開始したため、店舗数が一気に増えました。
今まで通っていたauの店舗でUQモバイルについてもサポートが受けられます。
特に初めて格安SIMに乗り換える人は、何かあったときのために店舗があるキャリアをおすすめします。
上記以外にもUQモバイルのメリットは数多く、乗り換え先の中では最もおすすめです。
UQモバイルのメリット・デメリットはこちらにまとめています。
▼UQへの乗り換えはこちら▼
UQモバイルのデメリット
ここまでauからUQモバイルに乗り換えるメリットを解説してきましたが、UQモバイルには注意点やデメリットもあります。
- データ容量は最大35GB
- iPhoneは遅れて発売
- 乗り換えキャンペーンなし
- さらに安いキャリアも
データ容量は最大35GB
UQモバイルの最大のデメリットは最大35GBまでのプランしか選べないことです。
auの大容量プランや使い放題プランで月35GB以上使っていた人はUQモバイルでは対応できません。
どうしても35GBで足りない人はのちほど解説するahamoや楽天モバイルも契約しましょう。
ahamoは30GBと5分かけ放題で月額2,970円、さらに大盛りオプションを追加すれば月110GBが4,950円で使えます。
楽天モバイルならデータ使い放題でも月3,278円で、Rakuten Linkを使えば国内通話も無料でかけ放題です。
通信品質はauやUQモバイルには劣りますが、使い放題で月3,278円は破格の料金です。
最新のiPhoneは遅れて発売
auはApple Storeと同日に最新のiPhoneが発売されますが、UQモバイルは遅れて発売されます。
そのため、最新のiPhoneが使いたい人はApple Storeや楽天モバイル 楽天市場店などでSIMフリーのiPhoneを端末のみ購入し、自分でSIMを差し替えて使う必要があります。
自分で端末のみを購入して使うのもかんたんですが、よくわからない人は少し不安ですね。
乗り換えキャンペーンは対象外
auとUQモバイルは同じKDDIグループのため、乗り換えキャンペーンはありません。
UQモバイルではSIMのみ契約でauPay残高の還元が受けられ、端末セットでも高額の割引が適用されます。
しかし、auからの乗り換えはいずれも対象外です。
ただし、auからUQモバイルに乗り換えることで毎月の料金を大きく節約できます。
個人的にはあまり気にせず乗り換えたほうが良いと思います。
さらに安いキャリアも
UQモバイルの料金はauに比べると安いですが、他にはさらに安いキャリアもあります。
例えばIIJmioのギガプランは音声2GBが月850円、音声5GBが月950円ですし、キャンペーンでさらに割引になることもあります。
UQモバイルは光回線とのセット割を適用する前提の料金プランになっているため、そのまま契約する場合は高いです。
ただし、「昼でも通信速度が速い」「店舗が全国にある」などのメリットも含めるとUQモバイルがおすすめです。
特に初めて格安SIMに乗り換える人はMVNOよりUQモバイルやワイモバイルがおすすめです。
私も格安SIMデビューはサブブランドでした。
▼UQへの乗り換えはこちら▼
楽天モバイル
続いて紹介するおすすめの乗り換え先は楽天モバイルです。
月33GB以上使う人は楽天モバイルも検討しましょう。
データ使い放題、国内通話かけ放題で月3,278円は破格の安さです。
電波の安定性はUQモバイルに劣りますが、最近ではかなり改善してきました。
データ使い放題で3,278円
楽天モバイルの最大のメリットは使い放題プランの料金の安さです。
料金プランは月のデータ使用量に応じて変動する従量課金制で、20GB以上はどれだけ使っても月3,278円です。
<楽天モバイル料金表>
容量 | 基本料金 | 通話料金 |
---|---|---|
3GB まで |
¥1,078 | 国内通話 かけ放題 (※) |
3GB~ 20GBまで |
¥2,178 | |
20GB以上 無制限 |
¥3,278 |
※一部かけ放題対象外あり
auのメインプラン「使い放題MAX+ 5G」の通常料金は月7,458円なので、楽天モバイルは半額以下で使い放題です。
以前は1日10GB以上使うと速度制限がかかっていましたが、2022年後半に廃止されました。
月3,278円で容量を気にせずにデータをたくさん使えます。
ちなみに、冒頭で「月のデータ使用量が33GB以下ならUQモバイルがおすすめ」と書きましたが、3GBプランも月1,078円なのでUQモバイルより安いです。
3GB以下の人も楽天モバイルを検討しましょう。
国内通話が無料でかけ放題
楽天モバイルは全ての契約者が無料で国内通話かけ放題が使えるのもメリットです。
専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、固定電話や他社携帯電話も含めて料金が無料です。
アプリの利用料金も無料なので、通話が多い人や長電話をする人はかなりお得です。
(ナビダイヤルなど一部電話番号は有料)
auやUQモバイルでかけ放題プランを契約しようとすると追加で2,000円近くかかるのに対し、楽天モバイルは無料でかけ放題です。
通話が多い人はさらにお得になります。
詳細:Rakuten Linkでできること | 楽天モバイル
auの端末もそのまま使える
楽天モバイルはauの端末と相性が良いです。
まず、iPhoneはiPhone6S以降や初代iPhone SE以降の機種なら使えます。
Androidスマホもほとんどの機種が使えます。
楽天モバイル公式サイト「ご利用製品の対応状況確認」を確認すると、ほとんどの機種が5G/4Gデータ通信・通話・SMSの基本機能が使えます。
auの端末は楽天モバイルが使う4GバンドのB3/B18/B26、5Gバンドのn77に対応しているからです。
ドコモやソフトバンクで購入したAndroidスマホはほとんどが楽天モバイルで使えませんが、au端末なら問題ありません。
ただし、auで2021年10月1日以前に購入した端末はiPhoneもAndroidもSIMロック解除が必要です。
また、Android端末はAPN自動設定やETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応の機種もあります。
- APN自動設定
- ETWS(緊急地震速報など)
- 110/119等での高精度な位置測位
個人的にはあまり気にしませんが、気になる人は素直に楽天モバイルで端末を買いましょう。
楽天モバイルへの乗り換え時に端末を購入すれば、iPhoneもAndroidも高額のポイントが還元されます。
最新のiPhoneが安い
楽天モバイルはauと同じく最新のiPhoneが発売と同時に購入できます。
先に解説したUQモバイルは遅れて発売されますが、楽天モバイルならいち早く購入できます。
さらに、楽天モバイルのiPhoneの端末価格はauよりも安く、4キャリアで最安値です。
キャンペーンやポイント還元によりApple Storeよりも安く買える場合が多いので、最新のiPhoneを使いたい人は楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイルのiPhoneはSIMフリーでApple Storeで販売されている端末と全く同じなので、安心して使えます。
機種変更でiPhoneを使う場合もお得に購入できます。
楽天モバイルで販売中のiPhoneの価格・キャンペーンや、楽天モバイルで持ち込みのiPhoneを使う手順はこちらにまとめています。
楽天モバイルのデメリット
ここまでauから楽天モバイルに乗り換えるメリットを解説してきましたが、楽天モバイルには注意点やデメリットもあります。
- 回線エリア・安定性はauに劣る
- 端末はSIMロック解除が必要な場合も
回線エリアが狭い・電波が不安定
楽天モバイルの最大のデメリットは回線エリアです。
楽天モバイルはデータ通信が月3,278円で使い放題なのが最大のメリットですが、基地局の数はauなどに比べてまだまだ少ないです。
また、マップ上は楽天回線エリアになっていても電波が弱く、特に地下や建物中は繋がりにくかったり速度が遅くなる場合も多いです。
ビジネスなど、重要な用で使う場合はUQモバイルやahamoの方が安心かもしれません。
電波は改善傾向にあり
楽天モバイルは依然としてエリアと電波の安定性の問題がありますが、私の使用範囲ではだいぶ安定してきたように思います。
私は都内で2021年夏~秋にかけて楽天モバイルをメインに使っていましたが、突然データ通信が止まったり圏外になる事が多く、メインでの使用をやめてしまいました。
しかし、2022年春に再度メインとして使ったところ、以前のようにデータが止まることはほとんどなくなりました。
現在はほぼ問題なく使えていますし、5G電波をつかむこともかなり増えてきました。
- 2021年秋:頻繁に止まる、圏外に
- 2022年春~:安定して使える
あくまでる私の感想ですが、電波状況はかなり改善しているように思います。
また、2023年からKDDI回線でのローミングエリアが増え、2024年にはプラチナバンドサービスも開始しました。
以前に一度試してみて諦めた人も、再度試してみるのがおすすめです。
SIMロック解除が必要な場合も
もう一つは端末がそのまま使えない場合がある点です。
auで使っていたスマホを楽天モバイルでも使う場合、SIMロック解除が必要な場合があります。
auで2021年9月末までに購入した端末はiPhoneもAndroidもSIMロック解除が必要です。
一方、2021年10月1日以降に購入した端末はSIMロック解除不要です。
さらに、Android端末はデータ通信・通話・SMSなどの基本機能には対応しているものの、APN自動設定やETWS(緊急地震速報などの受信)、110・119時の高精度な位置情報測位には非対応です。
- APN自動設定
- ETWS(緊急地震速報など)
- 110/119等での高精度な位置測位
▼一部機能が非対応な例▼
個人的にはあまり気にしませんが、気になる人は素直に楽天モバイルで端末を買いましょう。
楽天モバイルへの乗り換え時に端末を購入すれば、iPhoneもAndroidも高額のポイントが還元されます。
その他、楽天モバイルのメリット・デメリットやキャンペーン情報はこちらにまとめています。
ahamo
続いて紹介するのはahamo(アハモ)です。
ドコモの料金プランの1つで、30GBのデータ容量と5分かけ放題がついて月2,970円で使えます。
さらに、「大盛り」オプションを追加すれば月4,950円で110GBまで使えます。
料金 | |
---|---|
30GB +5分かけ放題 |
¥2,970 |
110GB +5分かけ放題 |
¥4,950 (+¥1,980) |
最もおすすめのUQモバイルは33GBまでのプランしか選べないので、それ以上使いたい人はahamoか楽天モバイルを検討しましょう。
110GB+5分かけ放題で4950円
ahamoは月30GBの容量が2,970円で使えます。
さらに容量が80GB追加される「ahamo大盛り」オプションを追加すれば、110GBが月4,950円で使えます。
一番おすすめのUQモバイルは最大33GBまでしか選べないので、それ以上使う人はahamoを選びましょう。
通信速度がずっと速い
ahamoはドコモと同じ帯域を使っているため、通信速度は一日中快適です。
また、ahamoは容量を使い切った後も最大1Mbpsの速度で通信できます。
1Mbpsの速度があれば、Youtubeも360p~480pの画質で詰まらずに視聴できます。
SNSやWEBサイトの閲覧も「ちょっと遅いかな?」くらいの速度で表示されるので、快適とは言えませんがイライラするようなことはありません。
うっかり30GB/110GB使い切ってしまった場合もある程度のことは問題なくできるのがahamoのメリットです。
もちろん1GB/550円でチャージすれば速度制限は解除されます。
海外でも無料でデータ通信可
ahamoは海外でもそのままの料金でデータ通信が使えるのがメリットです。
対象の国・地域であれば、日本国内と同様に30GBまでのデータ容量が使えます。
追加料金はありませんし、事前申し込みも不要です。
旅行や出張で海外に行く人はahamoがお得です。
ただし通話料は別途海外用の料金がかかるので注意してください。
使えないAndroid機種も
前章で解説した楽天モバイルと同じく、ahamoも端末には注意が必要です。
auで使っていたスマホがそのまま使えない場合もあります。
乗り換える前にahamoの動作確認端末一覧ページでスマホが使えるか確認しましょう。
まず、auで使っていたiPhoneはahamoでも問題なく使えます。
ただしSIMロックがかかったiPhoneは事前に解除が必要です。
一方、auで使っていたAndroidスマホはSIMロック解除しても使えない場合もあります。
端末がahamoが使っているドコモ回線の周波数に対応しておらず、エリアによっては電波が弱くなる可能性があるからです。
Androidスマホを流用する場合は動作確認端末一覧を確認したうえで使ってください。
ワイモバイル
最後に紹介するのはワイモバイルです。
ワイモバイルの料金はauより安く、全国の店舗でサポートが受けられるのがメリットです。
auから乗り換えならUQモバイルを選択する人も多いですが、ワイモバイルなら乗り換え時にキャンペーンが適用されます。
お得度はこちらの方が高いでしょう。
- 全国の店舗でサポート可
- 高い通信品質、速度も速い
- M/Lは容量超過後も最大1Mbps
- 家族割・光セット割でさらに安く
- 4~30GBの間のプランが無い
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルの料金プランは、S・M・Lの3つからデータ容量を選びます。
もともとの料金も安いですが、光回線とのセット割とカード支払い割でさらに安くなります。
<シンプル2の料金表>
プラン | S | M | L |
---|---|---|---|
データ 容量(※1) |
4GB | 30GB | 35GB |
月額 料金 |
¥2,365 | ¥4,015 | ¥5,115 |
各種割引 適用後料金 |
¥1,078 | ¥2,178 | ¥3,278 |
通信量1GB 以下の割引 |
― | -¥1,100 | -¥2,200 |
制限時の 最大速度 (※2) |
300kbps | 1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
かけ放題 オプション |
10分:880円 無制限:1980円 |
10分:無料(※3) 無制限:1100円 |
※1:最大7カ月間は無料で増量可能
※2:基本容量の半分を超えると最大128kbpsに制限
※3:申し込み要
特に月のデータ使用量が35GB以下の人はワイモバイル、UQモバイルや含めた他社への乗り換えが断然おすすめです。
ただし、ワイモバイルは光回線とのセット割が適用できない場合は他社より割高です。
固定回線が不要な場合はahamo、LINEMOや楽天モバイルなどを検討しましょう。
乗り換えキャンペーンがお得
ワイモバイルは乗り換えキャンペーンの豪華さもメリットです。
SIMのみで乗り換える場合、最大20,000円を超える額のPayPayポイントが貰えます。
また、端末セットもお得で、iPhoneもオンライン限定割引で格安で購入できますし、Androidスマホも一括1円から購入できます。
auからの乗り換え先としてはUQモバイルが多いですが、auからUQモバイルに乗り換える場合はキャンペーンの対象外です。
その点、ワイモバイルなら豪華特典が貰えるので、手間はかかるものの、お得度を優先する場合はワイモバイルを選びましょう。
通信速度は非常に速い
ワイモバイルは通信速度が非常に速いです。
ソフトバンクと同じ回線をそのまま使っており、回線が混雑する昼でも遅くなりません。
au回線も通信品質は高いものの、au回線でつながりにくい場所でもソフトバンク回線なら綱月場合もあります。(その逆もありますが…)
auの通信品質に不満な人はワイモバイルへの乗り換えもオススメです。
速度制限時も最大1Mbps
ワイモバイルのプランM・Lはデータ容量を使い切っても最大1Mbpsで通信できます。
最大1MbpsならYoutubeも360~480p画質で視聴できますし、SNSやWEBサイト閲覧もほぼ問題なく使えます。
これまでの制限速度は最大128kbpsと他社と比較しても遅かったのですが、1Mbpsなら速度制限後も快適に使えます。
ただし、現行プランでは低速通信に容量制限が設けられ、低速で基本容量の半分(プランMなら15GB)を使うと通信速度が最大128kbpsに制限されます。
余ったデータは繰り越し可
ワイモバイルでも余ったデータは翌月に繰り越しできます。
また、翌月は繰り越した容量が先に消費されるので、翌々月にさらに繰り越しがされやすい仕組みです。
4~30GBの間のプランがない
ワイモバイルのシンプル2は4GBと30GBの間が広く空いています。
月に使うデータ容量が4~10GB程度の人も月30GBのプランMを契約せざるを得ず、やや損した気分になるかもしれません。
4~10GBの人はIIJmioもおすすめです。
5GB/10GB/15GBのプランも選べ、5GBは月990円、10GBが月1500円と安いです。
その他ワイモバイルの詳細は下記ページで確認してください。
auからワイモバイルに乗り換える手順はこちらに詳しくまとめています。
▼公式サイトで詳細を見る▼
その他のおすすめは?
IIJmioは更に安い
月のデータ使用量が33GB以下の場合はUQモバイルがおすすめですが、格安SIMならさらに安いキャリアもあります。
例えばIIJmioは音声2GBが850円、音声5GBが950円で使えますし、キャンペーンにより更に安くなる場合も多いです。
UQモバイルは音声4GBが月2,365円なのでIIJmioのほうがかなり安いですね。
ほとんどスマホを使わないのでとにかく安いキャリアにしたいという人はIIJmioも検討しましょう。
▼ギガプランの料金表▼
容量 | 音声SIM |
---|---|
2GB | ¥850 |
5GB | ¥950 |
10GB | ¥1,400 |
15GB | ¥1,800 |
25GB | ¥2,000 |
35GB | ¥2,400 |
45GB | ¥3,300 |
55GB | ¥3,900 |
ただし、IIJmioはUQモバイルのように店舗でのサポートはなく、基本的にはすべての手続きをオンラインで完結する必要があります。(申込みは店舗カウンターもあり)
また、お昼や夕方には回線が混雑し通信速度が遅くなります。
電話・メール・LINEが中心でそれほどスマホを使わない人は問題ないと思いますが、ある程度スマホを使う人はUQモバイルの方がおすすめです。
シムラボでも、初めて格安SIMに乗り換える人はまずはUQモバイルに契約するのをおすすめしています。
auからお得に乗り換える方法
お得な乗り換えタイミングは月末
auから他社に乗り換える場合、お得な乗り換えタイミングは月末です。
auの解約月(乗り換え月)は月途中の解約であっても1ヶ月分の料金がまるまるかかります。
そのため、月末ギリギリまでauでデータを使ったほうがお得ですね。
一方、UQモバイルの契約月の料金は日割り計算されるので月末に近いほど料金は安くなります。
データ容量はまるまる付与され、使い切れなかったデータ容量は翌月に繰り越されるので月末のほうがお得ですね。
楽天モバイルは日割りではなく、その月に使用したデータ容量によって料金が決まります。
そのため一般的には使用する日数が少ないほうがお得になる場合が多いでしょう。
ちなみに本記事で紹介したIIJmioとワイモバイルも初月は日割り計算なので、月末のほうがお得です。
- 料金が日割り計算:UQモバイル・IIJmio・ワイモバイル
- データ使用量による:楽天モバイル
ただし、月末ギリギリを狙いすぎて乗り換え完了が翌月になると大損です。
乗り換えには1週間ほど時間がかかる場合があるので、余裕を持って手続きをしましょう。
auからの乗り換えキャンペーン
auから他社に乗り換える際には必ずキャンペーン情報を確認しましょう。
キャンペーンは月途中で変更になることも多いので、お得なタイミングを狙って乗り換えましょう。
特に楽天モバイルは乗り換えタイミングによってお得度が大きく変動します。
キャンペーンの切り替えは月途中の場合が多いので、必ず乗り換え前にキャンペーン情報を確認してください。
iPhone/Androidをセットで契約する場合はスマホセール情報も確認しましょう。
▼iPhoneもAndroidもお得▼
auからUQモバイルに乗り換える場合は多くのキャンペーンは適用されませんが、端末割引はauからの乗り換えでも適用される場合があります。
こちらも必ずキャンペーンの適用条件を確認し、auからの乗り換えでも対象のキャンペーンがないかチェックしてください。
ワイモバイル・IIJmioや他キャリアのキャンペーンはこちらから確認してください。
auからの乗り換えにかかる費用
auから乗り換える場合、乗り換え手数料はかかりません。
auは契約解除料(違約金/解約金)も無料ですし、MNP転出手数料も無料です。
ただし、乗り換え先のキャリアでは初期費用(契約事務手数料/SIMカード発行手数料)がかかる場合があります。
- UQモバイル:税込3,850円
- 楽天モバイル:無料
- IIJmio:契約事務手数料3,300円、SIMカード発行手数料440円程度
- ワイモバイル:店舗は3,850円、オンラインなら無料
auからUQモバイルに乗り換えの場合、手数料が税込3,850円かかります。
楽天モバイルは常に無料で乗り換えられます。
IIJmioは初期費用とSIMカード発行手数料がかかりますが、初期費用はキャンペーンにより無料・半額になる場合も多いです。
ワイモバイルは店舗で契約すれば3,850円かかりますが、オンラインなら無料なので必ずワイモバイル公式オンラインストアで契約しましょう。
auから番号そのまま乗り換えはこちら
以上、auから乗り換える際のおすすめキャリアと注意点の解説でした。
auから乗り換えならUQモバイルか楽天モバイルがおすすめです。
乗り換え時には必ず各キャリアのメリット/デメリットと乗り換えキャンペーンを確認してから乗り換えましょう。